詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
なにを信じればいいのですか?
さんざん裏切られてきて
それでも人を信じなさいというのですか?
それはむりな話だよ
なにを生き甲斐にして生きてゆけばいい?
何ひとつ楽しいことなんかない日々の中で
なにを生き甲斐にして笑えというの?
人の毎日は光にあふれてるばかりじゃないから
闇ばかりを見てしまう人も中にはいるんだよ
傷つくことにおそれてしまう 心の弱さを隠しながら
笑うことなんて僕にはできない相談だ
だから僕は悲しいことに泣くよ
そして嬉しいことに出会ったら笑うよ
それがふつうだよ
それが当たり前だよ
それが正常だよ
ホント ホント!
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
初恋ウィンドウ
のぞいてみれば
大好きな君がいつでも笑いかけてくれる
そんな君にブレイクダウン
やられちまう
ノックアウトさ
世界にはいろんな窓があるけれど
僕は朝の窓を開けて
君の瞼をあけにゆく
君の心の窓が閉まってしまったらあずかってた鍵であけるよ あけるよ
ほらまた笑ってね
あの笑顔で
せつない今日を飛び越えたらきっと明日こそは笑えるはず!
そう信じて開け放つのさ
あの懐かしい気持ち手繰り寄せて
初恋ウィンドウ
久しぶりに
のぞいてみれば
なんだか恥ずかしくて照れ笑い
あら、こんにちは
お辞儀をしながら
花に水やり
じょうろからでる水に虹が映り込む
ほら、きれいだね
君のことだよ
なんてなあ…
初恋ウィンドウ
のぞいてみれば
大好きな君がいつでも笑いかけてくれる
そんな君にブレイクダウン
やられちまう
2ラウンド目は与えてくれないぜ
すぐにノックアウトさ
初恋 初恋 初恋
初恋 ウィンドウ!
のぞけばいつでもあの頃と変わらぬ君がいる
それが永久であるように願う 気持ちに花が咲いたら
ちょっと悲しくても笑えるよ
こみ上げる 水しぶき
この涙は笑顔の前兆さ
素晴らしい出来事の前ぶれさ
イェイイェイ!
繰り返す雨のち晴れ
そして明日は待ちに待った晴れ
どっか行こうかな
楽しみだ 楽しみだ
心はまるでスーパーボールみたいにはずむよ
ドッキドキの夢
擬音にのせて
今 道の向こう側へ飛沫をあげてはじけ出す
シャボンの香り
なんて素敵なんだろか
いつでも出会ったあの頃とおなじ気持ちで互いの窓をのぞく快感 忘れるなかれ
その分なら心配ないな 心配無用だね
ラララ 愛の風船 あふれる部屋
花の香り
幸せの香り
極上の香り
君の香り
あの頃の香り…
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
それができなくたっていいんだよ
罪じゃない
悪いことじゃない
人とおなじことができなくたって笑われる筋合いはない
それを笑う理由はない
ただ人よりちょっと頭の出来がいい意味で違うってだけ
だからある意味
素晴らしいのさ〜
そんな感じ
だから時には足並みそろえて歩けない
ムカデ競争ならその場でまともに転んで責められるけど
それぞれ歩く速さを競ってるわけじゃないし
みんな自由にいろんな場所を歩く 走る 駆けるから
自分のできる範囲
自分がおもうスピードで走ればいい
それがいわゆる自分らしさなんだって思うから
足並みそろえて歩けなくてもいいよ
甘さとかじゃない
そうなんだ
そうなんだ
人と無理して合わせたりする事はないしおなじになろうとする必要はないさ
すべてがそうだよ
そんなに泣くなよ
悲しくなるだろ
僕の大好きな人
助け船を一双出そう
足りなければ二双出そう
これで 笑えるかなぁ
僕は精いっぱい
明るく振る舞ったつもり
でも目尻に拭えぬ影が揺れる
ポタリやがてザーザー 瞳から雨が降る 雨が降る
何でこうなるんだろうね
いやな社会だ
君を泣かす社会は嫌いだ
僕を泣かすいぜんに君を泣かす
僕がいう言葉を君に届く前によけいな思い込みで君を惑わす
なんてふざけたやろうどもだ
いいよいいよ逃げておいで
ここまで 泣きながら
抱き止める 二人 ふるえるうさぎ
弱い者同士 あたためあおう…
愛の炎 暖炉みたいにたき火みたいにメラメラ 燃やして
足並み無理にそろわせようとする社会を断固憎んで 断固うらんで
ギロッ
ギロッ
にらむ
目を光らせる
嫌みな社会に破壊光線!
どうだ笑えんだろ
悲しみもお笑いに…
嫌みなことに
嬉しいことに
ネタはそこらにわんさかある
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
今じゃ時代おくれのせつなさをまとった夜の闇の中を僕はひとりきり歩く
さびしさが身にしみる凍てついた冬の街
このままじゃ感情まで冷たくなりそうだ
なぜかしばらく会っていない君に会いたくなった
わがままを千個並べて
自分にしかわからない方程式を百個語ってく
なんてつまらない百物語なんだろう
ろうそくはないから線香で我慢して
我慢も何も聞きたくないのよ
なんて僕のくだらないジョーダンに君はそう言いながらも笑って聞いてくれるかな
僕が一番 君のこと知ってる
孤独な影 ゆらゆら夕闇の中へ溶けていく
サヨナラも言わないで
永遠に会えない二人は
君にあげようとした指輪も意味ないね
僕だけの恋心 君には届かずに
それとも知らず僕はつながらない糸電話の片方を必死に耳に押し当てながら
君の返事を待つ
愛 愛 愛 愛
愛してる
そんな言葉
期待してたのに
ばかだったんだね
ばかだったんだね
ああ 愛のばかやろう!
勝手にくたばりやがって
キスもしないうちから
ああ 愛のばかやろう!
いろいろな未来描いてたのに
それもすべて無駄になった
君じゃなくちゃ意味がないから…
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕にとって夕暮れの赤い色はやさしいあなたを思い出せる色
君にとって夕暮れの赤い色はどんな意味合いをもってるのか
青空 雨降りの曇り空
いろんな色の空の下で
今日も季節の風に吹かれながら
ひとり物思いに口笛なんか吹いてみたり
黄昏てみたりするうちに風に吹かれていやなことも忘れられるから
また僕は笑顔とりもどせるよ
高く高く築いたプライドも守ってきた由緒ある誇りも今ならば 今だけは
くだらなく思えるくらい瞳に映る夕暮れが美しすぎて
もうほかのものに目移りする余裕もない
それほど君がきれいってことだよ
あの日 あの夕暮れ
眺めたあの空を僕は忘れないから 君も記憶にとどめておいて
シャララ もうなにも迷わない 僕は君が好き
ただそれだけでいいじゃないか
なにを迷ってたんだろう
誰よりもひときわ輝く愛なんて手に入れられなくても
ふつう以上
シンプル以上
素晴らしい愛なんてなかったのに
僕はなにをまごまごしてたのかな
ごめんね
遅くなったね
僕は君を愛してる
今空を朱(あけ)に染める夕暮れに誓うから
得意の愛のうた自慢げに歌わさせて
ルラララ 二人おなじ空の下おなじ風に吹かれて おなじ時を感じて おなじ世界の上に立つおなじ人として
誰よりも強い絆で心を結びあおう
それだけでなにもかもゆるされる
そんな気がするのは僕だけかなあ
だから今日も夕暮れは何ひとつ変わらず美しいまま
僕の瞳の中で涙がでるくらいどこまでも広がるから
揺れる 君の髪
さり気なく流れる時間
永遠に感じてしまうけど永遠じゃない
でも今はそんなこと忘れて愛し合える
そんな幸せをつかんで離さない 離さない
言葉が宙を舞い二人の明日をどこまでも追いかけながら
ついてくる 不安や悲しみにさえ笑いかけたら素敵な1日の始まりが再び僕らの目を覚まさせる。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
なぜか頭の中に懐かしい景色が通り過ぎるたびに涙があふれてくるんだ
ただ熱く燃えるようなせつなさに 僕の涙はとまらなくなる
子供のころはばかみたいに早く大人になりたいななんて思ってた
それでもほら気づけば僕いっぱしの大人です
なってしまえばただほろ苦さと願ってしまった僕のばかさ加減に呆れるだけで後悔が駆け抜ける
あの頃 見てた大人の世界はまるで夕暮れみたいに美しすぎた 幼い目には輝く光ばかりが目立ってしまっていた
でも 今 扉をあけてその世界を知ってしまった僕はあまりのつらさと悲しみに涙しちゃった
惑わされたわけじゃないし惑わそうとしたわけじゃないだろうけど子供にも甘やかさず無駄な心配をせずうまく理解できなくても現実の厳しさを簡単にでもいいから教育するべきだったね
現実と理想との狭間
そのギャップに涙がとまらない
いきなりの社会との拒絶 その距離
落とされた世界でなにが楽しくてなにが素晴らしいとお思いですか?
時々わからなくなるその価値と意義とホントのところ
涙がとまらないんだよ
誰か 誰か 止めて
さもなければ心配して
このままじゃ僕
壊れかねない
もう もしかしたら
壊れてるのかも
若いのにすでにガタがきてるよ
この肉体 精神
カルテには偏頭痛の横に社会不信による重度の鬱と明記しておいて
症状は以下の通り
死ぬほどつらい苦しみ
腹の底から
つま先まで
えぐるようなせつなさ
ああ 涙が 涙がなぜだか意識とは別に限りなくあふれる
癒えない傷に見えない涙がしみて ひりひりする
涙目で白旗あげる僕にさえ誰一人気づかないまま
あろうことか素通りする人もいる
なんでこうも世の中に吹く風は冷たくて容赦ないの?
すきま風でもからだの芯から凍えてしまう
ああ 無情のさなか
それでもこの冷ややかな運命は速さを変えずに一定の速度で廻る。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
買ったもの
成すもの すべてに意味や理由があり
何ひとつとして無意味なことなどないよ
なんせそれを知らなければきっと欲望は収まらないし
それを知ったことでわかったこともある
知らなければならなかったことがある
それを知ったことで得た事実がある
この手の中にある
欲望から始まる
知識の探求が
僕に教えた
脳味噌じゃ理解できない
形や理屈のない
言葉にもできない
そんな好奇心が僕を突き動かす
だから罪もよくいえば探求心のあらわれ
人はいろんなものに興味を持つ目をそなえてる、幼ければ幼いなりの興味と歳にふさわしい好奇心がある
レンズ2個
今日はなにがまばゆく見えるかな
あれもしたいな
これもしたいな
素晴らしいじゃないか
それがなけりゃ夢も愛もなにも欲しがらないさ
欲望あっての今
そして僕
罪悪があっての今
そして僕
正義があっての今
そして僕
いつでも先に僕がつながってる
それはすべて
あふれる
探求心と好奇心からなる健全な感情だ
今 わかった。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
気になること ひとつみつけたよ
他人は自分のことどう思ってるのかな
自分は他人をどう思うか一目瞭然わかるね
だけど他人が思う自分はどんな人かわからないよ
だけどどんな自分にしろ
他人によく思われたりなんかしたくない
他人がばかな奴といおうともそれもまた僕の姿と笑うさ
よく思われたりなんかよりずっと僕は僕らしく生きていきたいから
君の中で美しい僕でいること
それが大前提
だから気にしない 気にしない
でも気になること
毎日思うこと
君の笑顔や言葉
それは本当に本当かい?
僕らはとても不便な生き物だから
人が語る言葉や姿を見て真実を見極めてそれを信じるしかないから
信じたいけどなぜか浮かぶ疑惑が自分でも憎いな
その反面なぜか捨てたくもないな
君が好きなのに
疑いたくなんかないのに
なぜかすべてを信じたいと思う気持ちとおなじくらい疑ってしまう時がある
それが最近気になることなんだよ
少しずつその疑惑や不信感をなくしていけるように二人おなじ時を過ごす中で心とも大人になろう
そんな誓いを果たす日こそ僕ら 本当の人であり 本当の恋人だよ
でも忘れないでそれでもアイラブユー
君のこと 今すぐ抱きしめたいよ
そんな気持ちも思いもすべてまとめて受け止めるよ
もし隠してることがあるなら怒らないから話してごらん
そんなこと僕にもあるから言えやしない
ああ なんてばかな男だろう
自分を棚に上げてしまうおろかさよ
夜の闇の中へ放り投げてしまいたい
それでも君を抱きしめる時だけ僕は正しい探偵になれる
泥棒の気持ち 捨て去って
昼は探偵 夜は怪盗
正義と悪を抱えた心
君はそれに気づいてくれてるのかな…?
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君が大好き
愛してる 死ぬほどゾッコン
それがもはや哲学
君が僕を愛すこと それも哲学、理解ができない
理解不能の哲学の域
それでも愛したい
それでも好きでいたい
そんな気持ちでさえなれてしまった今でなら当たりまえだけど
確かな意味までは理解できてできない哲学
ただ、大好きで
ただ、愛してる
それではこたえにはならない
だから永遠にわからない哲学
解き明かせなくても自分なりのこたえを出す
それが僕らの哲学
唯一この世で
信頼でき紐解ける
二人がかりでつくった
愛の哲学 愛の哲学
たんまり積もったなぜ?という問いに刃向かうように叫ぶよ
愛してるから!
好きだからだ!
それでいい
素直で正直でとても純粋 明解な意見だよ
哲学なんかぶっ放せ 分厚い本も庭で燃やしましょう
僕らの哲学を代わりに神としよう
僕らの神としよう
そうしよう
ねぇ なぜ?の理由
すべての理由の
あなた
きょとんと笑うあなたよ
哲学のすべてよ
僕が紐解くのはそんな君のごく一部分
すべては解かないし解けないさ
だからこそ理解するんだ 不確かでも君が大好きだから
間違いなんかあるもんか
哲学なんか常識なんか理屈なんか
くだらないんだ
くだらないんだ
だから捨てるよ
いつか僕らのために作られた意味のない哲学
それより君とつくった哲学を信じ僕らはそれの下で陽を浴びるように元気に笑おう
元気に笑おう
本当の哲学を抱いて笑おう
何年先 何年後も
永久に君が好き
僕らの哲学はそれでいい
簡単に紐解けるさ
イッツコンプリート!
魔法の呪文
あ・い・し・て・る
ネズミチューチュー!
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
起立 着席 起立 着席 点呼とります
雁字搦め 校則の檻の中に閉じこめられた青春 少年の幼き嘆きのうた
思春期はとうに過ぎて反抗期も過ぎたころ僕はこの校舎とさよならするのね
スクールはとても楽しい 今日も楽しく勉強や友達とのお話に花を咲かしたいな あの落書き今も消えてないか少し気になる
明るく振る舞って
白いワイシャツのボタン上までしめて
スニーカー汚さないように 水たまり避けて生きる少年の目には夕暮れがただ綺麗に映る
走り抜ける 風の中
まるでトンネル通るみたいに大人になった
トンネル通る前までは子供でいられたのに
懐かしい思いを抱いたまま
眠れない夜 未だにある
きっとあのスクールは思い出というがれきの下に埋もれた記憶だから
もう帰れない
帰れないのはそのせい
ああ スクール デイズ
僕たちの素晴らしい朝焼け まぶしいから
友達や先生ともう少し話せばよかったなとか今だからわき上がる後悔もひとしおで
でももう帰れない
夕暮れの彼方に光る幻の日々 幻と消えた日々
それはまるでなかったことで僕が勝手に作り出したイメージみたいな記憶だ
でも確かにあの頃僕はいた
アルバムの中で笑ってるもの はしゃいでるもの
卒業の作文も生き生きしてるもの
大丈夫
悲しくても
涙でちゃっても
僕は少年のまま
綺麗な瞳さ
だから
起立 着席 起立 着席
懐かしいあのチャイムが鳴ると走り出しちゃう
日常という変わらない流れの席に座んなくちゃね!
だなんて笑う僕は今 大人です
それでも今は今で楽しくやってるよ
ご心配なく
その奥で揺れる 影
今日もせつなくひと粒目尻にあるけど
大丈夫
僕はもう大人だもん
泣かないよ
強くなるよ
きっと、ね!!!