ホーム > 詩人の部屋 > 清彦の部屋 > 視線

清彦の部屋


[35] 視線
詩人:清彦 [投票][編集]


無垢な瞳を見つめていた

深く沈んでしまうようで

呼吸は苦しくなるばかり


君が嫌いになりたくなるのは

自己嫌悪と同じだったさ

昔受けた傷が覚えてる

痛みが震えだしてる




言葉の意図が絡み付いて

上手く伝わらない


あの時 解ってもらえなかった

あなたが欲しかった




遅過ぎるっていう理由だけが

胸の奥で響いてる



離れて行ったのが

全てじゃないと

解って欲しかった




あなたが最後の瞳で

訴えてた事

今でも

解らないままさ



 

2012/03/04 (Sun)

前頁] [清彦の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -