光を映し出しているような闇を閉込めるような外の陰窓の淵埃を指で拭き取るごまかし続けて生きてるのか憧れにさえ顔を逸らして周りの雑音を払う術ばかり身に着いてこれじゃ確かな叫びも聞こえない大きな声で深く胸の底から歌いたい
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