詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女についた嘘の数だけ虚しくなった
自分についた嘘の数だけ侘びしくなった
強がれば悲しくなるだけだとわかってるはず
それなのにこの口は嘘をつき続ける
真実を隠そうとする
偽りで隠そうとする
でもあの日誓った言葉は嘘じゃなく
正真正銘の真実
紛れもない本音
貴女の耳には言い訳とか言い逃れにしか聞こえないんだろうけど…。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
日を追うにしたがって
夢が離れていくような気がしてる
若かったあの頃
僕らは夢をつかもうと必死になっていたのに
今はそんな元気もなく
ただただ
離れていく夢を
薄れていく記憶を
繋ぐため
生きているんだ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女は私という人間には欠かせない人
貴女は私にとっとての人生を生きるパートナーでもあり
信頼できる仕事仲間でもある
私が作ったこの名もない詩に綺麗な声で色づけておくれ
私は色のない無色の詩を作り
君は多彩な色でその詩に音をつける
その二つが合わさりようやく完璧な歌になり
一枚のレコードになる
だから
歌っておくれ
咽が嗄れるまで
歌い続けておくれ
私はこの右手が腐るまで詩を書き続けよう
それが僕らに与えられた仕事だ
だから
もっと歌っておくれ
変わらぬ声で
もっと歌っておくれ
僕の歌姫よ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女が落とした涙を頼りに
僕は新たな幸せへ一歩ずつ一歩ずつ近づいてく
そしていつかたどり着く愛という光まで
僕は休まず歩いていく
貴女がみせた笑顔は輝いて
僕の行く道を照らす道標に変わっていく
そしていつか気づく
貴女の存在がどれだけ大切だったのか
失った後にはじめて気づかされる
悲しみも喜びも共に分かち合った
君となら生きていけると思えた
だけど幸せなときは永くは続かないもの
君はまるで美しくも儚い生花(はな)のように静かに散っていった
手探りに手繰り寄せた真実を
頭の中で具現化していく
幸せに埋もれたそんな中でも
悲痛な孤独を感じながら
頬に伝う涙をそっと拭った
新たな愛に生きるために
思い出に生きることをやめ
現実を受け止めて生きよう
それがなくした愛が望むことなら
君を忘る。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女はまるで太陽みたいに
冷え切った冷たい心をあたためてくれる
優しい眼差しで僕を見つめて
孤独なことも忘れさせてくれた
僕は夜に輝く月
光を恐れて逃げてばかりいる
小心者のお月様
だけど君と出会って僕でも誰かを愛せるということに気づけたんだ
月と太陽は君と僕に瓜二つ
まるで僕たちを思わせる物語
僕は寂しくて震える貴女をそっと照らしてあげる
そして君は閉じこもる僕の手を引いて
外の世界に連れていってくれた
今でも感謝してます
あの日のことは忘れてないよ
いつまでもいつまでも
心に焼き付けていようと思う
君と出会えたことに感謝。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ふと見上げれば
何処までも青く広がる空
それととてもゆっくり流れる雲
空は私に色々な表情を見せてくれる
夕暮れの赤だったり
雨降りの灰色だったり
今見てるような青空のときもある
君が好きだっといった青い空
思いでは時を経て
褪せてしまったけど
この空の青だけは
変わらず青のまま
僕の瞳に映っている
君と見られないのが残念だけど…。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女と私が生きること
それは同時にとても短い物語を書き綴っていくこと
今日という日も
この物語の一部分
君が生まれて
僕が生まれた
年下の君と年上の僕が出会って
恋に落ちた
そうして僕らは夫婦になった
いま息をして
息を吐き出した瞬間
それはもう戻ってこない
ごく普通のことだけど戻ってこない
だから君といられるときは僕にとって何よりも大事なときだ
涙して笑って
喧嘩してふざけあって
どれもが大切な場面(シーン)だから
テレビドラマのように用意された台詞を台本通りに読む人みたいに
本当の恋じゃない恋は切なくなるだけ
だから僕は本気で君と向き合いたい
short story
来年も再来年も
君と生きていきたい
二人のメモリー
この物語が完結するまで
休まず書き続けていこう
死にたいなんていってる暇なんかないよ
だから
今日という日を噛みしめていたい
生きてる証に君を愛していたい。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
貴女と私の愛は
まるで錆びてしまったかのように
あちこちが剥げてきている
このままだったら
きっと最後には壊れてしまう
仕舞には手遅れになってしまうよ
たまにはkissだけじゃ満たされない夜もある
そんな女心を解っているのなら
今夜いっそ君をたべてしまおうか
ありったけの言葉で
捨て身の覚悟で
僕は君を抱きしめる
これ以上君に悲しみを背負わせるわけにはいかないから
僕は君を抱きしめる
柔いからだを抱きしめる
月明かりの注ぐテラスで。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
悲しみの数だけ
流した涙
喜びの数だけ
浮かべた笑顔
きっと涙せずには
あんなに笑えなかっただろう
苦しいけれど
辛いけれど
涙したから強くもなれたし
君を守れる力にもなったから
涙してよかったって思うわけです
悲しき悲しみ
僕はけして嫌わずに
素直に受け入れているわけです
嬉しき嬉しさ
泣いた後の君の笑顔が一番輝いて素敵に見えるわけです。