ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 新着順表示

甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[1355] なんて素晴らしいこと
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君を好きになるなんて
なんて、素晴らしいこと。

2007/08/16 (Thu)

[1354] 重ねる、こころ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君の心 僕の心
重ねて 重ねて
一つになりたい

希望と絶望
理想と現実の境界
空しい切望

重ねる心はたまに大きくずれ込んでいます

君の心 僕の心
結んで 結んで
一個になりたい

有望と無謀
地平と晴天の境界
真実と虚無の違い
悩み続ける日々
狂い咲く哀しみの花

重ねる心はたまに大きな波紋を生み出します

悲しみ 嬉しさ
感じて 感じて
2人になりたい
包んで 包んで
一緒になりたい。

2007/08/16 (Thu)

[1353] 当たり前だけど不思議なこと
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


立ち止まったまま
動かない影
僕が片足を上げれば
影も同じ様に真似する
当たり前だけどふしぎなものだね


君とこうして
コーヒーを飲みながら
話すことだって
ふしぎなことさ
当たり前じゃんって君は言うけど
当たり前なことって誰が決めたの?って言うと
誰もが押し黙る

当たり前が時々
すごくジャマになって
当たり前が時々
すごく嫌いになる
確かに当たり前は当たり前でしかないけれど
それだけで片付けられない悲しい現実があることを忘れないで
軽々と当たり前を当たり前で片付けてほしくない

だから
僕は
当たり前に悲しくて
当たり前に嬉しい
これだけで本当にふしぎな気持ち
これだけで本当に救われた気持ち
いつかこの人生に終わりが来るとしても
僕はきっと当たり前にさよならを言い
君の言う当たり前に目を閉じるよ

悲しくてもね
嬉しくてもね
憎くてもね
涙を流す誰かがいることを忘れないで

空がオレンジ色に染まって隣に笑う君がいる
それだけなのに
当たり前なのにね
僕は本当に本当に悲しくて嬉しい
ずっとそんな想い抱えきっと生きていくのでしょう
もう一歩たりとも下がれない道を歩いていくのでしょう。

2007/08/16 (Thu)

[1352] 肌で感じ心で受ける
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


少し涼しくなった
秋の気配近づく
遠い君のことを何気なく思った
手紙にはなんて書こうかな
『変わらず元気です』だけじゃさびしいから
『近々会いに行きます』なんて書こうかな
長い休みの一週間は君のためにつかおうなんてどうかなぁ

ありがたみや喜びや悲しみなんて
離れなくちゃわからないのか
眠気に勝てない僕は遠のく意識の中
恥ずかしいくらいの思いにうなずく

肌で感じて
それを心で受け止めれば
喜びは何倍にもなるのさ
だから
君と会えたとき
こんなにも僕は嬉しくて泣いちゃうくらい
涙があふれる
それはただ当たり前に
それはただシンプルに
僕は嬉しかった
誰もがこうして些細な喜びを心でキャッチして
嬉しくなるさ
悲しみが通り過ぎた後の喜びはお風呂上がりの牛乳に匹敵するくらい
そのぐらい
嬉しくなるさ
いいものなのさ。

2007/08/16 (Thu)

[1351] やさしい気持ち
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君のくれる何気ない言葉に涙溢れて
君のみせる当たり前な笑顔に心満ちて
僕は今まで何をやっていたんだろうって気持ちになる
間違っていてもやり直せるから
めげずに行こう
大切なことだけは忘れずに
記憶から消してしまわずに
生きていればその内良いことがあるさ

夢追いかけてもう
僕は笑えるさ
たどり着ける場所
雨上がりの虹のように
どんなにちっぽけでも
情けないくらい時々笑ってくれるだけでいいのさ

だから、
やさしい気持ちでいつも君は君でいればいい
飾りたてずにそのままの不器用な君が好き

そうしたなら不思議に空は晴れ渡る
間違っていてもやり直せるから
また何度も何回でもこの場所から
物語は始まっていくのさ
死んでしまいそうな花や草木たちも
元気になって
その物語の続きを
用意された台本なんかない
必要性さえないのさ
僕らが書き出していく
自由気ままなまだ真っ白なストーリー
さぁ今この時から僕らの手で書き出していこう
踏み出す一歩は明るい未来への第一歩

ほら、世界に喜びの花が咲く
明日にもそれは街中を埋めつくす
やさしい気持ち一つで生まれてくる喜びの花が咲く。

2007/08/16 (Thu)

[1350] 想いを胸に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


転がってつまずいて僕はやっとここまで来れたのさ
傷ついて泣き崩れて
誰もが苦労を重ねて来るんだよ

ふさぎ込んでいる僕は
いったい何を信じればいいのか
わからない迷路の中で
さまようように光を探し求める

届くはずのない祈り
何度も何度も声にして叫ぶけど
無意味に途切れたよ
歩き疲れたようにうなだれて
吐き出されるのは溜息ばかりさ

知りたいのは答なのさ
そこに行き着く中身などもはや過ぎたこと
そう呟く僕の声は自分でさえ悲しくなるほどふるえていた

長く静かな眠りから覚めた僕は
きっと何かに気づく
頑張った分だけむくわれる世界なら
その人の頑張りがほんのわずかでも足りなければ
追い求める夢は永遠につかめないのか

涼しい日陰ばかりにいては干からびてしまうだけだろう
だから走り出したばかりの今は暑ささえがまんして
『強くなれよ』とめぐり会う誰もが何気ないように言っている

背中合わせの見えない君と僕の明日
もう二度とすれ違うことのない別々の道
僕は歩いていくのさ
独り歩いていくのさ

あの日と変わらない想いを胸に。

2007/08/16 (Thu)

[1349] ある1ページ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


足し引きの毎日に
疲れきったこの心
誰も助けてはくれないから
これからは自分の足で速さで歩いていくのさ
振り返る暇などないかも知れない
ただここで空を見ている今みたいな時間すらないかも知れない

飾り立てた街がきらめいて揺れる
僕の肩越しぱらつき始めた雨が靴の上をはじけて消えていくよ
置いてきぼりの静寂が悲しいかい?

涙を拭いて
ぎこちなくても良い笑ってごらん
いくら悲しくてもむなしくても
君が進まなくちゃ
この物語は続かないのさ
ページをめくってよ
話を聞かせてよ
急かすのはいつだって流れゆく時間

僕らの明日に光はないのか
ねぇおしえてよ
そっと僕だけに
静かな夜にみる夢それは幻
あぁ僕は独りさ

そうして
ある1ページを開けばまた朝が来て
僕は街へ出かける。

2007/08/15 (Wed)

[1348] 心の地図の指す場所
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


答の出てこない毎日は
ただ苛立つだけで
問いただしても問いただしても
答の見えてこない現実に
押しつぶされるだけ

数え歌のように順序よく
暮らして行けたらどんなにいいことか
形ばかりにこだわってその中身を忘れてしまえば
全てが台無しになるのだから

たった今
世界に悲しみがあふれ出して
君の心に深く突き刺さるんだ

やがて夜明けがこの街におとずれて
僕らの新しい物語の1ページを始まらせていくよ

地図はなくても
航路は決まってる
荒波にも恐れずに
立ち向かう勇気
勝てないとわかっていながらも
ぶつかっていったいつかの傷だらけの帰り道
おもむろに思い出すよ
あの日と同じ様に
僕は挫けてしまわずに何度も何度も立ち上がるさ
何度も何度も向かっていくさ

心の地図の指す場所へ。

2007/08/15 (Wed)

[1347] コトバ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


傷付ける言葉や励ます言葉
世の中にはいろんな言葉があるけど
どれが一番良いかなんてありはしないのさ

僕は君が何気なくくれる言葉がよくて
僕にしてみれば君のくれる言葉が一番聞こえが良いけど
他の人の言葉がだめだなんてことは思わない

だから自信を持って
その言葉に自分なりの想いを込めて
伝えるんだろう
たとえば
『好きです』なんてすばらしい言葉を伝えるんだろう
他の人のまねじゃない自分だけの言葉で
自分の選んだ考えた末の言葉でさ。

2007/08/15 (Wed)

[1346] 僕を取り巻く物語
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


見たこともないふれた事さえない
物語が僕の知らないところで今日も始まっているのさ
明け方と呼ぶにはまだ早い
夜が明ける途中で僕は待ちきれない想いを抱え
それでもじっと静かに朝を待っていた

理不尽なことばかり許される世界
争うことで答を見いだそうとする
愚かな考えじゃいつになっても平和は訪れやしない
今すべきことはそんなことじゃなく
誰かの血の流れに嘆かなくてもいいように
一人一人が意識を持つことのはずだった

僕を取り巻く物語はあまりにも残酷で
あまりにも勝手で
惨たらしい物語だった
僕が目覚めた瞬間誰かが今日も傷ついているのか
僕の知らない物語が少しでも光のあるものになるように
ただ僕は祈るしかないだけ
それだけしかできないのさ

自信なんて持てない
威張れもしない
だから偉くもなんともない
きれいごとで終わらぬように
三日坊主で終わらないように
ただ僕は眠りの中から独り抜け出して夜の途中で小さな祈りを捧げるだけさ。

2007/08/15 (Wed)
4221件中 (2991-3000) [ << 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 >> ... 423
- 詩人の部屋 -