詩人:清彦 | [投票][編集] |
ろうそくの灯りが僅かに揺れながら
それでも微かでも なお 灯るように
間違いなく鼓動を続けてくのでしょう
過去に自分探しを始めて
何もかもが違う気がして
全部やめたくなっちまった
何よりも恐ろしい事は
この代わり映えしない景色が
永遠に続く事なのさ
焦って何かを探したって
見つかったものには
下らない子供騙しの
トリックがついている
道化師の化粧を剥がしてみれば
それは そいつは どうしてか正体は
僕 でした
今 見えるモノ
もう一度 よく 眺めてみたら
本当の事など
どうでも良くなって
そのたびに僕はまた
「下らない」と満足そうに
失笑するのさ