詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
愛してる
それだけで
バラードになる
好きだよ
それだけで
すべてが涙でかすむ
だから
愛してる
それだけで
バラードになる
好きな気持ち集めて
もしもためらわずにいつかありのまま思ってること言えたら
その日こそがきっとふたりの宝物になる
その日はとびきりの愛で愛したい
抱きしめたい
キスもしたい
欲があふれる
その数だけあなたを守れる強さになる
良循環でまわってく換気扇みたいにいつまでもバラードは胸の中で響いてる
これ 一応、バラードなんですけど
バラードにはだめですか? 向いてませんか?
まあそんな事いわずにお手柔らかに頼みますよ
君って人を愛してる証として必要なうただから
バラードって認めてください
一応じゃなく立派なバラードって言ってよ
精一杯のバラードをつくったから。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
だいじょうぶだ
なんとかなる
とりあえずおちつけよ
どのみちなるようにしかならない人生なんだしさ
あせったってあつくなったってしかたないんだからさ
具体案がみつかるまで一緒に悩んでいよう
せめて それまでは一緒に悩んであげるし居てあげる
でも夜がもし明けて君がひとりでも生きれるようなつよさを手に入れたとわかったら僕は消えるかも いつまでも一緒に居るのは君のためにはならないし逆効果だし
僕は所詮 君のなぐさめ役だから
この長くねちっこい夜が終わったら
どのみち 僕は消えるよ
ただ微かなぬくもりのかけらだけ置き残して
ただわずかな存在の匂いを部屋中にくっつけて
僕はやがて 夜が明けたら君の未来とは別のほうへゆく
君の知らない場所へ
僕も知らない場所へ
あてもなく とりあえずなんとなくぶらぶらふらふら
でももうこの部屋には戻ることはないだろうから
さようならはたしかだ
永遠に会えないことだけは覚悟しておいてよ
君が泣こうとわめこうともう決めたことだから
さようなら
君も君の未来みつけておくれ
どこか遠くから願ってる
どのみち このみち
あのみち そのみち
どのみち ゆこう?
たくさんあるから迷うけど まあまず一番近くて楽そうな道からゆこう ゆこう ゆこう
どのみちよりも一番僕らしいと思う道をゆこう ゆこう
それが人生だ
それがすべてだ
あてなんか決まりなんかもともとないんだから
自由気ままにやりたいことは迷わずやってみろ
ケガしたって笑ってやれ
その傷はいつか君をつよくしてくれる
だから迷わず 悩まず なるべく笑え
それがコツだ
それが無難だよ
道を見失い中の君よ
朗報です。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
命の夜明けまではまだ時間があるといつまでも僕は先延ばしにしやがて忘れてしまい
気づきもせずとうとう終わりをむかえる
なんと悲しいことか
死ぬ間際でやっと愚かにも思い出し
手遅れのままあの世逝き
それはすべて有限なる時間のはかなさが僕を殺したんだ
それは違うなと心の中の良心がいう
それはすべて有限だとわかっていたはずだからその中でなにもせず時を流したあなたが悪いという
なるほど 僕は悲しいほどそのあまりの適当な見解(こたえ)に納得して魂ごと僕の全部は空に昇る
永眠、安らかにお眠りを
やっぱり人生はちゃんと考えて生きないとね。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕は僕自身で書く詩とは逆をやる詩人
詩人は詩人でもうちなる正しさを外へ放出し態度にあらわすことをしない
だから僕は僕自身を僕自身で腐らせだめにする ばかなヤツ
詩人だからとか総理だからとか 関係ない
偉さも人との釣り合いもすべてふつうだよ
特別な人間なんていない 僕自身なりたいとも思わない
ただそれが好きだから好きなことが延長して周りを驚愕させてしまったりするだけ
少なくとも僕はそうだと思う
うちなるものを売り飛ばすのもいい
うちなる才能を天才だと言い切るのもいい
でもそんなのはばかのすることだ
だから僕はばかだからばからしくばかなことをしたいと思うとことんからだの中の中までばかなんだ
だから僕は僕自身を天才と呼び時にばかとも呼び
いい作品を生み出そうと躍起になる
そして結局は金だとか何だとかいう前に好きだから書く
それが前提なんだろうな なにをいってもそれにしても
きっと好きじゃなかったら書かないしそんな時間は無意味だ だから僕は今詩を書く、より高みへ飛ぶために、より見晴らしのいい場所へ飛ぶために、今はたぶんこれだけが僕を動かす原動力
金よりずっといい詩を書きたい
そんな思いだけでみんな詩を書いたり自分の人生生きたりしてる
なにも変わりなんてない
人も詩人も
才能なんてなくたって
天才なんて言われなくたって
自分がそう思えばそれでいい 君は天才だ
世の中なんていつだってわがままだ
評価なんていわば下馬評だ
だから自分なりに歩けりゃそれで十分すばらしい
僕はそう思いいつも机に向かい詩に向かってる
そして絶え間なく続く毎日や現実や何かに向かってる
不安にも真っ正面から偽ることなく体当たり
偽ったりはばからしいよ
だから僕はなにに対しても変わらず僕のままでゆくだけだ
ただそんだけ
そのために傷つくんなら本望だ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
まるで今の俺 断崖絶壁に立たされているようだ
不安が日増しに底上げされていく 歳の問題じゃもうないらしい
目をつむれば 時間がいつの間にか僕の目の前を通り過ぎて
朝になってた 夜明けの空が太陽の光を街に放ち 窓の向こうでまた昨日と何ひとつ変わらぬ日々が僕を呼ぶみたいに少しずつ回り始める
そうしてまた夢から覚めたように僕は終わる1日に目を閉じ
そしてふたたび朝をむかえる
繰り返す平凡な日常
当たり前すぎて死にたくなる でも死ねないのさ
僕はなぜだか守るべき人も叶えたい夢もなにもないのに死んでしまうことは生んでくれた人に悪いと思って死ねません
だから明日も僕は日常の中 駆けずり回ったり汗かいたり
無謀な理想を抱えたり 大それた愛叫んでみたり そんなものないけど
ふつうじゃないといえばたしかにふつうじゃない日々の中で僕は今日も命のタイムカードを押す
ずっと同じ日常の中で新しい空気を追い求める
そんな日々を繰り返すだけ
そんな毎日がただ続くだけ
それでも今日も生きる
笑えないことばかりでも
今を生きることが明日の何かにつながると信じて目指していく
今が生きれれば明日も頑張れる そう何度も訴えかけながら息を切らす夕暮れ
長かった今日も終わってみればなんだかあっけない
そんな事 言いながらいつになく感傷的になってたばこふかす
きっといつの未来でも日常のどこかで暮らしている
泣いたり笑ったり
それが僕の生きるしるし 生きたあかし
いつかやがて生き続けなくていい日がやってくるまでこの足跡は僕の前へと続いてく 足跡の終わりは僕が死んだ日
それはまた僕の誇り そこまで生きてきたたしかな勲章
すばらしい すばらしい勲章なのさ
不器用でも愛想なくてもそれ一つで僕は僕としての形を成し輪郭はやがて中身のある自分を形作る。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君と僕とをはばむ壁
ずっしり さえぎる父という存在
君と僕とをはばむ壁
ぎっしり ふえてく明日への不安
君と僕とをはばむ壁
ざっくり かくした 秘密やうそ
君と僕とをはばむ壁
しみじみ ならんだ 貯金残高
君と僕とをはばむ壁
ぶち壊してたまにはその向こうへ飛びたい
そして何もかも愛せない理由にはしないで君を大きな心で抱きしめたい
でもいつもじゃまするいくつもの壁
僕をはばむ見えない壁 壁 壁
それがなければなあ
そう思ってはため息がゆれる
言葉は出来上がってる
それなのに伝えられないもどかしさがこたえる冬
いっそう寒さも増してくる冬。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
他人にバカと言われるのがいやなら
他人に言われる前にばかだよと当然のように言え
批判したって言われ続けるならばかと認めなさい
だけど単にばかなヤツになるんじゃなくやさしいばかになりなさい
そのときこそばかにしたヤツらを見返してやれ
どうだ こんなにもやさしいばかが出来上がったぞ と、
どうだ 参ったか? あんなにもばかにした俺が夢をつかんだぞと 鼻で笑え
ばかにされた分だけ叶える夢は百倍
そしてばかにされたときの我慢や怒りの数だけそいつ等との差は歴然の千倍 それで貸し借りなしだ
それで十分 仕返しだ 暴力はしない
その代わり気が済むまで笑ってやる
あとで吠え面かくな
今に見てやがれ
そんな強がりを言えるほど芯の強いやさしいばかになれ、我慢してきた分そいつらより幸せになれ
堪忍袋はただ切れるだけが脳じゃない
違う仕返しのしかたもあるんだぜ 傷ついたから傷ついた分俺は奴らより幸せになる権利があるはずだ
そんなことを俺は奴らに言いたい
だから ばかになれ、自分
今はたえて 未来を待て いつか奴らには見えない光が見えるときがくるから。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君のことが好きだよ
君のことが大好きだ
ただ悲しいのはこれ以上言葉にできない事
だからなるべくその好きだって気持ちが伝わるように態度で限度をこえられるようカバーする
愛には終わりはない
決めつけたらそこで終わり
たとえこれ以上愛しようがないとわかっても君がそれ以上今以上の愛を求めてきたら
僕はまた無理しちゃうよ
まだ隠し玉かあるみたいにじらしてもったいぶるよ
愛がここにあること
いつまでもあたりまえであるようにずっと願うんだ
僕を好きなままでいてくれるよう愛してもらえるように
君が想う僕になる
それがそれっぽちしかあげられない僕のせめてものつぐない
そのかわりとしての目くらまし
いつまでもまだ愛せるよ まだ愛せるよ
だまし続ける日々が続こうと
このまま雨がやまなくても僕は君が好きさ
それだけでゆるさせるならば僕はずっと君を愛したい
ふたり永遠といううそにだまされながら暮らしてゆこう
君はなにも知らなくていい 僕のこのくだらない苦労なんかわかってくれるな
ずっと君は僕のそばで笑っていてくれればいいよ
そのためなら苦労や疲労などぜんぜん感じないよ
僕は君を永久に そう永久に愛すつもりでいるから
永遠の命なんてなくたっていつかすべて終わったって
続けていこう
幻の中で
愛し合ってゆこう
僕らのルールしかまかり通らないそんな秘密の場所でひそやかに愛をはぐくもう
終わらない愛を育てながら 生きているとき今まで感じれなかったようなときめきの花を咲かそう
ただ それだけ
指切りしたら
ふたり また変わらない日々に歩いていこう 波にまた紛れよう
いつかきっと叶う日がくる約束抱いて。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕の一歩はあなたの一歩でもあって
互いのどちらが歩いてもそれはふたりの一歩になる
ふたりの心がいつでもつながってるようにすべて一緒になるよ
僕の悲しみや痛みがあなたに伝わってしまうように
心の回線をつないでしまったことでよけいなこともわかってしまうけど
それは人と人が愛したりするにはそれが必要だ
人の苦しみをわかってあげるためのやさしさ生まれる
わからないこともあるけどわかることならばわかってあげたい
少し無茶しても わかりあいたい理由がありわかりあわなくちゃだめな愛が叫ぶ
そんな気持ちがつくる愛が明日も続くように一歩一歩ゆっくりつまらないことで離れた分の距離を縮め また手と手をつなごう
一歩の違いだけでふたりの心はこんがらがってしまう
だからたしかめるのさ
気がつく前に
手遅れになるその前にいつも同じリズム 同じ足並みで歩いていけるように 生きていけるように僕は一歩ずつ不完全な心を重ね合わせられるように
左右対称 同じになれるように
違う人だからっていう違いはいつまでもあっても大切な思いは変わらないでいたい
そんな気持ちが明日に虹を架ける
その一歩がまずは大切な鍵だよ その鍵でしかひらかない扉があるよ
それが心の扉さ
だから一歩 一歩 確かな道を踏みしめてゆくんだ
一か八かの賭けにでるのもたまにはいいけれど
やっぱり確実な道で君と笑いながら歩いていきたいから
ゆっくりでも頑張って苦労も努力もするよ
それは誰のためでもなくそうふたりのため
どちらかひとりの為じゃなく 分け合う喜びも二等分
ちゃんときっかり分け合えたら嬉しさ百倍
サンサン輝くお日さまの真下で心は少しずつ全開になる
そしたらふたりもっと愛し合える つながる絆の糸も今より硬く丈夫になる
永久に切れないその絆はやがてひとつの形となり物語をつくる。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
石けんみたいに使いきり費やせば
ろうそくの蝋みたいにやがてなくなる
時と共に溶けてゆく
永遠にあり続けるものなんてなにもないんだ
形を成すもの形を成さないものみんなみんな泡となりいつかは破裂するよ
人の記憶の中で
誰かの心の中で
誰かがおぼえていたりはしないで忘れられるよ
みんな 誰の記憶にも最後は残らないよ
どんな どんな 有名な人も時の流れには勝てず幻の中に埋もれる つかの間一時をにぎわすだけのその場限り 時の人
いつか シャボン玉みたいに僕も大切な人の記憶の中にさえ残らなくなるかな
そしたら僕の存在はどこに生きていた意味や証を残せばいい?
大切な人に関する気持ちや愛情や笑いあった思い出さえ僕の中から消えたら悲しい
どんなにきれい事で紛らしても結局は忘れたらそれきり
いなかった存在も同じ
だから時々僕は思うよ
今という時間 今という場面 今という場所 そのすべてはなぜあるのかと
そして日々はなぜ続いてゆくのかなと
ただ今日も泡みたいにある程度飛んだら破裂するみたいに消える
それでもいやなことにその悲しみは明日も消えず僕の記憶の中で死ぬまでつきまとうから
死んだらなにも残らないくせにずっと自分自身を苦しめるおもりに変わる
重い重い足枷になる
でも僕たちは生きるのが仕事とばかりに不器用でも日々をつなぐ
不可思議だね
ただ生きたいが為に苦しみを背負い
程なく息絶える
同じ生き物でも違う光をそれぞれが放つから目立つ 寿命は違えども
たとえ消えてもきっと輝き続ける
信じよう 愚かなほど
はかないくらい短い命の鳴き声 生きている間だけの光ある自由
にゃーお にゃーお…
この世界 この現実はくたばったあとも僕をむかえてくれるかな 少しは憶えていてくれるかな
今はそれだけが心掛かりだ あまりにも存在が希薄な気がしてさ。