詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
頭の中に言葉をいくつか並べて
あなたへと贈るこの愛が真実だと証明するための言葉
そのためにこの中から選ぶんだ
そうさ いつもいつでも僕は君のためになにができるか
君がなにをしたら喜んでくれるかを考えてるよ
この馬鹿でかい声を君だけに届けたい
それだけじゃさびしいからこのせっかくの気持ちを歌にでもしようかな
そ・し・て
ヤシの木揺れる熱帯の国 それは日本からは見えない
色とりどりの珊瑚とお魚たちのパラダイス
魚介類を食べることが可哀想になるくらい魚たちの命が尊く感じられる場所
そんなデタラメな言葉を見たまま並べても馬鹿みたいだろ
だ・か・ら
むずかしいのさ
むずかしいのさ。
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心につけた飾りを外して生まれたままの心にしてありのままの僕になるから
君も無理してないで素っ裸になってごらんよ
こんなばかでなんの魅力もない僕に愛をくれてどうもありがとう 僕は情けなく笑いながら髪を掻いた
君はいつも僕が僕を悪くいうと悲しい目でそんな事はないと救うようにフォローしてくれる
せつない誰かの口笛がきこえる夜にはたったひとりで部屋にいるのはあまりにさみしすぎるから
寒々とした冬だからってのもあるけど
この手をぎゅっと握っててほしい
昨日のぬくもりがなんだかすごい恋しいよ
君の香りが嫌みなほどに残るから
胸の中で会いたい気持ちがはじけた
やっぱり ちゃっかり電話をする僕はとうに許してくれてた君はなんのことだか知らないふりしてもくれた
その時 僕は気づいたんだ
素直な気持ちが一番だって
一番大事で忘れちゃいけない事
忘れてた僕に落ちた落雷は
脳天を直撃する間際で地面にそれたよ
それは君の優しさ
そして振り返れば笑う君 感極まって抱き合う夜
魔法みたいに一瞬のうちに消えていく暗雲
もうしないと誓う
僕の目には涙
人の心にはかならず優しさがありそれは同じ終わりある命を持つゆえに人は誰も優しくいられるんだけど
せっかくの優しさをわざわざ汚すなんてだめだったよな
落ちぶれた僕でも
まだ見捨てずに
愛をまたくれた君
もうこの手ははなさない
もう君は僕からはなれられない
僕は君に誓ったんだ
僕の持つ権限は君以上僕未満 互いに半分ずつ
決して地位を厭わないどちらがどう偉いとかない
それが僕らのやさしいルール
それはいつか決めた僕らだけの法律さ
それが僕らの繋がりを保証してくれる
明日の僕らを守ってくれている
やさしいルールが笑顔と笑顔をつなぎさらに大きな喜びをつくる 愛の循環で。
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いろんな色がこの街にあふれてるけど
どれひとつとしておなじ色はない 人もおなじさ
みんな みんな
違う色になる
君も僕もあなたも
違ってこそ素晴らしい
だけどおなじ人でもあるから不思議だね
それはまるで狸と狐の化かし合いみたいさ
意気地なしの夢
叶わなければ幻
色あせた油絵の
色のように
何十万年前に描かれた絵の色のように
後でなんていってたら叶うものも叶わないだろ
だから自分の色を輝かせて 人よりちょっと違う そしてちょっとおなじところもあったりして
どこかおなじで
どこか違うね
それが人というものなんだね
それが人の中に眠る素敵な色
自分だけのオリジナルカラーをもっと探しに行こう これからの長い時間の中で限りあるあまりのトキを費やしながら
僕の色 君の色
色染められ
色染めて
色褪せて消える
その繰り返しの中でまた色は生まれるから
古い色は消えても新しい色が増える限り消えない
それが永遠の色
永遠を色にした色
僕も永久の闇に消える色
誰かが消えたみたいに
僕も消えて
また生まれる色もある
煌めきながら
揺らめいて
涙こぼれ
夢が広がる
色よ 決まりある運命に負けるなかれ
輝け そして もっと広がっていけ 急速に進む時代のように
広がっていけ
ヒューマンカラーバリエーション
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はみ出したままの僕の気持ち
君に伝えたままいまだ返らず
よそ見ばかりしているからか
気がつけば体中が傷だらけさ
いつだって僕は君が一番好きだし
ほかに好意を寄せる人もいない
それなのに君はいつもどうしてか
悲しい目を僕に向けているんだよ
それがすごく悲しくて切ないの
言いかけた言葉
のみこんだ瞬間
僕の恋は終わった
言い逃した言葉
掴み損ねた瞬間
永遠に返らぬ時間
初恋のメモリアル
悲しいメモリアル
できることならば
思い出したくない
心苦しいメモリー
君には言いたくない
ひとつだけ隠した
封印した記憶さ
これからも言うことはたぶん無いから
今は一番愛してる君を愛してるから
もうそんな思い出など無意味に近いな
昔がどうであれ今を生きてる僕には
きっとそんな過去に縛られてはいられない
一番好きな人
白状すればあの日は君じゃなく別の人だったけれど
今は君だけだ
もし話せば嬉しい気持ちと複雑な気持ち
君は抱えるだろ
だから言いたくないんだわざと隠してる
懐にしのばせた
ベッドの中言いかけた言葉は忘れてくれ
今は君を抱きたい
そして強く強く抱きしめて思い出などからは解き放たれて
踏みつぶすよ
愛はひとつで十分さ
抱えるのはね
ひとりだけで間に合ってる
ちょっと無粋な言い方だけどゆるしてね
それも僕の足跡さ
仕方ない青春の中を誰も通るもの 恋のひとつも知るさ
僕が君に恋したようにね
僕が君の体に妄想を重ねるように
僕だって所詮はただの男
恋ぐらいするさ
着信履歴は確かにあの日
あいつを最後に抱いた日の夜から別れた夜までの時間を差し示してるけど
すべてもう機能してない携帯電話とおなじ命さ
ワインを過去と一緒に一気にあおる 熱くなる胸が痛い。
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目標の的が決まらずいつまでもそのままだったら
みんなにどんどん先を越されると思って適当な的に照準絞って矢をとばす
だけれど当たったはいいもののやっぱり叶えたい夢じゃないから
暮らしづらいっていったらありゃしないよ
風の吹くほうへ その出口へ
ただ光がもれるほうへ 歩いてく
なにかを考えたりするのが苦手で先のことを見通せるゆとりのない僕だから
ただみんなについていくしか無かったんだ
気づくとそこには僕のぜんぜん知らない世界が広がってて
途方に暮れた僕にともはまんまと引っかかりやがったなって顔をして笑った
人など信じられるか
自分さえも信じられなくなった僕なのに
人など信じられない
笑って 泣いてさんざん働かされて
気づいたときにはいい歳でかえってくるものといえば使いようのない札束と残り少ない命の時間
そんな僕に光はあたるのだろうか
傷だらけの身体
光が手のひらいっぱいにあふれて
胸を満たすユメマボロシ
そんな夢みてたんだ
ずっと
それなのに無惨に過ぎてく日々のあまりの軽率さと重みのない奴らの冷たいただの言葉
通りで無料で配られるポケットティッシュよりずっと安上がりな言葉だけ
ひらひら 舞う世界
腹が立つばかりでいらだちが増えるだけで
カッカッ湯気がたつ
腹が煮えくり返るほどに人間らしさを知らない奴らに教育を説いてあげたいよ
世の中の癇癪をすべてぶつけたいよ
そんな奴らに 奴らに
尽きないムカムカを暴力じゃなくて
教育という甘い甘い裁きを下したい
話はそれてどこへゆくのか
僕の話はいつもあっちへこっちへそれまくってく
こんな風な感じでいつでも
僕の話はいつもひとつすら結論の出る話はないよ
だからいつもみんなは話を丸がつくめでたしまで聞くことなく
点がつくあたりでたまらず去る。
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今日もいつものようにただ時間がくれば夜になり月明かりが誰もいない部屋の隅の窓を通してさすだろう
月の満ち欠けのように過ぎ去る今日があれば待ってましたとばかりに夜が明けると新しい今日が顔を出すんだ
僕は夜が明けるまで君をずっと待ってた
ずっとずっとずっと
闇に食べられたように半分欠けた月を眺めてた
君を思うだけで心は苦しくて 苦しくて
ナイフでえぐられるような無痛の刺激
君待ち続けて 僕はふらふら
君待ち続けて 夜がキラキラ
君待ち続けていたらしくしく
昨日の涙がばれないようにわざとらしいくらい明るく振る舞う
君はなにもしらない
こんなに僕が君を思ってることなど
たとえ約束された未来が決定事項といえど
いえないこともあるから いう事じゃないね
キミマチ
愛をもらえる
日を待ち
僕は消極的 後ろ向き うぶな人間さ
だから 勝手ながら君を気長に待つのさ
いつまでも じれったがられるくらい
気長に気長に待つの
キミマチ
ひとつになれる
日を待ち
今 待機中
君のいない
昨日の世界で
朝がこない
夜の闇の中で
今 連絡待ち
君の返事待ち
僕のわかりづらい
プロポーズ
君はわかったかな
"その"日を待つ日々
"その"日を待つ日々
実りの時期を
収穫の秋を
花咲き誇る
春よりも 僕は
収穫の秋を
待ち続けて
ひたすら
その日を待ってる
ひたすら
君と繋がる日を待ってるよ…。
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花咲いて
発芽して
夢も膨らんで
夢からさめた頃
ハンモックも揺れる
夢からさめると
ハンモックは揺れる
何度でも
何度みても
君はきれいだから
何度みても
何度でも
飽きない顔立ちさ
メープルシロップの川に浸かるように
甘い甘い日々の中で
二人 それなりにそれらしく暮らして
そのうち本物になる
だけれど今はまだ友達以上恋人未満の関係
未来の話さ
のび太としずかの恋よ
奴らの恋に似て
遅咲きの僕の恋
ちょっと格好悪くてロマンのカケラもないけどすごくやさしくてあたたかい恋の始まり
胸を張れる理由もないけど
すごく君が好き。
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いつまでも大人になれてしまえない
まだこの幼い僕の身体に大人のエキスを注いで
いつか大人になること公の前で拒否したわけじゃないのに
なぜかその気になれない
なぜか身体だけは大人で
心はまだ子供さ
大人のような子供のような目で生きてる
その目でいつかの僕は何をみてたのかな
今ではわからないけど
でもひとつだけわかることがある
それは僕も大人になりたい
素直な気持ちがある
ただ不安なだけだよ
だってそれもそうさ
今まで子供だったから
今まで許されていたことも許されなくなるから
責任があるから
甘くない厳しさが待ってるから
優しくいられなくなる
年がら年中 僕の顔もこわばってさ
ほんとにやだよね
こんな僕なんて嫌いさ
こんな僕なんてほんとの僕じゃない
鏡に映した顔はあのころの影もない冷たい表情をもつ人
信じても信じなくても僕は僕だ
だからもう子供には戻れない
大人になるって事はきっと何か拾って何かを落としての繰り返しだよ
ひとりつぶやいて
眠りの中へと落ちてく
倒れ込むように
色のない夢に揺られて
鮮やかな朝を待つ
僕の瞳に映る新しい今日が
まだまだ明日 もう明日 今日という日も過去
昨日といういつか見てた未来っていう幻
今やそれはすべて知識浅き日の夢
忘れ難き思い出
それは今日という日への橋渡しのための日々さ
されどその一つ一つがなければならない大切な大切な大人への階段
大人への階段なんだ
踏み外さないように
歩んでいく為の片道
それすなわち意味探しの旅
てくてく 時にゆっくり
スタスタ 時には急ぎ足
ヨッコイ 間々に休憩をはさんで
僕は大人になる為歩く その後ろ姿を夕陽は照らし幻とともに僕は溶けて誰かが吸いこむ酸素になる。
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求めてやまないエクスタシー 快楽は人を優しくする
なぜだか今朝はご機嫌なワイフは昨日の熱く燃えた夜を思い出しながら上機嫌に鼻歌うたう
街中に流れるはやりの歌のような情報伝達の広がりの速さにちょっと絶句するたまの休日
花びらのように舞い上がる心 どこへ向かうやら もう僕は君がまた欲しくなる
欲望をかき乱すほど君は綺麗でいつでも魅力的な人さ
欲望は日に日に増し僕の大事なとこをbigにするよ
ちょっと言いにくいけどこれくらい言わせてね Baby
光の裏にはかならず影があるから
きっと僕らは綺麗なものばかり着飾ってはいられない境遇で
今 愛のギャンブラーは闘うんだ
身をなげうってまでも闘いに明け暮れるよ
持ち金を使い果たすまで チャレンジ精神ふるわせて日々勝ちを待つ
偽りの勝利は敗北も同じだからねほんとの勝利がいいよ
恋敵から僕は君を勝ち取ってみせよう
みててね君の前で ああ
光と影のコイントス
運命をわけるこの一瞬に賭けるよ
運命にまかせるんだ
運命がほんとなら勝てるはずさ
頼むよ 愛の女神様
最後の願い 運を全部あげるから
今 はじくのだ
運命がここで決まる
次の瞬間笑うのは
僕か奴か
君はどっちをそれまで応援するの?
といってもほんの数秒だけど
その数秒の間だけでも僕が勝つこと思ってくれれば
よしんば負けても運命からはじかれても笑えるだろう
そんなことわからないにしても優しい君なら敗北者のことも考えてくれるだろうから
僕は一瞬安心したあと息をのんだ
結果は持ち越しさ
君が投げたコインを空中で落ちる瞬間掴み取ったから
君の心はまだ僕と奴を天秤に掛けてる
君の心はまるで振り子のように行ったり来たり 止まらない
その結果に笑うだけ笑ったらそれぞれの家へ ちょっと残念。
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そんなこともあったねと過ぎた日のことを思うのは
きっときっと昔話を語るときの気持ちに似てまるで
現実感の全くないおとぎ話の出来事さ
過去はフィクション
現在までのただの演劇芝居
未来もフィクション
いつか過去になっちまえば
フィクション
フィクション
フィクショナリー
フィクション
フィクション
フィクショナリー
悲しいフィクション
涙のフィクション
過去はフィクション
嘘だと思いたいの
それなのに もう
後ろでよう済みになったすべては既に無いのも同じ幻の今日
だから過去はフィクションにしたんだ
頭の中で いくら過ごしたんだっていっても誰も信じない
こんなことをしたんだっていってもフーンだけさ
タイフーンよ 飛ばしてくれ
明日へ明日へたらい回しにされる思い
いやなことも覚えてるくらい
新しい明日にせっかく会えたのに
昨日の今日は明日といってた今日でも続いてて
つまり今日は昨日の続きで また読み出せば進むだけだと
悲しさが叫んでる
終わりへと向かうだけなのにばかだなあ
過去=フィクション
過去=フィクション
過去=フィクション
もう すべて 振り返るころには
なにもかも見えるものはフィクション
白紙に戻ることはなくても燃える命
それはフィクション
人生というフィクション
過去=フィクション
現実でも これからを生きる人にとってはどうでもいいフィクション
なれの果て なれの果て
希望なんてほんとはない
でも負けないで
でも目を閉じないで
僕よ 自分がノンフィクションになっても フィクションにだけはならないで
この命に限りがあるなら いるようでいなかったような醜態をさらすような存在でありたくないから
どうか願うならばフィクション。