詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
いくら笑っても
いくら泣いてみても満たされないんだ
用意のいい人生や
計算され尽くした
ミスのない人生なんておもしろくない
完全な気持ちの在処を探し求めては今日もため息でお休み
キミの遠い面影を僕をまだ引き留めてる
キミがいるから
キミがいるから
満たされない心の隙間さえキミの笑顔でキミの言葉でなんとか埋まるんだよ
それでもわかってね
それでも満たされない気持ちの事
ゆがんだガラスの向こうに映るゆがんだ自分がこちらを向いて笑う
それは僕の真の姿
そんな僕に愛をくれてどうもありがとう
そんなことしか言えなくてごめんね
今日も何もやることもなく暇を持て余している
そんな僕のこと
穴があくくらいキミは見つめるから
恥ずかしくなっちまって心は穴だらけ蜂の巣
悲しみに撃たれまくった僕はレンコンのようだ。
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うれしいときに流す涙
悲しいときに流す涙
人生にはふたつの雨が世界に降る
どちらか片方じゃなくどちらも同時に降るのです
喜びに浮かれてる時だって見えないだけで悲しい雨は降っている
悲しい雨
うれしい雨
あたたかくて
つめたくて
涙にも似ている
涙が世界をいつか終わらすのだろう
悲しみに沈む世界が頭の中で生まれた
ほらイメージはまたひとつ確信に迫った
この涙は 心に降る雨は悲しく嬉しい雨
いつもその涙に濡れている
傘もないから
ずぶ濡れさ
カタツムリの
カタツムリの
アジサイの
アジサイの
気持ちでいつもパパラパパ
夏がまた
梅雨がまた
僕の心の水かさを上げる 水かさを上げる
心に降る雨がほら見えるようでしょ
目を閉じたなら。
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笑って 怒って 泣いて たくさん今日も疲れたからもう帰ろう さすがに帰りたい
今日の涙 風に流して失ったぶんの笑顔を明日こそ取り戻すんだ
ルールからはみ出さなくちゃ生きれない
僕はそういう人
良くいえばまったくの自由人悪くいうなら身勝手な人さ
旅は道連れ
世は情け
僕には道連れにする人もいなくて
世を儚む心しかもっていないよ
それでもさ
安易にさ
自分をさ
責められなくて
たださ
自分にさ
笑って笑って
笑って笑って
居てほしくて
嫌われても嫌われても僕自身は僕自身を嫌いになれない
たまに抱く嫌悪感もつかの間でしばらくすりゃ煙のように消えるね
我らは悲しい悲しい悲しい獣だぜ なあおい聞こえるか?神様よ
体中 生えた 毛さえも頼りない獣だぜ
せめてライオンのタテガミくらいの雄々しさが欲しいものだ
もう何を願っても永久にこの体 僕をあらわす
魂はやがて空に昇り当たり前なほど世界は終わる
あとになってから頭角をあらわすようじゃまだまだまだまだだめだな 僕も
さみしさ ひとしずく
落ちた 涙
夜空にゆるやかなカーブを描き流れた流れ星のような気持ちさ
はかなさだけを見ながらも果てしない美しさがあまりに輝いてるからはかなさなど目にも入らない
それにしてもさ
我らは悲しい悲しい悲しい獣だぜ なあおい聞こえるか?神様よ
体中 生えた 毛さえも頼りない獣だぜ
せめてライオンのタテガミくらいの雄々しさが欲しいものだ
もう何を願っても永久にこの体 僕をあらわす
我らは 我らは
悲しい…悲しい獣
笑顔さえ白黒はっきりしない曖昧な笑顔になる
面倒な世の中
面倒なからくり
悲しいのは僕だけじゃないすべてが悲しみの恩恵と損害を受けているのさ
被った被った被害は絶大で多大で
ただ僕らはそれに偽りの笑顔向けてる。
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涙が咲かすのは笑顔だと信じたい
雨のあとにはきれいな虹がでる
たしかなことをたしかめるなんて
たしかなはずなのに皮肉なものだよ
繰り返し繰り返し繰り返す波のように
世界は世界は世界は回っては揺れる
何ひとつ変化など求めない生活
求めるのは誰かへの変化よりこの世界そのものとの隔絶か
僕はわからなくなってふと立ちつくす闇の中
こたえはいつでも目立たぬところにある
だから見えないのさ
よく目を凝らしてもカメレオンより隠れるのが上手い
擬態して僕を騙す運命
悲しい
切ない
そんな胸の内だ
たしかなことさえたしかめないでは
いられなくていられなくて心配になる世の中
世も末だなんてよく言うよだなんて僕はふいに立ち止まる光の中
安らぎの中にいても後先の暗い場所見つめてしまうよ
いつかあの闇に僕はすべて喰われて死んでしまうのね
思えばなんだか信じられなくて
でもそれはたしかで
そのぶんオカシイネ
たしかなことをたしかめるなんて
たしかなはずなのに皮肉なものだよ
たしかなもの
たしかではないもの
今 両方を同じ力で抱きしめて
僕は進む 前に進む
今日は向かい風
明日は追い風か
ため息 ふゅるり
風に流して
押し殺す 涙
でも今日くらいは
泣いてもいいだろ
僕は僕の教養範囲をゆるめた
たしかなことはけっきょく何もわからないままただ宛もなく僕は今日も気ままな旅人と名乗ります
こたえはこたえはこたえなぞはきっと自分で見いだすもの
そしてでたこたえが自分のこたえ
たしかなものはそうして生まれる
たしかなことはその中にこそあるのさ
たしかなものはそうゆうふうにしか生まれない
わかるだろう?
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呼び覚ましてみよう
忘れてた気持ちを
揺り起こしてごらん
隣で寝息をたてる僕のこと
悲しいけど
切ないけど
今はただ進むしかない
今はもう進むしかない
だからこそキミの声を合図に僕は涙を拭う汚れをはたき歩き出した
突然の雨も気にせず
いつもの事だと
あきらめをつけ
僕は今日を生きる
明日になったら
僕はまた新しい僕になる
産まれたままの気持ちと同じ気持ちの
だからだからだからだから呼び覚ましてみよう 揺り起こしてごらん
遠いあの人の声にもう昔のような優しさはない
けれど進め
だから進め
無理やりに履いた靴
大きさも合わないのに窮屈な靴で我慢して 痛みにこらえて靴擦れをおこしても傷跡に唾を塗りまた進もうとするあなた
尊敬する反面
なんか遠く感じた
それでもそれでも歩き続ける旅の中
たどり着くよ
いつかの未来
ここに僕はいたんだ
今 イメージの僕と現実の僕が出会う
その瞬間 旅は終わる 本当の終わりが始まる
遠い僕におくる歌
ちょっとぜひその時は奏でたいな
いくつもの旅をしてきたいくつもの僕に捧げるため
手向けの花みたいに僕はそっと時の川に流す その先へは行けない僕の代わりに新しい旅人にエールを。
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心の汚れをひとつ残らずきれいに洗い流せたらきっときっと素直になれる
だけれどだけれどそしたら素直になるから言いたいことすべて誰かに吐く
誰かがその言葉で傷つくことさえそのきれいすぎる心ではもはや嘘やお世辞も使えない 使えない
愛想笑いと帳じりあわせに疲れた1日
そん中で本当の気持ちもしもさらせたらきれいな心で誰もが平然と笑顔でおまえなんかシんじまえと毎日の様に言うのかな
そんなイメージ浮かんだ途端 僕はつくづくきれいな心じゃなくてよかったと思った
心は汚れがあるから救われてるんだ
完全にはきれいじゃないが汚れがあることで嘘や世辞でみんなとちょうどいい距離感 保てるんだね
きれいなだけの心
汚れのない心
そんな心ならばきっときっときっとあふれる涙の意味さえつかめない
血も涙もない人になる
だからよかった
汚い汚い汚い
僕がきれいに思えるから
汚れてたって
人にきれいなきれいなきれいな言葉や愛をあげられる
だから
僕は歌うように
さりげなく
なにげなく
思いを風にして
心に吹かすさ
例えるならちょっと髪を巻き上げる
そんな程度の気持ち
汚れた心にこそきれいな花は咲く
汚れた心だからこそ花の純白(しろ)さは際立ち目立つ
そう思う
当たり前が当たり前を呼びその当たり前がさらに別の当たり前に声をかけそうやって繰り返し続いてく。大切な事に気づく瞬間はそんな当たり前で簡単なものの中に咲くものだと気づいたから心はこんなに穏やかなんだね
晴れやかなんだね
今 心のピースはひとつの絵になりました
謎はすべて解けた
とても簡単でとても大事なことがわかった
僕は花を見つけた
汗と涙と泥で汚れた心の瞳のハシに花が見て取れる
あれがそうなんだね
みんなそうなんだね
探してごらん心の中を。
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定められた形をもつ現実は意外性も何もなくただ笑える ただ泣けるだけで僕にはあまりにもむなしいのさ
どこが楽しいんだろう
どこが嬉しいんだろう
何が笑えるのかなあ
何がそんなに可笑しいのかな
わからない事ばかり
物わかり悪くって素直すぎる僕には受け入れづらいものばかりそろってる 不幸ならぞろめのフィーバー
あふれたこの世界で今夜も眠れずにいるのはなぜかしらね
つい女言葉出ちまうのもまた可笑しいや ねえ
それでも笑ってた昨日の僕はね
嘘や夢じゃないんだ
確かにちょっとだけ心の中にあるんだ
1日経っただけなのにこんなに遠い遠い記憶 手探りすればひときわ光を放つ思い出がほらかすかに見えた気が…
わずか一秒後の時間さえも僕には悲しくも嬉しくも思い出になってしまうんだ
一秒一秒をかみしめる暇もなく日々は怒濤にやって来ては去る
でもなぜかそんな運命と手を切らない
逃れられない掟の空の下 今日もなんやかやで忙しい
回り続ける時の渦の中 完全に飲み込まれるまで僕は僕は僕は目に映る明日のドアを開けます
そうして夜の終わりを告げる目覚ましが鳴るまでどうか安らぎと癒やしを与えたまえ
とてつもなく長い長い夜
キミにとても会いたくなる夜
それはそれはさびしさを夜に見るから
果てしない静寂をはらんだ孤独を感じるから
そんな夜がいつも僕にくっついて離れないのさ
心なしか空に浮かんだ月も僕をあざ笑うかのように見えちゃうのです
もう何もかも嫌い
もう何もかもイヤだ
すべてがその一言で片づいたら楽なのに
それをさせまいとする力が働いて僕を現実に引き戻す
休んでくれたらいいのに 僕が磁石ならきっとみんなと同じ極は選ばない
ただふたつきりの極しかないからみんなのうちの誰かと必然的なだぶるだけ
本当はそんなのすごくイヤだ
そんな気持ちにひとり沈まん。
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僕はそういつでも控え目に最先端の手前の手前の時代で立ち止まる
いつでも手前の手前をキープし陣取るその立ち位置
大切さ
重要さ
微妙だけれど
僕には居心地最高
そんな
最先端の手前の手前
僕はいつでも最先端と一昔前のハーフだ
半分アナログあと半分でデジタル人間
その名も…
時代の最後尾につきながらも最先端の色に半分染まった人間!
長いなあ…
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悲しいことがあったってさ 笑顔なくしては生きていくのもイヤになる
僕らは笑顔と涙の使い分けが上手だから滅多な事じゃ空へは昇りはしません
悲しみは誰の心にも降るからさ
自分だけが悲しいと信じないでね
喜びでまた心が晴れ渡ればさ
また無神経に笑える自分がいるじゃないか
大丈夫だよ
気づいたら
何もかも
過ぎるから
死の扉の前
立てばもう
悲しい日さえ
取り戻せぬから
羨ましくなる
ちょっとの自由さえ
だから僕は悲しみとおそるおそる手をつなぐ
その指は冷たいけども
頑張るから
そんな言葉で悲しみをやり過ごそうとしても僕には悲しみを受ける傘もなく
じかに浴びる雨がつめたい 体中 しんから冷える
そんな感じ
それでも進む僕は偉いかい?
それを当たり前だという人
それを素晴らしいという人
ただ無視する人
世の中は十人十色
しかたない
ただ僕は ただ僕は流れに身をまかせ逆らえるところは逆らい進むだけなのさ
バケツをひっくり返したような雨の日
そんな日も笑って笑って迎え撃て
僕はきっと乗り越えれる
あの雨の向こうにはきっと虹が咲く
きりもなく疑うこともなく雨の中
頭から突っ込むバカな僕
負った傷は勲章だ
流した涙はメダルだ
僕は繰り返しいう
笑え 笑え!
僕はこれでも正気だ
笑え 笑え!
僕はそれでも進むよ
僕の権限で
傘も意味をなさず
真上に開いてしまう風が強い日だって歩みを止めるもんか
僕は叫ぶ 叫ぶ!
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ありがとう
ありがとう
何度言っても
言い足りないね
あなたへの感謝の気持ちはただあふれて
言葉にできない代わりに人は涙流す
優しさと愛を持て余した孤独な男にキミという女の子をグッドタイミングで出逢わせてくれたこと
神様に感謝しなくちゃね
何度も流した涙はやがて海となり
心に穏やかなさざ波をおこすだろう
その海の真上に広がる空はきれいな夕暮れのオレンジ色がいい
終わらない命
終わらない愛
そんなもの幻といつ誰が決めたのかな
人は不思議なものだね
知ろうとすればするほど難しくなるからさ
ただ愛してる そう伝えたいだけなのにね
なぜに僕はこうまでも難しく難しく考えちゃうのかな
恋に胸を焦がしていつでも尽きない感謝を忘れない
愛してる 愛してる
いくつ並べても同じ
だから言葉以上の気持ちは伝わらない
だから言葉じゃないなにかで伝えたい
言葉にならない気持ちと気持ち同士がぶつかり合ってひとつになる時 それは涙になるのね
熱き情熱が燃えている
一千万回の負けを味わった日々もそれ以上のさびしさを抱えた時も 何ひとつ変わらない今もただひとつ死なないのはキミがいたから
キミがいるからだよ
今こそ伝えたい
小道具は捨てます
花束や箱詰めされたプレゼントより僕は全身全霊の愛をキミに捧げたい
古いかもしれないけれどからだごとぶつかってさ
キミを今すぐ抱きしめたい
キミを今すぐ抱きしめるよ
この愛がキミから僕へのプレゼント
キミはどうかなあ…?
キラキラ 宝石も良いけどさ 僕の何に惹かれたの?
大切な事
少し思い出してみよう
二人で
さがしてた愛はきっとそこにあるから…
さがしてる答はきっとそこにある
それこそが
それこそが
愛のかたち
不格好だけど
思うより
素敵だろ?