詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
花は咲く
でも散りゆく
その始まり 終わり
花は始まりは知らなくても終わりは知ることができるよ
どっちも自分の気持ちや意見とは無関係のもの
そんな仕方ない事には人間は干渉できない
ただやさしい覚え方で覚えさせられた摂理の風が吹けばそう人生は終わる
ろうそくを吹き消すように
痛みと苦しみのあと
人は召されていく
花が散るように
花が枯れるように
もしかしたら痛みのない死もあるかもね
だけどその痛みは肉体的な痛みにとどまらず精神をかき乱す痛みもあるから
悲しいんだ
花はそれでも散る
それが決められた運命(さだめ) 曲がらないおきて
それをわかってても認めなくても関係ないというように知らん顔で連れ去る
花はいう 涙は流さないけど 悲しいよと
そんな小さな形もない花の想いは空に昇ってゆく
どこかへ向かって
どこかをめざして
それが花想心
しゃべれない
生き物たちの
たしかな想い
たしかな気持ち
それが花想心
今 神様の手元で光る
僕の命もやがてあなたの手元に還るかな
また生まれ変わるため
僕の命はしばらく休む 眠るように休む
それもまた花のように散りゆく運命をもつ小さな僕の花想心
花の想いをかりて今ここに記す すべてはうそ偽りのない真実の言葉 花想心さ…
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
いろんな想いが余計な気持ちを集めてくる ジャマだな
たくさんの想いがよほどのことがなければ泣かない僕を泣かす
いーけないんだー
いーけないんだー
先生に言っちゃおう
いーけないんだー
いーけないんだー
先生に言いつけちゃおう
でもそんな先生いたらいいけど僕には親さえもう居ずに空の上を眺めるばかり
姿さえ見れない
星になったなんてロマンももはや通用しないくらい現実しかみれなくて悲しい
あの頃はよかった
親もいたし ロマンも信じれたよ
それもこれも愛があったから あなたたちが支えてたからだ
だからあなたたちが居なくなった瞬間僕は支えをなくしたようにぶっ倒れてしまったんだな
いーけないんだー
いーけないんだー
神様にこそ言いたい
いーけないんだー
いーけないんだー
孤独な僕をさらに孤独にして
そのままかよ…
せめておなじ場所へ逝きたい…
でもそれもこわい
こんな悲しい運命にさらに重ねて意気地のない僕にどうしてしたんだ 神様…
居るならば
返事くらいよこせ
この 傍観者が!!
なんとか言いやがれ
涙が出なくなるほど悲しすぎる今だから。
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悲しみの雨が降る日には無理せず傘をさしてもいいんだよ
キミの強いとこみたいけどそれ以前にキミの悲しい顔はみたくないよ
だから ほら傘がないなら僕の傘の中へおいでませ
手なんかつないじゃったり 目的はまばらだけどキミの悲しい顔見たら言葉が飛び出した
キミのぶんの面積を多くして濡れないように 風邪でも牽かないようにいつの間にかキミに傘ごと渡す
なぜか駆け出す僕
ひどい雨の中を…
僕が風邪牽かないか心配する間もなく僕はキミに手を振りサヨナラ サヨナラ サヨナラ 雨の中
傘ひとつ置いてきたよ 君の心の中
好きだという気持ちは渡せなかったけどなんかそれでいい気がするのは何故かなあ
君を愛してる ただそれだけだけれど
僕だけがそれを知っていても意味ないけど
僕がそんな気持ちもってるってだけでなんか特別な気分だ
今まで人なんか好きになった事もないから
こんな気持ちがなんなのかさえわからない僕だったから
好きとか嫌いとかじゃなくてなんか不思議って感じだったんだ
そんな気持ち今でも憶えているよ
今は愛とか軽々しく言えてしまうけどあの頃はなにもわからなかった
恋愛初心者マークもつけてなかった
自転車しか移動手段がなかったみたいに範囲が限られていた気がする
今では 今ならば
どこへでもゆけるから
君を迎えにゆける
君を迎えにゆける
あの日みたいに
雨の中 傘ひとつもって
今度は逃げないでキスなんかもしたい
そんな夢 すてきな下心抱えて 僕は急ぐ
雨の中…
水たまりの落とし穴に気をつけながら君のもとへむかうの。
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今日もまた日が暮れてそれぞれの家に向かってみんな帰るよ
悲しいことがあった人も嬉しいニュース持ち帰る人もみんな
ひとりで帰る人ふたりで帰る人 大事な人と友達と親 兄弟と
いろいろあるけど
みんな 気づいてる
見上げた空のきれいなこと きれいなこと
わからないかな…夕暮れだよ
この涙の意味するところはきっとありふれたものだけど
帰り道 ジャマするものはない
それだけでほら君の心に空の果てへのびる道が広がる
どこから見る夕暮れもどんな気持ちで見る夕暮れも一緒なのにただ何かが違う
悲しみ抱えればなんだか青みがかった空に見えるよ
ああ 人それぞれ夕暮れの歌を知ってる
口ずさむ歌は冬のはかない夕暮れにさびしく響くけどどこかあたたかくなる歌
帰り道 少しだけさみしい別れ際
まるですべてが終わってゆくみたいに
夕暮れを見るとさびしい気持ちになるのさ
だけれどやさしくもなれる
そんな不思議な気持ちにさせてくれる夕暮れが大好きだった頃へまた帰りたい
僕を帰してください
ああ また無理難題を言ってしまったね
ごめんなさい 神様
この涙の意味は誰もわからない
こんな気持ち抱えてしまった僕にしかわからない
殻に閉じこもるけどやさしさあふれるのは空にともる石油ランプがそうさせるから
夕暮れ時 赤く燃える空 帰る人の影
だんだん日が落ちて灯りがちらほらとねともる
そんな景色 当たり前だけどなんか切ないよ
また今日も繰り返す
この夕暮れだけはいつまでも見ていたい
そう思った
過去に置いてくるしかなかったものをまた思い出させたね
だから悲しい気持ちもやさしい気持ちもぐちゃぐちゃに混ざり合って
胸の中で熱く熱くなって やがて落ちつく
今日もまたさんざんだったけどきれいなあの眺め見たらどこかから元気わいてきたよ 僕の味方 夕暮れ…
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「どうもどうもありがとうね」
僕をささえるすべてにありがとうと言いたいよ
捧げたいな 伝えたいな 届けたいな
言葉にすれば簡単にうそも本当もおなじにようになるから
そのぶん気持ち込めてその真剣さが伝わるようにつとめたいな
だから
ありがとうはただありがとうというだけじゃありがた迷惑だ
そうさ
ありがとうは気持ちを込めなくちゃ誰にも伝わらないよ
それだけ重い言葉だから
安い気持ちで軽々しく口にしちゃだめだよ
本当にありがとうと感謝してる時にだけ言えるんだ
ばかみたいな程当たり前だけれどそれがすばらしかったりするんだ いつも!
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あがいて もがいて
苦しんで 傷ついて
泣いて 笑って
叫んで すっころんで
いろんな苦悩を味わいながら日々は当然のように過ぎてゆく
失ったり 何か得たり
奪われたり 奪ったり
迷って 悩んで
追いかけたり 追いかけられたり
様々な日を生きるけどどんな日も不器用だとしても精一杯生きることが僕の永遠に変わらない理想です
その涙 その笑顔
その悔しさ その痛み
たくさん泣いたから たくさん笑ったから
疲れたろう 自分に言うのさ
うなだれた肩 うつむく横顔 そっと差し込んだ光は未来を照らす愛の光
そんな中で虹が咲く日を僕は待っているよ
闇の中に光を
絶望の中で希望を
悲しみの中で喜びを
期待するように 見いだすように
いつでもいつまでも心の空に虹が架かる日を信じてる
今日も 明日も ずっとずっと
その前に命か尽きても泣かない 涙はもう流さない あとは笑うだけさ
その涙で未来さえにじませないように
僕は笑顔で未来を輝かせる
キラキラ ほら綺麗だよ 君も見えるかい?
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扉だって鍵がなければ当然開かないよ
だからね
夢だけもってたって憧れだけいくら抱いたって理想のままじゃ悲しいけど意味はないんだよ
大事なのは鍵には扉が必要だし
おなじように鍵がなければ扉は意味はない
開かない扉なんて意味はないんだ
その先を目指したいならば鍵を探すんだ
闇の中 手探りで
涙 ため込んで
唇 かみしめて
口の中に広がる 血の味は悔しさの味
涙のしょっぱさは悲しみの味 せつなさの味なんだよ
大事な大事なその二個をいつでも君の手に握っててほしいから
少しきびしい言葉も君を思えばこそと自分をさとす
いま 僕から君へ
そして 君から僕へ
流れてゆくこの涙その笑顔 すべてが大事な二個の思い
もう消えないで
一千回 一億回ケンカしてそのたび離れても僕らは磁石だから引き寄せあってまた出会うのさ
僕らはそう
鍵と扉の関係
また時には
光と影の関係
だけれど忘れないでいてほしいのは
僕には君が
君には僕が
居なくちゃ明日は開かないし心は輝かない
それだけはいつまでも変わらないから
おぼえていてね
僕はおぼえてる
君をいつもこの胸に描くから
長い時の流れに負けないよう色あせないように霞まないように毎日毎日思うから
忘れないよ…
忘れるもんか…
君は僕の残されしたたひとつの光なんだからね
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悲しみ 喜び
やさしさ 厳しさ
苦しみ 快さ
この世にはたくさん対になるものがある
ならば僕らも対になるついに対になるよ
重なり合って
混ざり合って
生まれた感情は燃えるような心
愛です
愛です
それが愛です。
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大好きな人からまた大好きな人へと
プレゼント フォユー
素敵だね 素敵だね
愛している人からまた愛している誰かへ
プレゼント フォユー
素敵だね 素敵だね
自分にもたまにはね
プレゼントあげたい
頑張ったり努力したりしているから
その痛みや苦しみは自分にしかわからないものだから
他人には独りよがりだと思われてしまうけど
自分だけにしかわからないものなんだからどう思われたってダイレクトにその痛みや苦しみを感じてしまうんだから仕方ないよね
血で真っ赤に染まるくらい君のために頑張ったからそれだけは認めておくれ
火傷しないように気をつけて
アツアツできたての肉まんみたいなまるまるとした愛だから
外見はちょっと血で濡らしてしまったからグロテスクだけど中身は保証するよ だから素手でつかんでね
鮮血のプレゼント!
鮮血のプレゼント!
鮮血のプレゼント!
これが僕の本気の思いと思ってくれればいいから
鮮血のプレゼント!
鮮血のプレゼント!
鮮血のプレゼント!
君が大好きさ!
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悲しい気持ち 隠さず笑えたなら幸せ
もしもそれで笑顔になれたなら素晴らしいよ 素晴らしいよ
今朝 届いた ポストに届いた幸せがほら急に笑いだしたら
君の心は踊り出す
飛び跳ねる気持ちが君を幸せにしてくれる
幸せ宅配便が君の心のドアをノックする