ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 投稿順表示

甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[2257] 夜明けの街に陽は昇る
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

行き詰まりになる
押し込むように無意味に流す過去がもう
いっぱいいっぱいで入りきれないようだ
想ってるよりも
世界にはたくさんの想像や知らない事があふれているから
あんまり知ったような口は訊かないで
その生意気な口振りがいつでも他人を怒らせる 時間は時間でいつでも僕を追い立てるように流れ 僕は僕でビビっちゃって臆病風に吹かれて黄昏

表紙のない物語
題名もない物語
その中で幾億もの奇跡の様な偶然に出逢う
その度に喜びと悲しみに出逢い何かを知る
この先手放せなくなるほどかけがえのない大切なものになる貴重で不確かな記憶を
心が目覚めれば解るよ
夜明けの街にいま陽は昇る時が動き出す
夜明けの街に陽が昇る刻に
夜明けの街に陽が昇りまた朝が始まるよ
僕を突き動かすものはいつでもいたいけな瞳の君 全ての出来事があの日から偶然じゃないと思う気持ちは本物(しんじつ)か
そして絶え間なくきりもなくあふれる敵でも味方でもない脳天からつま先まで食えない欲望(やつ)

取りあえず支度してさ 日常のゴングが鳴るから今日も出掛けるんだ 遠い旅へ 小さな旅へ 悲しみと喜びそれと愛 背負(しょ)っていつも時計の針が出発の合図を報せる その時がきたら目覚めていつもの様にコーヒーでも啜りゃ良いのさ
そしてそんな事を繰り返していつか 僕を突き動かす始まりのゴングが鳴らなくなるまで 何度となく何度でも繰り返してく それが生活
繰り返していくことこそ生活の基本形
そしてゴングがいつの間にか鳴らなくなったらそれはそれで みんなそうだしなにも不思議に思わないそれどころか終わった事にさえ気づかないかもな『目を覚ますそして飯を食う』そこから始まってく'誰か'の生活がただもっともっともっと笑えるような幸せに満ちた日々を暮らせるようになりますようにと願い今日が終わる度どうかと思い直しながら眠る。

2008/02/29 (Fri)

[2258] 永遠の時を刻む時計
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

希望なんて あくまでも未来を開くただのひとつの鍵でしかない
自惚れないで 自分の弱さを飾りたてないで 自分の弱さに溺れないで 孤独な自分に酔いしれていないで さあ 扉の先にある未来は自分の努力次第さ 自分の今に身がゆだねられている
こんな風にただの1日でも未来にとっては大事な今さそんな毎日を積み重ねて未来は出来るのだから
頑張った数だけ夢の粘土は知らない間に心の中で形になる
あの日粘土をこね始めた時から 今という今に賭けている

だから ねぇ

1日1日が今の僕にとってどれだけ大切なのだろうか考えてる
1分1秒忘れないように一瞬一瞬を駆け抜けたいと思うのも当然さそうだろう?

もう戻らない日々なら尚更さ 戻らないからずっと忘れずに記憶していたい思い出があるのさ
積み重ねてく日々は1日ましてや1分から1秒さえかえらないからこそ
大切な消しちゃいけない記憶も思い出の中には沢山ありそれはこれからも増え続けていくことでしょう
心の中の奥にあるアルバムの中に刻まれてる 思い出が増えるたび1日が経ち今日が終わるたびに歌が流れる それは今日を弔うさよならの歌 時間に追われ駆けずり回る毎日がまた今日も始まりの小さな足音に耳をかたむけながら 夜明けを眺めるんだ
今日もその限られた時間の中で生きてる はるかに先を望み走り去る背中…その時の後ろ姿に走り書きするような真っ黒に埋め尽くされたページの片隅の句読点の手前あたりで眠る
月明かりに包まれながらやさしいバラード終わりを告げるベルの音をききながら
永遠の時を刻む時計の針の音にやるはずだった予定も全てを狂わされ悩みながら頭の中のスケジュールもたちどころに片っ端から予定外でしたとばかりに裏のものが表になり今まで表だったものが裏に変わってしまう そんな計算できないまか不思議な世界の中 いつもいつでも笑いが絶えないハッピー世界 それが

2008/03/01 (Sat)

[2259] 永遠の時を刻む時計・続
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の生きてるリアルな現実世界さ
妄想世界なんかじゃ手に入らない
ものいっぱいあふれてる世界さ
でも時々かないもしない馬鹿みたいな夢見たくもなる悲しいリアルなのさ
そこんとこもういい加減解ってほしいよ 怪訝そうな顔をする誰かにも 今はだめでもいつかいつの日か 解ってくれるとそれこそ馬鹿みたいに願い信じてるから
永遠の時を刻む時計が報せる時間の中で急かされながら針の進み具合や動きにたとえ夢でも嘘でも幻でもなんでも僕は焦りまくり追い立てられながら
終わりへとたどり着くまで または夢までたどり着けるその日までの我慢だけど
繰り返し繰り返し僕はだいたい同じことで悩み悩まされながら限りある時の中を駆けずり回り永遠のない追いかけっこを楽しむだろう
繰り返し繰り返し同じことを同じように楽しみながら
なんでも有りじゃない決まりきったルールが支配し身体の自由をさりげなく奪う世界で。

2008/03/01 (Sat)

[2260] 無題 また1から
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


強がってしまう
なんだか
君のためを想うと
強がってしまう
やたらに
自分を高くしようとする
高くしようとしてた
君に気に入られるために
今まで

なんて悲しい恋だったんだろう
まるでありきたりな物語のシミだね
僕の痛手ともいえるふざけた汚点さ
強がる意味や理由なんてなかったのに妙に理屈っぽく語り理にかなった事ばかりしてしまうんだ

なんだか
なんだかね 気づくといつの間にか。

2008/03/01 (Sat)

[2261] 世界の横顔
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

あなたの心の奥に今も広がっている景色は
とても懐かしい過去という通り過ぎた記憶
思い出の中の様々な場面が惜しげもないほど見える 雑多に日々増え続けてゆくたくさんの苛立ちと迷いの中で
僕らは悩みを抱える
通り雨が去ったあとの静寂のような歳の取り方はしたくない
限られた時間の中を吹き抜けてゆくそよ風になりたいけれど
忘れゆくいくつもの場面よりも多くの悲しみを残してきたままぼやけてにじんでしまった今では見えないもの ふれられないもの多すぎるから

手を伸ばして
ずっと どこまでも
それでも それでも
届かない手がある
届かない時がある
ずっと どこまでも
思い馳せてもかえりたいとどれだけ願ってもいくら念じてみても もう抱きしめられもしない横顔がある それは遠い過去という横顔 もう戻らない 戻れない道を今も僕は明日もこうしてなにをどうしたってかえれない道を 後悔を何度過去に残してきたって無理なものは無理なのさ そうしてまた一歩また一歩と前に進んでゆくしかないから 日々が少しでも輝きへと向かうように 向かってゆくように今はただそれ以外仕方ないと割り振りながら無力なわけじゃないさと自分をなだめるように手を伸ばし目覚めた両手に朝の光こぼれるほどつかんで明日にばらまけ 空も海も全て輝かせて 目に映る世界の横顔を瞳にとらえ 振り返ってもただ果てしない闇が広がってゆくだけ だから涙を流してしまうんだな 人は自分までも傷つけてしまうのかな 悲しい苛立ちや迷いで心を崩しながらうなだれくだけた腰をあげたら きっと見上げる瞳にはまばゆいばかりの明日が待っている きっと見えるはずなのさ 必ず見えるはずなのさ 遠くで手を振る僕という僕いくつもの記憶の映像が流れてく だんだん遠くなる景色やがて見えなくなり嘘みたいに消えてく後にはただ絶え間ない月日が同じ様に続き何度も繰り返されるだけさ。

2008/03/01 (Sat)

[2262] 幸せの花
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

心に喜びが絶え間なくあふれたら
不思議に顔にも笑顔が咲いていた
君の顔にも僕の顔にも同じように
素敵な笑顔がまぶしい太陽よりも
輝きながら咲いてた

満開の笑顔の花
世界は大きな花畑さ
たくさんの笑顔の花がもっと咲くようにと祈る想いは本当さ
僕の顔もほころんで
いつの間にかなんだかうれしくなって笑顔の花が咲いたよ
さっきまではあんなに怒っていたのに今ではまるで嘘のように
さっきまでの自分が今は自分じゃないみたいな気がするけど
なんて笑いあえる今にとても大きな幸せと喜び感じるよ
僕は僕で僕の心に大きな花が咲いたみたいだ
僕の幸せはもうそこで笑っているけれど
君は気づかない振りしてるのか 恥ずかしいのかな
ただ無邪気に笑って
自分が僕にとっての幸せだということに気づいてないように
ささやかな仕草の裏側を読みとろうとする
その瞬間その瞬間を瞳の中に焼き付けて
明日からのその先の日々までも楽しくあるように祈りながら
願いをまたひとつ心の中でつぶやいて
今を深く消えないように刻んだならその先はきっと虹色

大きくなったら
この手のひらもあの青空に届くからなんて残酷なくらい嘘つきさ 子供だからわからないだろうって見くびらないで
昔すぎることだから覚えてないとでも思っているのか
それでも記憶には残っていたよ 思い出したら懐かしくって泣けてきたりして

昨日の僕に手を振って
明日は明日の僕に手を振るから また
繰り返して繰り返して
そうやって何度だって幸せは巡るのさ
そしていつか終わるときにここにいたことも そして今ここにいることも心から幸せだと思えて喜びで満たされている今があるなら
それだけで充分なくらい幸せなはずだから
それを幸せといわないでなんと呼ぶでしょう それの方が迷ってしまうでしょう 今心に咲く花こそが幸せの花だから。

2008/03/07 (Fri)

[2263] みんなの味方
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

詩は書こうとすればするほどに
何もかもを完璧にしようとするほどに
何事も同じだけどやろうとする
力があればそれをやらせまいとするように反対の力が働くものさ 磁石のS極とN極のように
僕が生きてるまたはこれから生まれる誰にとっても等しく人生はそんなにうまくいかないから楽しいのかもね
だけどツラいときはツラいものです
だから泣きたくなって涙抑えきれない日もある

人生は誰の味方でもないのだから
とうぜん敵でも味方でもないわけで
これから行く道のりに光があるように願うしかない今もなにか意味があるから
あるわけで
僕らは生きているわけなんです 多分ね

繰り返す日々の向こうに見える光は
きっと僕ら包んでくれる味方の光さ
誰の味方でもないけどその分誰にでもあたたかく等しいままに存在する結局のところはみんなの味方
それが人生の答
答合わせは出来ないけど
誰にでも等しい光とチャンスを与えていると思う どんな逆行にも耐えて
向かい風にも負けず今は少し苦しいときにしてもこれから追い風になるようにがんばって言い訳せずに耐えきった人こそが光を最後に手に出来るのさ
言い訳なんかしてないでそんな暇があったらどんな状況下に於かれても言い訳せずにのし上がって這い上がれてこれた人にこそふさわしい未来がくるはずだから
違えなく きっと
きっと なくしてた光もこの胸の中抱えきれないほどほら溢れ出して びっくりしたような度肝を抜いた表情の未来の君の顔が見えるようさ 僕という君の顔が
見失ってた喜びも久しぶりに笑顔になって戻りすがすがしい風も殺伐とした日々も色鮮やかに変わってく 何もかもが
そんな未来の前では迷いやちっちゃな悩みさえ小さく見える
あの時夢みてた憧れでさえ小さく見えてくる 運命にさえ見放されているようにみえたけどそれは僕の勝手な勘違いだったことに気づいて苦笑い。

2008/03/07 (Fri)

[2264] 無題U
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君だって つらい思いをしても弱音を吐かずがまんして
がんばっているのに
僕だけ 僕だってなんてずるい言い訳や言い逃れなんかして
逃げてばかりの毎日

少しは貧弱でも大人なんだから
中身は別にして大人であるからには
大人らしくするべき何だという
事くらいはわかってるけど それなのに…

なぜか振り返れない消えない傷だらけの過去があるみたいに 見えない傷跡がおびただしく広がってる
なぜか素直になれない後ろめたい事なんてひとつだってないのに 僕はまだ心から大人にはなれないらしい
なぜなら大人になることにまだ成り立てで慣れていないから
大人になるための乗車切符はまだ君に預けておくよ 予備に取り寄せたこの地図はもう僕には届かない縁のない夢までの道を記す地図だから悲しいがこれでおしまいだから返品だ
想像することは出来るけどその人の気持ちや境遇になることは出来ないしその人の痛みを代わりに受けてあげる事も出来ないから
だから悲しいのかな あの時も あの時も今なら全てをくまなく思い出せる
気づいたなら勝手に想いだけが遠くへ先走り 一人歩きの日々 ここにいる僕にはなにも届かないから知らず遠くにいる僕からはなにもみえないのになにがいえたというでしょうか やれたというのでしょうか
それはわからないけどどの道を選んでもそっちの道を選んだとしても変わらなかったでしょう
今のままいやなことがあればすぐ投げ出してしまうような僕では 走り書きするようにただなだらかに流れ落ちてくようにゆるやかにすぎて行く日々 回り回る時計の上を走り回り動き出す時間がくれば止まったり動いたり忙しい世界の中でいろんなごたごたにとっちめられて にっちもさっちもいかぬ追われることばっかの日々にグチばかりをもらせば止まらないくらいさふつうに考えればなんて事ない毎日なのに難しく考えるから簡単な事も難しくなる。

2008/03/07 (Fri)

[2265] あの頃の僕には
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

当たり前なことだと通り過ぎてしまう
それが幸せへの一歩なんだと気づかないまま チャンスをにおわす試練となる貴重な機会にも面倒でなんてふれようとさえしない 僕は

運命から見放されてると気づかないから考えてた だけど違ったんだな 僕が見落としてたり気づかないだけだったんだなと
やっと気づけた矢先の束の間
雨は強く降る 風は強く吹く
雪もすべてが 僕にきびしい
運命もそう簡単には渡さないか チャンスをものにさせないかな
舞いこむすべてが僕には不利で似合わない
なだれ込む日々がまだやりにくい こんなにばかみたいに繰り返してても後にはたくさん日々の先客が今か今かと固唾をのんではるか先まで込み合いの中で待ってるしなあ
雨は人の気持ちを感じ取って察するみたいにいつも降ってるように人の目には映るらしいそしてだいたいあきらめがついて感情が収まったらやんでゆくだんだん弱くなって青空がのぞく頃にはさっきのスコールが嘘みたいにぼやけた窓も曇りをこすりさえすれば 希望がみえたのと同じように光を見たのと同じようにだんだんそれが結果につながる左右されるな気を許すなって声がする
この命いつか輝きをなくしやがて最後の最後で事切れて降り止むまでは せめて
輝きを保ち最後の最後まで光り続けて
あの頃の僕には欲がなさすぎた 全てが欲した方が勝ちなのに想像がありすぎて殺伐としすぎてばらけすぎて僕にはとてもこの先書けないらしいからおしまいにしようかこの辺で波にわざと飲み込まれてしまおうか
全てが全てに別れを告げてさよならするまでには 限りある時の意味もついでみたいにわかるかな
冥土の手みやげにでも教えてもらいたいもんだな最後の最後にくたばるときまでには 僕には無理なことが多すぎるからせめてそれだけは知りたいんだよ 最後くらいはかっこよく飾らせて決めさせてほしいからね目に映る全てが現実だと知って

2008/03/07 (Fri)

[2266] あの頃の僕は
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

しまっている今となってはあの頃の僕の追いかけていた夢などゴミくず同然そして想いなんかはもうそれ以下とまでいえるがただひとつ大切なこの気持ちだけは開けないままちゃんとこの心の中に持っているんだな 今気がついたそのことを思い出して気がついた今も思い出せるよ いくつもの今日までに至る前までとこれまでのたくさんの場面を 僕と君がみているまたは見ていたこれからとあの頃の視点の違いやものの感じ方はこれからも違うだろうが見るものは同じなのに 違う風に受け取り見える 考え方が違うようにもののとらえ方も感じ方もまるっきり違うことを悩んでた昨日のことのように思うくらい遠いはるか昨日までの話にも出来るくらいの想いを抱えてたあの頃にいた僕も今にいる僕も何ひとつ違わない全く同じ僕だということは正しいことさ誰も疑う余地もない真実だからこんなひとつひとつの細やかな違いをなぜと気になる今もすべてがつながっててすべてにつながりがあるように思うこと 感じるすべてこたえてないまだまだやる気の消えない僕も昨日までとは打って変わってなぜか今日まで生きてきたことがすばらしいとか生きてる証なんだとかいろいろ考えても終わりのある最後のことを思うと気が滅入るし想像するとときに悲しくなる先の見えない終わりのない道ならばどんなに良いことかなんて考えても仕方ないしもしそうだったとしたら僕は未来が違っちゃってここにいないと思うし有り得ないからそうだとしても同じように僕が生まれてたらそんな世界に解けない疑問にもまだ名残があるから僕は世界から終わること終われること終わりがあることそのどれもに感謝できるのさそれが人としての一番いい生き方さ悩んでも悩んでも迷っても迷ってもその全てに意味があること僕はかすかに知っているから抱きしめられるのさそうじゃなかったら抱きしめられないさだから少しくらい腑に落ちずとも今はまだ若く時間があるからいいけど。

2008/03/07 (Fri)
4221件中 (2071-2080) [ << 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 >> ... 423
- 詩人の部屋 -