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清彦の部屋


[48] カーテン
詩人:清彦 [投票][得票][編集]

窮屈だからさ どうせならと

カーテンを閉じた

隠れんぼのように

余計な不安がまとわりつく


捜し続けたものは

焦る程 夢中になって

そのたび見えなくなって

気付いたらここまで歩いてきたよ


隔たりなど実は無い

きっと いつも同じ

言い訳に疲れ飽きたら

カーテンを開けて外を覗いてみてよ


言葉ばかりをもて余して

見るもの選べたからさ

ふいに気付いて立ち尽くした

何を探していたっけ


隔たりなど実は無い

きっといつも同じ

行き先が決まらなくとも

靴ひも結んでドアに手をかけた

捜してた何かを見つけだしに行こう

2012/08/23 (Thu)

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