詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
本当の事に気づいた今
ボクがボクらしくいれる瞬間
それは多分少ないはず
「なぜ、生きてるの?」
そう言われた途端
ボクはなにも言えなくなった
本当じゃないお飾りの振る舞いは
本当でいたい自分を隠してしまう
胸の中にしまった悲しさも切なさも
吐き出せることもなく
ボクの中に深く深く沈み込んで積もるほど重くなる錘となる
本当の自分っていったいどんな姿?
それさえも
わからなくなる事はとても悲しい
途切れない人ごみの中で迷いそうになる
そんなボクの手を引いて
静かな場所まで連れてきてくれた
胸の中に隠れた恥ずかしがり屋の本当のボク
きらめけ
ボクよ!
まだやれる筈さ
輝け
ボクよ!
わからない答をうやむやにしないで
いつか知るんだ
光沢をなくした宝石のように華やかさがない瞳をした
自分が鏡に映る
とても悲しい目をしていた
つぅーっと涙を流すボク
ボクが無理のない
ボクでいるために
ボクは新しいボクになる
そのボクはもう
昔のボクじゃない
ボクがボクらしくいれる瞬間をもっともっと感じたい
だから
そのために今
なにをすべきかなにができるのか
考えて考えて考えすぎて夢の中
大切なのは今を生きながらも未来を思い浮かべて想像する事
それだけでも
何か変わるかな
きらめけボクよ!
力の限り生きてやれ
きらめけボクよ!
命の限り生きてやる
終わりのない
見果てぬ夢を追う旅は
明日へと続く。
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喜びと悲しみの中で
今日も涙して笑う
退屈で憂うつな日々
今日もそんな感じ
忘れるなかれ
そんな毎日でも
かけがえのない
日々だという事
忘れるなかれ
そんな毎日こそ
輝くべきものだ
わかってるはず
目に見える幸せと
目に見えない幸せ
どっちが大切か?
本当はどっちだ?
見失いそうになりながらも夜は過ぎていく
思いきりのない今日がただ何事もなく終わる
ああ
明日へとわたっていく
悲しみ喜び
この背に抱え
退屈憂うつ
山ほど連れて
歩いて行く今日に小さな美しい幸せを
これだけはけして
忘れるなかれ
消してしまうなかれ
忘れるなかれ。
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逃げ腰の夕暮れ
キミを背にして駆ける
切り刻まれる風景描写
少しずつ 少しずつ
元来た道に戻ろう
少しずつ 少しずつ
大人になっていけりゃ
それでいい
振り向かずに
逃げ出さずに
いられる奴ほど
たくさんの
悲しみを知る
たくさんの
苦しみを知る
本当に強いのは
逃げてしまう奴より
逃げ出さずに
涙押し殺して悲しみにたえるキミだ
逃げちまうボクなんかより
ずっと
逃げ腰の夕暮れ
握り拳ひとつ男は時に
やらねばならぬ時があり
こんな
日々は自分を壊す
わかってはいる
わかってはいるんだ
だけど
涙流して流して
時に押し殺して
駆け足で逃げてく
夕暮れはきれい
不意に振り向きゃ
きれいな夕暮れ
ボクを迎え入れる
きっと
わかってはいる
わかってはいながらも
言葉に
態度に
表せず途方に暮れる
逃げ腰の夕暮れ
言葉にならない想いは本当を遠ざける
ふと気づけばこんな淋しいみちのうえ。
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笑われてもいい
自分を閉じこめるくらいなら
バカに
されたっていい
短い人生の中で
自分自信を輝かせられるなら
それはそれで
素晴らしい人生だと思うのです
カッコつけないで
飾りなんかつけないで
胸を張って生きてごらん
いつか誇りを持てるような
輝きが胸に生まれる
その時こそが命が輝く日
自分自身が
素晴らしい輝きを得る日
力強くボクの心を包む
私の言葉
私の想い
それとあなたがくれる
大切な大切な
たったひとつの命の息吹
この胸におだやかに吹き
ボクのすべてを
そっとためらいもなく包み込む。
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もう人間達の決めた決まり事につき合わされるのはうんざりだ
いつの間にか個人の自由選択のものが
ボクの家庭(せかい)の中では当たり前になり
その上いろいろな圧力がボクを押しつぶす
吐き出す溜息にすり減らす心
プライドなんて闘争心なんて
さらさらないのに
持ちたくないのに
まるでそれが生きる条件の様に
ボクの行く手にドンと立ちはだかる
何がみんなが持ってるからだ
何がみんなが手にしてるからだ
そんな事
ボクには関係ない
世界の掟の様に俺を苦しめるそれは
俺にとってはどうでもいい世界のこと
それを手に入れるために大事な時間を苦しみながら
やることもない
それならばボクは自ら終わらせてやる
そのための
リスクならいくつだって背負うさ
ここにはボクの本当の気持ちをさらけ出せる場はない
ならば自分の足で
自分の目で確かめに行くだけさ
狂ったように叫びをあげて
良心の呵責のように自由を手に入れるさ
嫌々やって手には入るより
本当に手に入れたいものを手に入れたい
限りあるこの命には要なし
本当に手にしてたいものを手にしてたい
誰が言ったのか
これを世界の掟と
気を狂わせて
理性を崩壊(こわ)す
この無意味で憂うつな偽物の当たり前をぶち壊したなら
本当の自分を
本当にボクがいるべき世界(ばしょ)へ行こう
いつだって
自分の為に自分の為にと
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ほかの奴の目なんか気にせず生きたい
生きていたい
無意味で憂うつな
いても楽しくもなく生きている輝きを手に入れられない
手にしたくもない
そんな場所にいるよりはずっと
自由な世界へ行くべきだ
そう想ったときから
想い始めたときから
ボクはボクの為だけに
ボクはボクでいるため
このルールばかりの変に畏まった世界を嫌いになったんだ
今も
嫌いさ嫌いなんだ
反吐がでるほど
セカイノオキテ
なんて
シッタコトカヨ
俺は悲しい奴だと想われても
同じ世界の中
異世界にいるみたいに
白鳥の中から孤立した黒い羽を持った汚い鳥
それで構わない
どう見られようが
世間体がなんだろうが
ボクの世界は
ボクの中でいつもいつだって回っているから
ふざけたこの世界に憎しみを抱いても
悲しいだけむなしいだけだ
だけど
ボクはボクの想いを守る
ボクはボクの判断を信じる
バカな奴とか悲しい奴だと陰で笑われても
笑わせておけ
殴る価値もないさ
毒づくのも言葉の無駄遣い
ただ「本当に悲しい人ね」
とそんなような瞳で俺を見るな
俺の損得は俺が決める
わかったような
口振りをするな
この世界の腐ったルールやつながりなんて
今
断ち切って
燃やしてやる
「孤独」だと言われようが
「愚か」だと言われようが
悲しみはまだ胸の中
変わらずボクを苦しませる
黙ってニヤニヤ受けいれるおまえ等には理解の及ばない世界の話
俺のセカイノオキテ
このセカイノオキテ
似て非なる
全く異なる世界の話
夜明け間近の
朝がまた見えないオキテに縛り付けられた真っ白けのただ無力な人
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押さえつけられた
俺の悲しみにあわよくば曲をつけて独り歌いたい
奏でたい
勝手だとヤジを飛ばされようと
決心を変える気は毛頭ない
それが俺の生きている意味、答だ
独りでありながら幸せな
俺が生きている間限りのオンステージ
願わくば
毎日毎日ずっと詩を書き続けていたい
煙たがられても
無視を決め込まれても
存在を否定されても
ボク自信の存在は
ボク自信が認めよう
ボク自信の実力は
ボク自信が認めよう
この世界の掟なんかじゃ
想いは透明のまま
いつまでも鳥かごの中
窓の外飛び立てない
だから
この世界から
脱却するのさ
セカイノオキテなんて下らねえ
悲しみを深まらせるだけ
生きていく意味も意義さえわかってないのに
いつか終わりをむかえる僕たち
本当に狂っているのは世界の方かもしれない
だから
ボクはずっとこれからもなにがあろうと
世界を嫌いに嫌い
グチばかりをこぼし
悲しく幸せに生きる
どんな終わりをむかえるか
それは思いもつかないけど
それまで
ボクは勝手気ままに自由のまま
心が命じるままに毎日を暮らす
楽しく幸せに生きる
ボクが本当に
いるべき場所で
自身が本当に
生かせる場所で
それが俺の中の
いや
俺の人生すべて
ボクノセカイノオキテ
何色にも染まらない
孤独な色をした
ボクノセカイノオキテ。
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駆け出していく
まだ見ない未来へと
止まらずに行こう
いつか答見えるさ
明日また明日と繰り返す中で
見えてくる景色にボクは何を想うだろう?
悲しかったと嘆くのか
それはわからないけど
いま確かにわかってる事
未来はそれ程遠くはない
すぐにボクに迫りくる慌ただしい季節の波に乗って
※ああ、全力疾走で走り抜けて行こう
止まない悲しみの雨の中を我が物顔で
問い掛け集め夜空にバラまく
輝くのにはなにが必要なんだ?
何気なくこぼした溜息切なくなって
さり気なく放った言葉に心底傷ついて
残ったモノは埃をかぶった機械仕掛けのハートだけ…ハートだけ
わき腹に痛みが走ろうが
砂利(すな)を噛もうが
もう行くと決めたならば
手加減無用さ
ああ、びしょ濡れのボクと涙で滲(にじ)んだ日々を走る
そしていつかボクにも見えるだろうか
何度も挫けあきらめかけても
追いかけ続けたあの素晴らしき夢が
いま生きている事の意味と鮮やかな喜びが
歓喜にこみ上げる想いと混ざりボクという存在を明らかにする
ひどくどしゃ降りの道を
1人とぼとぼと歩く
水浸しの靴と終わり無き明日への闘争
正しさも間違いも
心のページに事細かに刻まれて
消すことなんて
できないんだ何をどうしたって
うやむやにした過去も逃げ通したあの日も
ただこの一瞬でかたがつく
終わりのない明日はない
永遠を駆けるような気持ちで限りある
道を突き進む
止まない雨の中を息することも多分忘れて
ただ無我夢中で生きているんだと世界に叫ぶ
※くり返し
燃え尽きた情熱と
灰になった夢
だとしてもきっと
届かない明日はないからボクは理想とは違う未来を歩くだろう
あきらめがついたら
潔く足掻きもせず
走ることをやめ歩こうか
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雨が降ったら迷わず傘を差すような生き方で
がむしゃらにはもう生きれないから
消えそうな心の灯火にふっと息かける
この世界に残したい証は小さいもの
だけれど精いっぱい走り抜いた
あの日は今も記憶の中で輝いている
ざわめいた声が通り過ぎた夜
ボクはそっと佇み星を見上げる
そして雨が降れば止むのを待つ
時間は止まってはくれないさ
全力疾走した後のあの空の色
今も思い出すんだ
輝いていたボクを
色めいていた日々を
今も心の中にある
その瞬間だけ
ボクはあのころのボクにかえれる
※くり返し
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
あなたのことを
深く深く傷つけて
ボクはまだその
愚かさに気づけず
孤独な闇を彷徨う
部屋の窓から差し込む光を浴びて
過ぎ去った日々さえ取り戻せず
ただ順調に遅れていくばかり
幸せを望むことも忘れていたくらいさ
今何をボクは望み願うのか
それさえもわからない
これから行く道照らす灯りさえボクにはないから
必死にかき集めた思い出と眠ろう
いつの間にか忘れてた
気がつくと夢の中
争いを越えた朝に独り
気がつくと僕だけ
昨日の夜も昨日の朝も
僕は独りさ
愛を失くして
僕は独りさ
昨日の夜も昨日の朝も
ずっといつまでも。