目を開けると視界の四隅が溶けているリアルが曖昧でくらりとぼやける思考は満ち引きする波のよう他人の思考が波に乗って流れてきても混ざり合い私も溶けるああぁそれでもいいわ私にはわたしが重いのくらり前を行くあのわたしは… 誰?
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