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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[2077] 悲しくも切ない物語
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕らはなんのために幾多もの日々を繰り返し今を積み重ねて必死になって夢を掴もうと幸せになろうと何ひとつない闇の中へ身をささげいつかは誰も光の届かない終わりに向かうのに

さみしさが僕に語りかけてくるよ
時々僕は生きることに自信をなくし生きていくことや生きていることに疑問を抱き答を出せないと苛立って壊れたブリキのようにやたら自分を傷つけ励ましさえも遮っていた

君はただそこで当たり前に自然な形振りのままですぐそば近くで笑ってくれればいいよ
ありふれた毎日に身をあずけ絶え間なく続いて行くそしてまた僕も何かしらの夢を追う旅人さ ラララ…

明日の朝また僕も度に出るのだろう
滑稽なダンスで世界をふざけながらも渡り歩いていければ
そして君はただそこで僕に笑いかけて
二人笑い合って他愛もないことを言いながら突き刺さる言葉の奥に罪悪を感じながらふざけあっていることもこれもとても欠かすことのできない必要で大事なことなんだよ一度限りのしかないものだから

そんな風に作り上げていくたくさんの場面そして繰り返すすべての生命(いのち)輝く営みの中でありふれた当たり前なありきたりなきらめきながらときめく想いに僕は素っ気なく届けよう

冷たい世の中の態度(すがた)が変わる時をひたすらなまでに待ちわびるかのように立ちすくむ 昨日と何ひとつ変わらない今の中で 1日の途中で不覚にも気紛れに眠ってしまった
夢の中へ 覚めない眠りの中へ 深い底の見えない 闇で見えない 深すぎてよどみすぎて果てのない日々を歩くのみで仕方ない 今この時もずっといつもいつだって そんな
日々はまるで悲しく切ない物語みたいだな悲しき物語の主人公(ヒーロー)や女主人公(ヒロイン)じゃ切なくてしようがないしあまりにも悲劇的すぎて突発的すぎてヒントもなく訳が分からずどうすることもできないのも当然で仕方ないよね。

2008/01/27 (Sun)

[2078] 蒼い寂しさ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


答のない毎日にそっと疑問を抱いて
歌をうまく歌おうとしたけれどうまくなんて歌えなかった
いつも下手くそな歌しか歌えない僕はみんなに嫌われていった

可哀想になんて同情なんてものはいらないさ 必要なのは当たり前な愛というものだけさ

抱きしめ合えば近づいてくる終わりにも悲しまないで
少しは痛みが和らぐかな
少しずつちょっとずつではあるけど何かが変わる気がしてる
新しい光が僕をその先で待っててくれるようなその先に僕を迎えてくれる何かがあると信じたなら
歩き出そう

どんなに不器用でも
不細工でも形をちゃんと成している
確かなものなんてないのさ そうなんだと思い込むその心のどこかで自分に忠実などんな悲しみにも負けない強さがあるんだって君はいつか語ってた

らしくないななんて言わずもがなわかっている 正しさなんていつか君の中で強く信じたなその揺るがぬ真実の光がきっと正しいのさ きっといつかそれが正しいとわかるから
きっと きっと きっとステキなメロディーになって君を取り巻く生活を変える輝きを与え闇をかき消す誇りにさえにだってなるんだ
だから唇を噛み負けそうな自分を戒めたなら大地を蹴りあげ走り出せ雄叫び世界に吠えるように
旅立ちは早い方がいい
早いことに越したことはないから
歩き出そう

新しい明日へ
新しい未来へ
新しい日々へ

何もかもを塗り替えた
変わりゆく悲しみを思わせない 忘れさせるんじゃない
ずっと君の記憶に残しておくための小さな一時的な瞬間の傷みです この蒼い寂しさは。

2008/01/27 (Sun)

[2079] 愛の正体
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君の探してる真実(こたえ)は愛の在処 を見極めてその正体をつかんだときにこそ解るんだ
言いたいけどまた今日も言えずに胸の奥(なか)にもどかしくふるえる心持ちで押し込める僕のこの切なさは嘘じゃないさ 昨日にしたって

絶え間なく繰り返す
積み重ねては気に入らなくて崩すこの傷みにまた悲しみがしみるよ涙になって
心の中にある過去へと辿(たど)る記憶の道を振り返るように過ぎ去った日々を胸に手繰り寄せ思い出していた

月が光を放ち
窓辺腰掛ける僕を照らし出した 暖かくはない冷たい光
世界だっていつでもやさしいばかりじゃ生やさしいうざったい愛と代わりなんかないから
時には厳しさみせてその威厳でわがままになる愚かさを引っ込めるよう住まう奴らに促(うなが)す
いつだって
少し解ってきた
僕だってもう
幼くはないからね
解るからね
解ろうとしさえすれば
大人のよくいうエゴやルールが正しくはなく形だけのすかすかの中身のない根拠さえありはしない見栄だと解るくらいだもの
そんくらい世界は腐りに腐り今にも人間たちの勝手なわがままや怠慢で崩れてきそうなほど
悲しみは少しずつではあるけど世界を浸食しつつある
今はどんな状態(くらい)なのかは全くの皆無だけど

これだけは解るだけの頭はあるし利口さも準備済みさ
それが本当の
みんな信じたくない愛の正体 世界の正体 だとしても僕は悲しまない だってここにある愛には関係ないしぜんぜん外とはつながりも関わりもないし蝕んでくのはエゴや欲望に溺れた人たちの愛のみだから 僕らの愛は無事も無事さ 明日も清く楽しく愛を育て分かち合いいつか花を咲かすの本当の幸せの花を汚れた世界に唯一美しくきれいな花を生むんだよ愛という水をたっぷり注いでね見てごらん遠く僕らが期待してた未来が僕らに手を振り笑うのが見える輝きがゆらゆら揺れて光るよ。

2008/01/27 (Sun)

[2080] 止まった時よ動き出せ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どんな願いも一つだけ叶うとしたら忙しい毎日にもしも休息を許されるならば
安らぎ求めて僕は流れ去る時の早さを止めてくれと願うだろう
忙しく慌ただしくきがくるうほどに世界は動いているけど
雲の流れ 車の流れ
行き交う人の流れ
時間ごと全部止まれ
永遠の時間の中で
永遠に終わらない
止まった時の中で
ずっと生きていたいずっと楽していたいいつまで経ってもやりがいや情熱や使命感の見いだせない仕事なんてやってる意味もどうやらないから だけど、あきてしまったんだ友も家族も同僚も逆立ちさせてみたりはり倒したり意味もなく鼻にティッシュ詰めてみたり落書きしてみたりしても怒らないし動かないからもしも夢だとしても再生ボタンをちょっと遊んで満足したら飽きたからともう良いやと寂しい顔をして悲しみ胸に潜ませて またいつもの時間を暮らすのさ いつものように普通に忙しさややることがあり人から少しばかりでもわずかでも信頼され必要にされる幸せや満足感に満たされてる今が実は僕はあまり嫌いじゃなかったそしてどれだけ隠れた胸の内ではこんな日々を恋人にしておくにはもったいないと仕事を一生の奥さんにして愛してたのか思い出したからかな チャンネルを空にかざし まっすぐ向けて照準を合わせ ポチッと世界の時間をまた元に戻し また忙しい日々が始まる僕も何事もなかったかのようにチャンネルをこんな物とためらいはしたが炎の中へ放り込み また僕も忙しい日々に舞い戻るみたいに動き出す 時間の中に合わせてスーツ姿でスクランブル交差点社会という列に並び満員電車に飛び乗るいつものように笛を鳴らし鼻声のような変梃な声で言うんだよ『駆け込み乗車は危険ですのでおやめください』ってこれこそ幸せこれが幸せ当たり前な幸せだよって見えない神さま言ってるみたいに発車ベルがけたたましく爽快に鳴って、また僕だけの忙しい1日が幕を開け始まるのさ。

2008/01/27 (Sun)

[2081] ありふれた人生
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みんな、
願ってるのは
心から、
望んでるのは
当たり前な
何の特別なことなんてない 贅沢じゃない そんなの 本当は望んじゃいない みんな 当たり前に幸せになれること当たり前に住む家があって暖かく迎える家族がいて当たり前な人生を当たり前に望んでるさ そして自分を生むためにおなかを痛め生んだ誰かや自分の成長のためにいっぱい金を稼ぎ素っ気なくも何気ない愛で見守っててくれた人たちが自分より先に死ぬときは目いっぱい悲しんでありがとうって言って送ってあげて自分が死ぬときはできればそんな人たちのように送ることはなくても僕の大好きな分身たちや愛する誰よりも先に逝くとしたらその人にもちょっとはいなくなるとき自分のために泣いて悲しんでくれるような存在になれたならそれこそがそれはそれはありふれすぎねでもとっても現実味溢れてて素晴らしき幸せな誰もが憧れるシンプルだけどそんな人生ならばそのくらいでいいのさ
そのくらいでいいのさ
要するに
詰まるところは
そのくらいを望んでる
そのくらいを望んでる
それをいちばんの幸せと思い考えてる

みんな みんな みんな 誰もが金持ちになりたいとか総理になりたいとか支配者になりたいとか正義のヒーローになりたいとかたくさんの夢がある中でも本当に叶えたいのはそういう夢の下に埋もれ見えなくなった隠れた幸せであるはずなんだ
であるはずだから
みんな みんな みんな 夢が叶わなくても 子供の頃からの夢が非現実的だとわかって打ち砕かれてもそういうふつうすぎるくらいの今まで隠れてて見えずにいた本当の幸せ 本当になりたいと願うような明日 欲望を乗り越えた先にある欲望も入り込めない叶えるべき未来 手に入れたいと誰もが心から思う幸せの形(すがた)であるはずなのです であってほしいのです 僕は つまらない欲や夢なんかに左右されたり 惑わさて大損したり

2008/01/27 (Sun)

[2082] ありふれた幸せA
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


そっちの方がくだらないし
いい加減惑わされてないで
惑わされてるだけの人生なんて悲しいだけさ
だからほら本当の幸せを見極めて見つめるくらいの勇気を持って見つめられるくらいの強さを抱き
愛する人や 大切なもの かけがえのないもの
死ぬまで
人生を目を閉じ終えるそのときまで
終止符を打ちさよならするまで そうやっていくつもの当たり前な日々を当たり前にみんなでばかみたいに繰り返して忘れられないくらいの思い出を積み重ね遠い未来でいつか年をとり寝起きするだけでもつらくなるときがきたら昔を思うだけで涙流せ心暖めてくれるような 胸あつくなるような思い出作れたならいいなそんな思い出作るために今を精いっぱいだから生きよう生きてるんだから後悔なんかしないためにも人から何をいわれても自分なりに自分が満足できる未来を手にするためにそのことでその先になにがあっても責任をためらわずに受け止めてまたゴタゴタしたそれ片付けたら新たな幸せ手に入れるのをがんばるからなんてそんくらいの誠意と情熱と底意地の悪さほしいよ悪あがきしたらどうよしてみてごらんよなんて僕は僕に生きるヒント与えるように問いかけるだけど自分ではなかなかわからない疑問もあるからそっちの方に頭を悩まされていることははぶけない現実のつらいとこではあるけれどね頑張って頑張っていこう誰かのためにそれからもちろんこの自分自身のために自分自身が形作り自分自身の歩いてく人生なんだからって言い聞かせながら行くよ今日もおそらくはちょっと曖昧な来年も
それが幸せになるコツ それこそがもう幸せの姿なのだから もう惑わされないよ僕は、 惑わされない強さも勇気も持てたからこれからは強く強く勇気を手に生きていきたいなずっと信じ信じあい愛を温めあい幸せはすぐここにあるってこと忘れずにいたいいつまでもずっと永遠という長い時間の中で終わっても終わりなく心温めて。

2008/01/27 (Sun)

[2083] 手と手 心と心
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕と君との手と手をぎゅっとつないだら
離さないようにいつまでもいれますよう
2人して同じ願いを空にかけるんだよ

その望みはいつか空に届き心に返るから
ふとした何気なく暮らす瞬間(とき)に気づくんだ あの時あの日二人して願った願いが届いたってさ
はじめてそこで二人の幸せが扉を開けるんだ 蒼い涙拭ったならまた歩き出せる
ここからが本当の僕たちの新しい物語の始まりさ

だから 手と手をつないだらもう二度と離さないように また同じ過ちかとか言わなくていいように 謝ることもないように
二人信じあえる強さと絆で明日も巡り会える奇跡と喜び分かち合い歩いていこう生きていけばその先にまばゆい光差し込む場所にたどり着き いつか夢というお互いが願いしあの夢の中へ行けるから
不器用なその手で精いっぱい笑い一緒につかんだ喜びの甲斐ある幸せの斜光(ひかり)をいつかこの君と僕の右手左手あわした4つの手で輝くべき未来(あした)を掴み取ろうこの手にしよう そのために今を 一度限りの今という今を遮る闇駆け抜け精いっぱい力いっぱい 何か信じそこにまばゆく照らす光をまた誓いを見失いそうになったら見いだして 二人の描きし愛がかすれていつの間にか消えてしまわぬように強く 強く互いを思い合い 信じようこの二人の愛だけを
絶え間ない明日に希望はあると 夢がもうすぐ叶うんだと
年を追うほどの悲しみに見えかけていた答をゆるがせはしないさ悲しくたって歩いていくんだ 唇と唇 手と手を握りあい重ね合わせるあたたかさにまた僕は忘れかけた愛をはぐれないようにと引き戻すんだ心にまたしまい込むあたたかな西陽が差す部屋にあの日願ってたありふれた幸せが当たり前に瞳に映り今僕のこの目にはっきりと映ってる夢じゃなくすべて本物の現実として夢が叶った瞬間を見た世界の中ではじめてあなた以外を信じれた喜びを本当にありがとうね。

2008/01/27 (Sun)

[2084] 落とし穴をよけて歩く
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人の生きざまを見た
指で自分の生きざまを生きていくこれからの道をたどるようになぞるように僕も
僕の生きざまを知る

変わらぬ世界で今も
変わらぬ気持ちを抱きながら夢も理想も叶えてない物語の明日というページをまだめくってる途中で
まだまだ明日にはたどり着かない時の中
止まっているように
動かない時間は僕もろともそこで固い石と化す 腐敗と悲しみ喜び妬み嘆き様々な混声の響き渡るとてつもなく尊き我が故郷 この世界で
未だまだ僕はおびえながら そわそわしながらうろたえながらがらよろめきながら現実の落とし穴をよけて歩いている
歩いていく なるべくうまく生きる方法を探すように自分をいいように巧みなうそやいいわけで丸め込んでごまかしてばかりいて逃げていればいいという考えを持ったそんな意気地のない弱虫のずるい奴のように。

2008/01/28 (Mon)

[2085] なんか、こんな日々
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


数字ばっかの羅列が並んだカレンダーを目で追いかけるみたいに 次々にめくられてゆく毎日
今日という日も気付いたらまた遠い思い出として思い出すなんてことならば最初から宣告も承知さ
ただ早足に過ぎていく僕らの日常は別にそうしたいからしてるわけでもなくて
ただなんとなくで過ぎ去ってくだけさ

天まで空を貫き立ち上る霧の先へとくねくね曲がった螺旋階段をどこまでも上って
僕ら真っ白に染め上げる それが真実だとわかっていてもわかっているよとさえ人はなぜだか言えずに思いに反して素直な心隠すように妙な相づちで話を合わして
その場を繕うかのように言い訳やつまんないお世辞で塗り固める
和やかに取り繕い済まそうとだなんて僕らいつからうまくなったの?なんちゃって んなことばかり繰り返してはまた僕は階段を駆け上る
自分を苦し紛れの言い訳で悩まし散々迷わせた真実がどんなものであってもどんなものなのかこの目で確かめない限りはまだ見えないから
信じるわけにはいかない疑いもちょっとかわいそうだから
僕はその真実を未完の真実としていつかわかると どうせならば疑っているよりも信じてみた方が断絶気持ちもずっと清く晴れやかになるし その方がいいに決まってるってこと
んなことはわかりきっているから 誰かに怒られたり 誰かにばかにされ続けたり そんな日々は誰だって嫌に決まってるけど階段を上るうちに出逢う試練の中にはきっとそんな理不尽極まりないおふざけもちらほら見あたるから ひとつひとつそれならば征服していこういつもの感じ思い出していつだってさ物事を深く難しく考えすぎないでかといって簡単に考えすぎるのも困りものではあるけどちょっぴり未来の片端見えた気がしたささやかなる冴えた運命の計らい僕らしさをいつも追尾(さが)して狙いを定め撃つのは目の前に現れるいまといういまを確かな的をめがけ迎え撃つんだ。

2008/01/28 (Mon)

[2086] 2つの瞳2つの世界
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


流れ去ってゆく数あるたくさんの記憶たち
遠ざかる歳月
僕はだんだん年を重ねて大人へとなってく
誰もが皆同じ

粋がってただいたいだけじゃないさ
忘れたように
とぼけたように
鏡の前の君はいつも自身なさそうに顔をしかめて目を伏せる
そのあまりの切ない自分の姿に不思議と胸を突き刺し心の奥がズキッと痛んだ

どれだけの歳月があの頃から経ちなにを変えてしまったのかどれだけ僕の瞳の中で形を変えて今目に映るのか?どれだけあのころみていた姿から想像するにどんなふうに見てたんだろう思い出せない部分は後で埋め合わす。指で数えふと思い出しては戻らない過去(とき)を悲しみで満たさぬように胸であたたかさに変えて懐かしみ終わったことや仕方ないことはわかってるから
追いかけるようで追いつけなくて
つかめるようでつかめない夢…理想

形だけや名前だけのやさしさは苦しい
現実なんてそんなものさ なにが変わったってなにを変えたところで瞳に映る寂しさや悲しみはあのころからなにも変わりなどなく全く同じようにそこに今僕の少し握った瞳に映っているのさ 言葉にもならないほどくだらなく
言葉にする価値もないくらいのありきたりな現実が寝そべるだけさ 心の寂しさはあまりにも多く計れぬものでいくつもの幾多もの形にならないまだ完全に大人になりきれず幼いもどかしさだけやぎこちなさがあどけなくコーヒーのカップの底に溶かしきれてなかった砂糖のようにわずかに残る切なさに似たこれは吹っ切れずいつまでも抜けきれなく僕の中にあふれほろ苦くさせる過去に別れきれなかった僕自身の弱さを意味する明らかな残り香 昔の僕が心(ここ)にいたも今もいる存在の確かな証。ただ真っ白く染まるように心の奥底で呼び合う共鳴して響きあう永遠のさよならを惜しむ姿どこまでも悲しくさせるのが憎くてその意味こそ分かんないけど

2008/01/28 (Mon)
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