ホーム > 詩人の部屋 > 清彦の部屋 > 愚者と砂絵

清彦の部屋


[165] 愚者と砂絵
詩人:清彦 [投票][得票][編集]


怠惰で惰性に満ちた今までだったと

今更になって僕は

投げ出した普通の青春を

後悔しているかもしれない



バラードは涙に溶けて

轟音を怒りと叫びで震わせて

僕はきっと哲学をしていた



普通の欲望は卑下して満たせず

コンプレックスの中を歌い狂い

笑いは全能でもない事を悟り

仲間は仲間であって僕自身ではない



引っ越しをしたばかりだからか

いつも空腹だったあの頃を思い出すよ



優しくなりたい

楽しく暮らしたい

美味しいものを食べたい

夢って 愛って

なんだっけな






いつも

やっぱり何かが違う気がして

時々こうして

無限に広がる砂漠の中で

どうせ風に消される砂に絵を書く如く

愚かな詩人を演じてしまう

2018/08/25 (Sat)

前頁] [清彦の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -