ホーム > 詩人の部屋 > 清彦の部屋 > 太陽を見てた

清彦の部屋


[15] 太陽を見てた
詩人:清彦 [投票][編集]


僕は君を許せないだろう

あの夏から僕は壊れたままさ





やっぱり若過ぎたのだろう


君の制服姿が

全てだった



駐車場で待ちぼうけた時間は

やっぱり君の本性を予感していた



僕がたまに発揮した優しさには

恐ろしい秘密がある気がする


子供みたいな感性が

何かを知っているはずなんだ




ああ

懐かしい


まるでファンタジー世界のように眩しい太陽

あれが夕日か







夏…




吐き気がしたんだよ










やっぱり

僕は君を許せないだろう

さよなら




 

2011/11/20 (Sun)

前頁] [清彦の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -