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清彦の部屋


[78] 細い路地で
詩人:清彦 [投票][編集]


思い返せば それなりに

自分らしく 過ごしてきたのだろう

あの頃の夢には遠く及ばないけど

流されながらもいつも

もがいたりしがみついたり逃げたり


くだらなく笑う間に

歩き煙草も出来なくなっちまった

寒さを堪え忍ぶように

知らぬ間に身体を小さく

丸めて歩く道



あらゆる声

ふりほどいて走り去る有り様

馬鹿らしいぜ

いつも何かを見たくて

空を見上げるのさ



2014/04/22 (Tue)

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