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清彦の部屋


[79] 僕の過去を照らす人
詩人:清彦 [投票][編集]

通りすぎていった景色を

確かに覚えている

痛みの分まで深くまで響くから


暗い夜の空に ぼんやり浮いた月

離れていても同じように

見えているはずなのに


もう あなたが好き

懐かしい想いや

痛みも溢れてきて

恐れていた通りに 今 苦しむのです


ふざけるように

ごまかしてきた

あなたと一緒に笑っていたんだ

その眩しさを見つめていた

遠くに置き去りにしていた

歌を口ずさみながら


藍色だって夜空に向かって

叫んで見ていた空に

あなたが今 輝いて浮かんだ

愛しい程 光るのです

僕の事を照らしているのです

2014/04/24 (Thu)

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