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清彦の部屋


[151] 落書きノート
詩人:清彦 [投票][得票][編集]

心…どうする?

湿気 部屋 ひとりきり

空白 ノートは無駄

思考はぐるぐる

手足はいつも動かない


年金の問題にしても

いつだって、そう、甘やかして

ほったらかしておけば

腐敗 怠慢 妥協 裏切り

人と何かを強く結ぶには

信念が要るってのに

システム テクノロジー

組織、社会、団結力

出来上がった枠の中

飼い殺し、いや、甘えだ

おかげでそれなりの毎日


本来はもっと弱肉強食だった

獲物を狩って喰っていた

いつしか言葉と文字が発明され

知識の継承を積み上げて

安泰の上に文明が建ち

おかげで一見、平和な今日さ



誰が僕の事を見ている?

善も悪も枝分かれしてしまって

小さなコミュニティのはしっこで

今日も誰かが歌ってる


僕は誰を見ていればいい?

完全なる不完全を目の前に

横たわる堕落した部屋の角

今日も意味もない落書きが増える


全てはいつもホラ

空虚だよと仏が嘲笑ってるね


もて余した自由を使いきれない

小さなこの僕に

間違いのない本当の何かを

誰か僕に見せて下さい



2016/04/17 (Sun)

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