詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
白む冬のいつかの真夜中
風が誰かの背中を押すよ
今日も誰かが涙を流し
悲しみに耐えているね
小さな 小さな
星が煌めいてる
大きな 大きな
夢を描きながら
無垢な子供たちの心に楽しいだけの夢を届ける
寂しさとか苦しみだとか辛さなんて教えずに
今はただなにも知らないままでいつも笑ってればいい
あの頃のような
澄んだ心には
もう戻れない
汚してしまった
泥だらけの
大人の心は子ども心なんてキレイすぎて眩しいだけだ
目障りなのかもしれない
だから
子供が嫌いなのかなぁ
本当のところは
未だ未解決。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
あふれでてくる想像い(おもい)は
ただ自己満の為だけに
有されるくだらない言葉たち
それでも
君と同じに
誰かに届けば良いなって考えてもいるんだよ
気づかないだけで
僕はポーカーフェイスの仮面の下
いろんなことを考えているんだよ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
泣き虫の君
涙して
やっと泣き止んでも
嬉しいことがあってもなんだか悲しくて
また泣き出してしまう
食べれる草はすべて食べたのに
まだ心のどっかで空腹が満たされないでいる
他人の心配などしてる暇もなく
ただ自分のことだけでいっぱいいっぱいの現在が悲しくて
また今日も泣き出してしまう
君はじめじめした
湿地を好む
でんでん虫みたいだ
悲しみぱらぱら
雨の中
また今日も泣いてた。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
昨日みたいに今日もまた良いことがあることを願いながら
夢の中へ
眠りに着く僕らは
信じたのにな
ちっとも良いことなんてなかったよ
それでも僕は
なぜだかシンプルという言葉の中に
幸せを見いだせたから
何も知らない奴等は今日も幸せに気づかずに星に願ってる
どんなに退屈でも 憂鬱でも
幸せだと気づけた僕は今、息をして生きている
この瞬間が幸せだと気づいたときから
僕の中の世界は七色に変わった。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君は数え切れないほどの思い出をくれたのに
どうして途中から
僕一人だけを残して消えてしまったの
思い出があのときは宝物だとしか想ってなかったけれど
今はちょっと考えが変わって
心に重くのしかかる錘になった
それは別に邪魔だとか
そんな風には思ってないけど
だけどさ
夢の中へお邪魔する度に僕に君との思い出を思い出させるんだ
夢の中の君はいつも相変わらずステキに笑っていた
これは
ガラクタの詩だから
いつの日か君と同じに跡形もなく消えてしまう詩
僕自身の手で葬り去らねばならないサヨナラの詩。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君には恥ずかしくてとても言えないようなこと
今まで僕は知らない間に君に感づくヒントを与えていたらしい
答えなんかなくたって構わない
寧ろない方か有り難い
小さくこぼしたため息が春風に浚われていく
もし
君が許すなら
もし
時が許すなら
桜が散る前に
この思い君に伝えたい
そう言った後で
流した
小匙三杯のなみだ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
穏やかな春のによいに誘われて
僕らはドライブに出かけた
話の話題もなくて
ずっと車に乗ってた間
無言の二人
君は少しウトウトしてた
春のポカポカ陽気に君が笑って
陽射しが揺らめいた
心の中
君になら見せてもいいと思えた
奇跡なら
今ここで愛というステキな物語に変わっていくよ
君と僕二人を主人公として
始まる二人だけのストーリー。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
安らぎを求めて
行き着いた場所は
底知れぬ深い暗闇の落とし穴
夢と理想がごっちゃになった世界
君は一人空を見上げ
叶うこともない願いに祈りを捧げていた
幼心に眺めた世界はあまりにも広すぎて
理屈ばかりが支配していたように見えた
君は気づけば
一人がさまになって
いつかたどり着くともしれない理想まで投げ出してしまった
僕らが見ていた
幼すぎた理想
いつまでも信じていたいのに
悉く裏切られ
夢見ていた未来が粉々に崩れてく
そんな夢を抱えては
いつしか
忘れてくんだろう…忘れてくんだろう…忘れてくんだろう……
幼すぎた僕の理想
それでも
ツヨく願い続けた
美しい夢。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君に買ってきた
ホットコーヒー
僕は熱そうに両手でお手玉をしてる
君のただ笑った顔が見てみたくて
僕は買ってきた
君の苦手な
苦い奴じゃなくて
甘い甘い砂糖入りの
ホットコーヒー。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
時々すべてに自信がなくなるんです
自分の今に自信が持てなくなるときがあるんです
何度考えても次の言葉がでてこなくなるときがあるんです
それは何事に対しても同じ
時々自分が生きていることを疑ってしまうときがあるんです
なんのために自分は生きているのか
なんのために自分は生まれてきたのか
そんな疑問に悩まされるときがあるんです
季節は時とともに変わるもの
今いる季節も時間を経てすぐまた次の季節へと変わる
それは切ないようであり嬉しくもあり
とても不思議で悲しくもあり喜びに満ちたものを感じさせられます
季節は風のように
過ぎていくけれど
きっと
僕が抱えた幾多の迷いや不安は未来にとって大切な経験で
とても大事な出来事だと想うから
僕はこのままいつまでも迷い続けます
未来への手荷物として大事に心にしまいます。