詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
いつになったら僕は幸せつかめる?
いつになればさ僕は幸せになれる?
悲しみの底に落ちて
猪口才な落とし穴に引っかかって
その結果こんなザマさ
小さく 健やかに育ってきたか大丈夫なんつって僕はまたドジる
言い回した言葉はちょっとだけ安っぽいけど
それでも僕は君に伝えなくちゃならない思いまだ抱えてるから
この恋はこんなところで終わりにするため
君を好きになったんじゃないしならせたんじゃないさ
運命の神様だけが知っている
恋の女神よ 僕に微笑んでその美しいウィンクをくれよ
ダイナマイトみたいに心爆発しそうな鼓動 ドクドク
ときめくの 初恋
僕は君にどうやら恋をしたらしいんだ
だから言わせるだけ言わさせてほしい
ダメもとでも勇気を出して言うから君が好きだと
いつでも見ていたと
苦しい気持ちで
思い打ち明けられずに
今日まで抱えてきたことも含めて
すべて明かすから
吐き出すから
必ずしも幸せになれるとはふたりわからないけれど
言わずしては進まない恋さ 何でも同じだけど
心の底で あるいは胸の奥で
そのどこかで祈ってる僕がいる
無意識のうちに僕は本気で必死の頼みの綱をのぼろうと手を伸ばしてた 君に
光を見たから
君の中に
光を見たから
君の中に
希望の光を見たからさ
僕の中へ
その光 送り込んでほしい
愛を混ぜ込んだぬくもりと ときめくストーリーふたりでつくりたい
言葉にすればきりがないほどたくさんある
願いはやがてその返事でこれからの僕の未来を決定づけたった数分の中で君が口を開いたら答をきいた数分後の僕はどんな顔をしてるのかなあ
なんて思ってしまったその数分前の僕
数分後には もう
その答を 数分前の今の僕の知らない答を知ってるかな そう考えると身震い。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
夜がまだ明け始めたころの町
すこしずつ空の隙間から光がもれだして
また回り出す切なさをはらみながら
目指す場所に届くようにと今日も祈りを捧げてたんだ
そしたらあっという間に気づいたら大人になってしまってた僕が居た
痛みのない世界がどこまでもただ続いてく
その無限にも続く広がりさえ感じさせないくらい朝の光は
隙間なくこの世界を海をこえて照らす
まばゆい光は届いてゆく 果てしないその距離さえこえてゆくよ
僕じゃ行けないところまで
誰かの代わりのように照らすよ
右目は何を映す?
左目で何を眺める?
映し出した景色はどんな色なのか?
今 始まりなのに早くも終わりの準備する人 手を振りさよならと朝も来てないのに
この町を出て違う町で新しい始まりの一歩を踏む人も居るさ
旅人が帽子を目深にかぶり
誰にもいわず旅に出るように
行き先などは誰にも告げていないから
旅人の行方は誰も知らない
始まりはそこにある
いつでも光は届くから
どこにいても平等に
始まりだけはずっと
変わらずに僕にも届く
昨日と同じ窓の外を
薄い青色の雲が流れ
すこしずつ朝が明ける
太陽が顔をのぞかし すこしずつ夜が明ける
新しい今日の始まり
新しい今日が始まる
今 また 今日もまた
隣では眠そうにあくびをする首輪をつけた老齢な犬とその犬に寄りかかる愛しい君
何ひとつ変わらない幸せがまた回り出す
正しいか正しくないかはきっと求めてない
その答はあったとしても知りたくはない なぜなら僕は今この上なく幸せだから 幸せのど真ん中に居るのに評価などいい
それだけでもう幸せ以外の何物でもないし考えられないから これ以上このほかの幸せなんて
そっとページが風にめくれて今日はまた昨日となる 繰り返す生活のリアリズム。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
他人の心の中は誰にも目には見えないけど時々いやなことは透けて見える
それなのに本当に知りたい事はなぜかいつまで経っても見えないままです
頭の中のかすかなイメージを頼りにその形を持たないイメージを形ある言葉にして 文字という立体感を持たせるように
言葉にも文字にだってそれぞれにある
たったひとつだけの答という光
本当のことを伝えたいのにね いつだって嘘で隠してしまう時のほうが多い
別に隠すような事じゃないのに無意識の中で隠したがるのはきっと真実におそれを抱くがゆえの悲しい習慣づいてしまった哀れなほどの臆病者の習性
そして僕たちはここでそれが終わったらすぐ次の行き先を早くも選ばなくてはならない
それを悲しくてせつなくってって思ったり考えたりするだけで次の行き先へ向かう足取りは重くなり乗り気じゃないから不安もよりいっそう増すんだ
それでも僕たちは次の行き先へと向かって
知らないあいだにいくつもの思案を頭に浮かべている
どれだけため息ついても探してるものは大きければ大きいほど巨大な壁に遮られた試練があるものでいつでも恐れるその先にあるもの
恐れれば恐れるほどに壁は高く立ちはだかり僕の行く手をためらいもなく阻むよ
そして始まりやがてそれも少しして終わる
一瞬の沈黙が破られた瞬間に固く閉じた宝箱のふたは開く
気がつけばなんでこんな所に来たのかさえ
曖昧になってごちゃごちゃにただ続いてく日々が果てしなくどこまでも終わりのない路を開かせてゆく
明日が今日とそして今日が何年先の未来にも自分の終わりの日にさえ繋がっていつかその繋がりの中で僕の物語が動き出して始まったように僕も気がついたときには静かな終わりを見るだろう 強がって大丈夫そうな顔をしてるけど
人が思うよりも僕は大丈夫ではないし
本当は大丈夫な時の僕くらい僕はそれに反比例して苦悶の気分さ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
静かにただ目を閉じたらそこに何が見えたの?
答のない日々を暮らす意味などあるのか考えてた 空っぽになる途中で果てしない不安だけを残したままそれ以外なにもないぼけっとした頭で
君を見ていた ずっと 君を見てた
君は気づいてるの?
気づいていたのだろうか なんとなく気になってた春になったばかりのころ
夏草は風に揺られて 花はつぼみからすこしずつ花ひらく
その瞬間さえおがめはしないんだけど
気づいたら咲いてたなんて残念がるような春の月初め
そんなすばらしい恋が出来たらなあとため息つく 淡くこぼれだす薄紅色の吐息時の向こう側へ消えたかのように閉じこめられた記憶の引き出しの奥にしまわれた熱い恋をしたもう逢えない幻のあの人
自分の本性を暴き出す様に頭の中の泥棒は黒猫のように夜の闇の中で物陰からうかがう相手の出方
デリケートな気持ちはやがて傷ついてボロボロになった翼をしょっぱい涙で濡らしながら唾をぬるように消毒液の代わりになって毒を消す気休めの所業
目の前の事を素直に歌にして奏でられたらな なにもかもが複雑に絡み合っていく迷路みたいに入り組んでくよ
それを摘発するようにさりげなく逆らう僕は悪あがきばかりくり返して心の中に映る真実に光をあてその形を明らかにする
形ばかりの正しさをかたくなに信じきり言えなかった過ちにふと重ねるように
未来までその悲しみはついてくるから
今悲しくて仕方ない その重みで今にもつぶれちゃいそうで僕の性根もついに崩れそうなんだ
だけどその時見た気がした 君の中に 確かに
見た目や姿形からではとうてい想像できないほどの光を持つ君の中の輝きに惹かれ惚れたんだな 僕は
外からただ見ただけじゃ絶対にわからない心の奥底に眠る気持ちのすれ違いや歪みやズレが教えるその愚かさとその為に傷ついた我慢強さが
きっと君の瞳の中で光る屑星だ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
自分が思うよりも僕は嘘ばかりを並べて すぐに他人のつくった落とし穴にはまる どこまでも果てしなく続く底のない暗闇
その中を僕は決してたどり着くことのない
光を求めるかのようにこの悲しいだけの日々に終わりが来るように待っていて
心のうちではさり気なくはかない願いを捧げたあの日
そんな願いを噛みつぶすように粉みじんにした記憶だけつなぐように印象に深いものしか覚えてなくて
たったひとつの空を記憶の中になすりつけるようにつぶやく言葉はこれからの僕にとっても変わらず大事な言葉
誰かのやさしさやあたたかさを無視してそれをないがしろにするように生きる
だけれどその罪や過ちをうち明ける勇気さえない僕は言えぬままの罪悪感背負ったまま
重い足を引きずって今も笑って泣いてお疲れさまで気づくと大切なはずの事すらもどうでも良くなる
確かだと信じてる事だけ
抱きしめて行こうか
自分の心のふるえを止めるように途方に暮れた背中をピンとのばし心の窓を開け放とう
烏帽子の中の御伽噺の中でいう世迷い言
明日を待ち焦がれた
いま全てが仮の姿
幻影となり嘘のようにつかの間に消え失せる 次々に連写されるはかなき一瞬の映像
敵も味方も味方の敵も私の敵だ
そして私だけがまた生き残った
幻たちの周りで人が宴を始める
心の中に残した記憶を組子
在らぬ夢が化けた幻の姿と形
それはやがて始まりに戻るから無に変わる
全ては幻だから現実から見ればただ夢から覚めたように
晴れた空だったね…
晴れた空だったな…
そう、つぶやくだけつぶやいたら
嘘で本当を隠す僕にも晴れ間は訪れるかな
何て、頭をよぎったかすかな迷い
闘うように 刃向かうように 僕は僕 君は君で
君は君らしく今を生きちゃんと自分自身と向き合って絡み合った複雑な世界の中で
いつでも晴れた空を探す日々。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ラッキースマイリー こっちを向いて
この僕だけに微笑みかけて欲しいんだ
はみ出した欲望がちょっとわがまますぎて
たまに僕ら傷つける 残酷に
真面目なこともふざけてしまえばなにもかも台無しになるように
すべての出来事はそうと決めたら曲げちゃダメさ ダメダメさ
気持ちを重ね合わせながら歌をうたおう
夢のような景色はまるで幻が乗るメリーゴーランド
きらめく夜の遊園地
愛の原価を忘れないでたとえ時の隔たりには勝てずに古びて色あせた古本屋さんの棚の片隅に追いやられても
めぐりめぐってまたここに戻ってきて欲しい 一度は捨てた思いだとしても
あんなに欲しくて買った本なのになぜか僕はまだ味の残ってるのにはき捨てたガムように
身勝手な言い訳ひとつだけで片付けられはかない運命をたどる生まれた時代の考え方の誤差とそれにより生まれるいくつかの弊害
習慣づけるべきものなのになぜかいつでも間違いばっかり
リサイクルしてまたリサイクルして恐縮ですと言いながら
いつでも人はその先の続きが知りたくなる なにがなんでも
思いを馳せたり想像したりするけど見えないものの方が多すぎてもう なにも見えない
君も僕も まったく
向こう側ものぞいてみてもわからないままさ
いつになっても こんなに考えたってね
猿はとぼけた顔でふざけてシンバルをたたくだけ
その時の気分で声は自由な永遠を描く
宙返りで狐を描いて 不思議な買い物にでた僕が持ち帰ったものはふしだらなバッタもんばかりさ
要領の容量は僕が
僕の心をふるわす物語がその先には僕のことを待っている そう信じてんだいつでも変わらずにね
どこへ行っても答は答でしかないとわかってたのに
リンゴがリンゴでリンゴじゃないけどホントはリンゴ
つまりはそうだワンパークさ
僕たちメタボーイ
勝手に君に片思いさ 気づいたらいつも
僕は元の僕になる。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕が歌えば君もうたう
君が歌うと僕もうたう
そんな風にいつも同じ事を同じ様に考える
そんな小さな不思議に気づけたら良いなあ それにたとえば相手に合わしてでもいいからただ笑えたらなお良いね
なんとなく嘘っぽい風に吹かれて走り始めた真夜中の零時
ふいにさわいだ気流に巻き込まれたら僕は言い訳ばかりいうずるくて性悪な僕になりすますよ
言及するように周りはピーチクパーチクやかましいけど
終わりに近づくにつれ別れのメロディはもういいやとお粗末で冷ややかな扱いをしてくる
迫る終わりがやがて運命の思惑通りになるまえに逃げ込みたいよ
都合のいいほうの味方につくように味方だった人が寝返って元味方になる まったくわがままな人だと思うけど甘くしてしまう僕は罪なのかな?
甘い汁をかかげるほうへ回る それが君 それでも僕が愛した人には変わりないよ
君の中ででしか聞こえないうたがあるんだ 僕の中でしか聞こえない音色もあるように 今その全てが融合してひとつのカタチになる
それはそれは素晴らしい一瞬だけど永遠にも輝く 消えないハーモニー 君の声と僕の声、愛し合う二人がつくり出す小綺麗なだけのアンサンブル
いまはまだ自分はちっぽけな存在だから
完璧とまではいかないけれど それでもとてもすてきなハズさ
遠ざかるさびしさはあとに残る僕になにを残す? 僕の終わる日に愛した人や大事に思う景色さえ消える事に異論はないか?
すべての音はきっと歌になる いつか君にもその意味は分かるだろ?
磯と潮の香りそれは海風、満ちては引いてく波の音、時に荒くなる海鳴りが懐かしい街
涙はそっと風がはこびあの街へも流れてく 続いて行くから大丈夫この街からあの街へ いつも甘い考えばかり心を弱気にさせるね
けれどそれも一種のチャンスのタネさ 今はもうあの日とは違うから あの日は幻も同じさ もう戻らないなら。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
すれ違うときの中で 行き違う思いのワケを伝えたい
何かたりないほどにすぐに悲しくなるから代用品で埋めなくちゃ空っぽになっちまう
うさんくさいドラマのような日々の中 内緒のステップそれはテロップ 続けて話すフシギだらけのこんなMonday
月のうえでダンスを踊るように、ワンツースリー…
エライコッチャとフシギがふたたび動き出すんだ
夜空に今朝、星の種をまいておいたからね たぶん今夜咲くよ
こんなにも星が輝いて明日の天気もそこからおおよそは見当できるね 花びらちぎって占ってるあの娘は今日もおしゃまな話しぶり
植物みたいな無口なあなたの笑顔がふと咲いたら
きっと幸せは見えるだろう やっと僕の目にも
あなたの唇の感触をほほに感じたら明日にそなえて寝よう
ああ、それでもくり返すのはアップ↑ダウン↓
眠りの中へ落ちていこう それまではまだ君と話をしていたい
やさしさの中で二度とはかえれない今日を感じていたい 悪あがきでも逆らいたいボクを決してさまたげたりはしないで
もう少し あと少し
そういっていつもすぐに時間は過ぎてしまうから それに気づいてさみしくなる さみしくなるんだ
星に祈りをかける深い夜 スッとよそ見してるうちに流れ落ちたらボクは明日のボクと手をつなぎ明日のボクに染み込むみたいにひとつになる
ホントはウソでそのウソはホントなのに裏腹なまでにおもわずホントを隠してしまった僕だったよ
必ず来てね ここに来てね 毎年来てね
その元気な姿を見たいからなんて一瞬にも感じる別れに向かって足は勝手に進んで行くのに ボクらは何ひとつ止められもせずにかんたんなチョウチョ結びも出来ないまま 路頭をさまようだけに終わる日々
費やした日の数だけ 確かに悲しみはありその悲しみは明日も続く、そんな日々に決められた終わりなんてない事を信じながらボクはただ抱きしめる。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
私の扉を押した誰かがまた私の扉を引いて出て行く 泣いたり笑ったりブツクサ言ったりしながら
そうして誰かがまた私の扉を開ける
扉はかならずしも引き戸とは限らないから押し戸の場合もある
私の扉はひとつしかないけれどその扉の行き先は扉の数とは反してひとつじゃなくたくさんあるから
たどり着く場所は様々だからそれぞれ思うことが違う
だから開いてみて思ったことも見たことも違うから見えた景色により意見も変わってくる
私の世界を気に入ってくれる人もいるしそうじゃない人だってもちろんいる
考え方が違うから異なる見た世界という景色の違いでその評価も変わるから決して完ぺきにはならない
たったひとりが認めないだけでそれは完ぺきではなくなるしたとえ百人の人がそれがいいと思っても百人中半分の人は考え方の違いからほかがいいというに違いない または同じ人の中にあるものでも違うものがいいと言い出すからそのいい悪いの言い合いは終わらないしこれからも私の扉を開けるたび続くだろう
なんだろうと小さな興味本位を抱き開いてくれる人がいる限り
仕方ないと開けずに閉めた想像の扉があったという記憶だけ心に刻まれていて
そしてはじけて飛び散って行くその記憶だけは消えない
いつまでも心の中に刻まれた記憶を巻き戻して最初からまた見るように繰り返し続いていく無限組成世界の中で
認めたり認めなかったりしながら時には他人と時には自分同士の評価や価値観をぶつけ合って闘わせながら形のない思いを熱苦しく語る
他人の私生活をのぞき見たいと思うように隠した秘密は自分にもあるから自分にもわからないものもある 秘密はいつだっていつの時代でも見えないものだけどそれでもなんとかして見ようと思うのはきっと見えないままではこわいから
開けた扉の先に答があるようにいつでも光があるようにと願いつかんだ新しい想像の扉のノブに力をこめた。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
涙の雨で濡れた地面に降った雨水で咲いた花のように僕の世界は小さく回りだした
僕の見上げる空から雨が降り出したのに気づいて慌てて
傘を差したけどよけきれない文の雨水が横殴りに僕を仕方ないくらいに濡らす
ちょっとずつ世界は動いていって
何かが今日も変わったのに その何かは小さすぎるから大きく変わったときにならないと気づきもしない僕らは平和な顔をして 少しずつむしばまれてる世界の現状に手遅れになってから嘆くんだ
だけれどそのころには僕らはその時代からいつか跡形も残らず溶けてゆくように消え失せる
つかの間の悲しみは永遠の悲しみにもなり僕らを悲しい色に染めて変容していく時代に足並みをあわせるように僕は生きる
毎日、毎日変わり映えのない世界の中で今日もため息混じりの時間の中で過ぎゆく時の途中で早く帰れることを待つ
雨は僕らの心を読みとったようになぜかやさしく心地よくやわらかい雨に変えて降らすよ
いつでも実は悲しくてでも隠して強がる 止まっては又回り出す淡くにじんだメモリー 霧の中に消えるように いつも思い出は記憶の 片隅に葬られるように 幸せも不幸なことでも 濁った目にはなにも映らない
ダメなものなんてないさ 目に見えたものそれが真実であればいい全てが終わりをむかえるまえに
かけがえのない1日はもう戻らない今日だから瞬間で気づいたら終わってたってなる前に
何ひとつ出来ずに 何ひとついえずに
この世界からサヨナラするまえに心を動かして出かけよう
無意識の向こうへと行こう 無気力な僕の広い背中を馬跳びのように飛び越えて
想像ばかりを抱え込んで夢は無謀なまでにどこまでも終わりなく広がってく
そのあまりの水圧に飲み込まれない力を少しずつつけて行くよ 心からあふれる本当の強さ 愛もまた輝く 此処で
闇の中形を持たない君の声を追いかけて時に見失う僕。