詩人:清彦 | [投票][編集] |
奴はいかにも後ろから刺しそうだ
頑なに拒んで選んだ憧れ
否定して否定して否定して
たどり着く境地
暗闇にひとり
祈りはエクスタシズムの一貫だ
うやむやに全てを創造す
気づけば流れる景色に身を委ねて
欲望渦巻く間にうたた寝、夢つらつら
ろうそくの灯火が揺れている
戯言、笑う門に鬼来たる時
本当は最初から解っていたはずなのに
戯れ合う、儚い戯れの祈り
夢虚ろの一人芝居暴かれて
ああ、またひとつ悪夢が現実になった
嵐よ去れと、正にシャーマニズム
この破壊もまた創造の一貫か
哀れなことに
笑うしか出来ないんだ
次の角にまた、鬼来たるまで