詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君との友情の証として
僕はこの胸に消えない誓いを刻むよ
そして
君との友情の記として
僕はこの心に友情の旗を打ち立てよう
いつまでも
いつまでも
変わらないままで
僕らの友情よ
不滅であれ と
願いながら。
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言葉にならない想いが此処にある
言葉にできない想いがこの胸にある
それはとてもありがとうの一言じゃ言い切れない
たくさんの君からもらった感謝の気持ち
すべてぜんぶ伝えたいけど
言葉にしようとすればするほど
素直になれずに
いつも想いとは裏腹に
その場しのぎの汚い言葉で逃げてしまうんだ
それでも君は
やさしい眼差しで僕を見つめて
いつもの変わらない笑顔をくれた
返す言葉もない
それでも
伝えたいんだ
こみ上げる涙の理由は聞かないよ
君はそう呟いて
暖かなほほえみで
そっと僕を抱きしめた
いつも側にいてくれる君にしてあげられることは多可が知れてる
だけど
この胸にある
感謝の気持ち
君に伝えたいのさ
たった一つの言葉で
この一言にすべての想いを詰め込んで
僕は伝えるよ
『"どうもありがとう"』
これが僕の素直な気持ちさ。
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遠い雲 遠い夢
掴めない遠い空
君のきれいな声を今聞いている
僕に微笑みかける
君のその笑顔を見るだけで
不思議と元気が出てくる
君の手と僕の手を重ね合わせて
口ずさむメロディー
暖かな春の陽射し
揺れる長い髪
雨の降る日も
悲しい出来事に落ち込んでる日も
いつも側に君がいてくれる
ただそれだけで
僕の心は幸せで満たされる
モノクロの日々も
あっという間に色鮮やかに
七色に変わっていくのさ
そして今日も
振り返れば
君がそこにいて
笑いかける
君がそこにいて
遠い夢 同じ夢
ふたり見上げてる。
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この雨が止んで
晴れ間がのぞいて
ちょっとだけ気が向いたら
外へ出かけよう
この胸にある
悲しみが癒えて
テーブルの上にあるカップの紅茶を飲み干したら
外へ出かけよう
暑い陽射しと
わずかなのどの渇き
見上げた空の澄み渡った青い空
何処までも限りなく続くような
それでも限りがあって
何処まで行っても同じ景色が途切れなくずっと続く
不思議な世界
僕は今この場所に立って
息をして生きている
それだけでなんか
不思議な気持ち
口に残る紅茶の甘ったるい味
四月の風が吹き抜ける
そっとやさしく髪を撫でる
雨のち晴れのち曇り
良いことばかりじゃない世界
それでも僕は生きている
退屈な雨の日も
君と過ごす楽しい日も
君を亡くしたあの日も
そう僕は耐え抜いて
此処まで生きてきたんだ
暖かな陽だまり
スッと胸に差し込む午後に
いろんなこと
考えていた
昔のこと
楽しかったこと悲しいこと辛かったこと
少しだけ
考えていた
暖かな春の日に
公園のベンチ
お日さまの下でうつらうつらしながら
大好きな君のこと
考えていた。
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パラパラと小雨が降ってる
傘を忘れた僕の頬をやさしく滑り落ちる
かすかに冷たいその雨粒は僕の髪の毛を伝って
アスファルトに弾けて落ちる
音もなく静かにゆっくりと
何度も何度も
僕の髪の毛を伝って
頬を撫でて
アスファルトに弾けて落ちる
聞き覚えのある
歌声が耳に届いてる
心をふるわすやさしい歌声に耳を傾けて
ちょっとだけ口ずさんだ
鼻にかかった
ちょっと不器用な
その声が今の僕にはどんな励ましよりも
やさしく
そして
元気づけてくれる
そんな気がしたよ
家にたどり着いた頃には
もう小雨は降り止み
空からお日さまが
そのまぶしい顔をのぞかせていた
頬にわずか残る
こぼれ損ねた
さっきの雨粒
拭って 少しだけ元気が出たから
お日さまに笑いかけてみた。
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雨上がりの道にできた小さな水たまり
チャポンと音を立てて踏み入れる
陽光が反射してできた小さな虹
空に架かる虹のように大きくはないけど
それでもきれいに僕の瞳に映るよ
それはもういろんな色をして僕の瞳に映るよ
のぞき込んだら
またそこにも
小さな虹が見えたよ
子供のように笑う君
そして僕は笑いかける
きれいだねって
ただそれだけでその場の景色に一つまた一つと鮮やかな色を足す
それはそれはきれいな色でふとした景色に色を添える
こんな何気ない瞬間に見つけた
ほんの小さな幸せな時間。
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見るともなく戯れでのぞき込んだ
ビー玉越しに見えた景色が
歪んで少し揺らいだ
君の顔が何か変だな
可笑しくて笑っちゃったよ
見る角度によって違って見える
いつの間にか僕は
何時間も何時間も
ビー玉越しの世界をのぞき込んでた
くだらないお遊び
だけどなんか不思議な気持ちになれる
まるで
恋のそれのように
ビー玉からのぞく景色は僕を摩訶不思議な世界へ連れてってくれる
だから僕は今日も
のぞき込むのさ
人間の心みたいな
女の子の特に君みたいなワガママでそれでも可愛い
そんな不思議な気持ちにさせてくれるから
僕は今日ものぞき込むのさ
ビー玉越しの世界へ行くのさ。
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青いパラソルの下で
君と相合い傘
雨を避け 風を受け
寄り添いながら歩く道は永遠にも続くような気がした
裏切りの屋根の下で
君と相成って
目をそらし 俯いて
貧乏揺すり急かす君
あの頃の君とは打って変わって別人だった
飽き飽きしたと君が言う
冷たい声が僕の胸を突き刺す
僕は目をつむり唇を噛み
震える手で判を押した
借金代理人…
自分の名前……
滲んだ朱肉の色……
涙する僕の瞳に映った悲惨な現実
耳元で君がつぶやく
『サヨナラ』という低い声。
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僕のこの頭に星のように降り注ぐ
たくさんの願いよ
たとえ叶わないとしても
光りながら
輝きながら
僕のこの頭に美しく煌びやかに降り注いで下さい
そしていつの日か
つかんだ夢が
そっと光り出すまで
この僕をその暖かくやさしい光で包んで下さい
それが僕の今一番の願い事。