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清彦の部屋


[155] キミという存在
詩人:清彦 [投票][編集]

交わす言葉など

実はさして重要ではないね

言葉の意味よりは恐らく

表情と仕草、感情を読み取るべきだ


情景を浮かべてごらん

全てにおいて背景は存在している

花柄のワンピースに麦わら帽子

風が吹いては夏の匂い

湿った暑さが喉を乾かすね



君が歩くたびに

世界もまた動いてるよ


君が瞬きで遮った刹那も

僅かに君は死に生まれ変わっている


細胞が見えるのかい?

進化の過程を信じるかい?

神様に祈るかい?

悪魔になってすべてを呪うかい?


もってこいの夜だよ


僕が喋る台詞は全て過去の引用

何かに操作された人形とも言える

全ての根源は実はキミさ

だってここは

キミの世界だろう?

僕は嬉しくてたまらない

何から何まで全て愛しいと

キミがキミをキミとして

存在している事が

2017/02/21 (Tue)

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