詩人:清彦 | [投票][得票][編集] |
怠惰で惰性に満ちた今までだったと
今更になって僕は
投げ出した普通の青春を
後悔しているかもしれない
バラードは涙に溶けて
轟音を怒りと叫びで震わせて
僕はきっと哲学をしていた
普通の欲望は卑下して満たせず
コンプレックスの中を歌い狂い
笑いは全能でもない事を悟り
仲間は仲間であって僕自身ではない
引っ越しをしたばかりだからか
いつも空腹だったあの頃を思い出すよ
優しくなりたい
楽しく暮らしたい
美味しいものを食べたい
夢って 愛って
なんだっけな
いつも
やっぱり何かが違う気がして
時々こうして
無限に広がる砂漠の中で
どうせ風に消される砂に絵を書く如く
愚かな詩人を演じてしまう