詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ため息1つ 落ちた涙 消えた笑顔
何ひとつ光を失ったこの僕に残ったもの
限りなく深い悲しみと虚無感
花火のようにぱっと鮮やかにひらいて
やがて音もなく消える
人の生誕は打ち上げ花火
なのに死ぬ時は線香花火
ポトリ淋しく見た者を悲しみに暮れさせる
でもどこか不思議な出来事
人の人生はとても不思議
それが命というものです。
もう戻らないからこそ悲しい
でもその悲しみは運命で誰もが歩む道
わりふることもまたつよさです
その人の生きざまを見送る
それもまた花火の醍醐味
自分もつよく生きようと生きるつよさをもらえば
いつまでも悲しむ自分をなだめられる
それもまた正しいことです。
花火1つ消えればどこかで花火1つうちあがる 魂が天に昇るように新しい命が腹に宿るように
それが命というものです
それが命の連鎖なのです。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
今日もまたいつものように一日はこうして終わるんだね どんな一日だったとしてもさよならするのは悲しいものだからあふれる涙はいたしかたない
空を見上げれば誰もが無意識に思うだろう 今までさんざんいやでも繰り返してきたから
今日にさよならを告げなきゃと
もう二度とかえらない今日という時間が永遠に消えてゆくまで見送ろう
手を振ることはなくてもさよならと夢の中へ意識が吸い込まれてくまえに言おう
そうじゃなきゃ今日に出逢った事実やそこにいた僕が嘘になる だから言わなくちゃね、そうだろ?
本当はさよならなんてちっともしたくないけど
誰もが同じだと自分の中で暴れる感情をさとすんだ
少しむりやりに
湯上がりで 火照った身体を夕方の涼しい風にさらせば汗ばんだ身体もさっぱり乾くだろう
ふと気づけば夜空に見つけた一番星
なにが今日素晴らしかったっけ
なにを今日成し遂げたっけ
なんてどうでもいいのさ どうでもいいのさ
大切なのは少しずつ少しずつ夢までの距離をうめていくことさ 焦らずに
なんにもなかったように思える今日もちゃんと結果につながってゆく
つながってるんだ
黄昏に心をうばわれて
過ぎてゆく時間
プカプカ浮かぶ意識でもいいじゃないか
そのまま無意識の中で夢心地 幸せならためらいなく笑えるはず
夕暮れ 幻
もう何度となく見た景色さえ新しく鮮やかに昨日よりもずっとクリアに映る
さよならもうお別れの時間らしい 今日の日の僕よ…
小さく心の中で言った言葉が声になっていることにさえ気づいてない僕はただ星に見とれ月に酔いしれ
繰り返す先に待つすべての終わりにこわがることもなく布団の中へ 夢の世界へ
眠りから覚ます目覚ましが鳴るまで楽しい楽しい夢の中で一時待機だ
さよなら僕よ
明日また会おう
明日の僕はまた違う僕かな
でも
また明日会おう
それまでさよなら…
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黒い塊を抱いた心に差し込むゆるやかな光があたたかく悲しみにふるえる人たちを照らす
君はどれくらいの未来がお望みですか?
なにが幸せでなにがこたえなのかすらわからないこの世界にあと何年つき合えますか?
明日まで保ちそうですか? 理性のほうは
聞いたきり
返事は今も待てども返らず幾度季節は過ぎたかな
わからないけど
不思議と納得できるから不思議だ
明日もまた雨
それでもどこかじゃ晴れている
悲しみは忘れたりはできない
いつでも心に降り続いてるから
それならせめて悲しみのあとの喜びこれでもかってくらい味わわせて
黒い塊は今も心の中に消えないまま増え続けているけど
涙は不思議と流れない
今のまま
なにも変わらないまま
ちょうどいい気がする
こたえがあるとするならばそんなもんかと手のひらをたたく
幸せはそんな気持ちの中にこそあるんだと思うから 思うから
ちんけな幸福論
となえさせてくれ。
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どこまで行っても変わらない景色の道を
どこまでもどこまでも僕らは進む 進む
途中で素晴らしい景色にめぐり会ったりずるけれどそれ以外は何も変わらない
ただどこまでも続く道終わりが見えるまで僕らは進む 進む
歩き疲れて
生き疲れて
まだ若いのに死にたいとまるで口癖みたいにつぶやく日々
なにが僕を悩ませてるんだろ
こんなに迷わせて苦しませているのか
こたえはいつも霧に隠れて見えやしないけれど
言葉にできぬ想いを雲のようにプカプカ浮かばせて 今もその想いひもで結んで風船のようにもってます
案外近くにある幸せ 僕の本当の夢
できるなら気づきたくないすぐそば笑う未来
まだまだ子供でいたい
そんな気持ちさえ時の波にさらわれてしまう
どこまでこの道は続くのだろう 生まれたときはわからなかったこと
それがこの先も変わらず必須なら僕はせめて一抹の輝きが欲しい
ひとすじの光でもいいから
この暗闇に光を差して
悩み迷い苦しむ立ち尽くすばかりの僕を導いて
生きるためのヒントをください
神さま もう生きる気力も失せたので
ひとつだけ
おしえてください
届けてください。
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流れ星 流れたら
僕は迷わず大好きな君の幸せ一番に願うよ
なんかカッコつけたやつと思われないように君に言わないでおこう
願い事は人に言ってしまったら叶わないともよく言うしね
願い事は胸にしまって永久に言わないでおこう
そしてそのうち君が幸せになればいいなあ
でもその時は流れ星に願い事頼んだのなんて忘れてるかな
やっぱり君には厳しくできないな
やさしくしかできないなあ 困ったもんだ
されどそれが正しくても間違っててもやさしくしかしたくないなあ
君の笑顔だけ見たい
だから涙はゴメンさ
でも君がきびしさを望んだらその時僕はどうするのかな
もう君はやさしさにあきているかも
でもやさしさは僕がゆいいつ君にできる大仕事
失ったら失業するより悲しい
この長い夜が流れ星流れるようにいつにも増して早く明けてしまえば当然、明日は来るよね
当然の事なのに僕は納得できなくていつまでもすねた顔で唇を尖らせていた
もっと君との時を楽しみたい
朝と夜を交換してほしい
それか朝の時間短くして夜を長くしてほしい
流れ星よ こんなくだらない願い事 叶えてくれるかわからないけど今んとこそのくらいだぜ
笑うなよ 本気なんだ
君と過ごせる時間こんなにもこんなにも幸せだから
人生が永久じゃないのがつらいほどだ
流れ星も流れて星も眠る とてつもなく長い夜はもうすぐあくびするように終わる
太陽が目覚める時刻
にわとりもまるで目覚ましみたいに庭の小屋の中で一声鳴く
気がついた僕はまだ眠い意識でぼんやりしたまま君を夢から覚ましにゆく
この瞬間もどの瞬間も僕はすべて好き
朝も夜もその景色の中に君がただいるだけで明るくなる
どんなに憂うつな日でも不思議に明るくなる
その時気づいた。僕は流れ星に願うまでもなく幸せだったことに
これ以上幸せになったら罪だよねっ?
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
今日はたまたま運がなくてついてなかった
ただそれだけだったんだと笑い飛ばして
涙も風に流して別の道を探そうとポケットの奥にぐちゃぐちゃにしていつかしまった地図をまさぐりひらいてのばして
僕はここから一番近い夢までの道を目玉ころがしながら食い入るように見る
悲しみに泣き
喜びに笑い
なんて事はないシンプルかつ退屈な日々
それでもそれなりに幸せを感じれる
最初は住み心地悪かった世界
だけれどそのうち過ごす中で住めば都と言わんばかりの変貌ぶりに僕は自分でもおどろいた
目玉が飛び出すほどに
明日も頑張ろう
流した涙の数だけあるやさしさで傷ついた心を癒やす
まだ自分だけで
人を愛するには早すぎるから
昨日の涙をきれいさっぱり笑い飛ばしたらさあ歌いましょう
明日の自分にバトンを渡して もう迷わないくじけない
未来の自分に少し大げさな期待をいだいて 僕自身の投票箱に自分で票を入れまくって
自分にしかわからない悲しみ 痛み 苦しみから逃げずに立ち向かうから 見ててねマイ・ハニー
幻かと思うほど美しい夕暮れが重ねた傷をなでるようにそっと照らしてる
月も照らしてる
公園の砂場で遊ぶ子供も迎えが来てそれぞれ家に帰る
誰もいなくなった公園にひとり僕はブランコに座って見上げた空 なぜかわけもなくにじむ空
イヤだなあ
涙だよ
悲しいな
なぜかなあ せつない雰囲気の中さらにせつないカラスの鳴き声
きっと 涙流れるには何かの理由があるはずなのに
それをたやすく言葉にできるほど頭の回転がよろしくなくて
それどころか頭の歯車さびて動いてるかどうかも疑わしいんだ このごろ
今日はきっと
そうだきっと
運がなかった
そんな言葉でお片づけ終了
それもいいんじゃない
自分をなだめすかして涙今日は我慢せず思いきり泣くことにした
そして明日もまたこの場所で僕は…
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ここに僕がいるように
あなたがいるという事実はあなたが死ぬまで生きている
胸の鼓動が聞こえてる
それこそが生きているという紛れない事実なのでしょう
でもそれに時に憎しみを抱き運命を恨んでも笑うときにはしっかり笑っている
悲しみがもしもなかったらあなたも僕も今みたいに本気では笑えないさ
理由は心の中にあるから言わないけど
命に限りがなかったらきっときっとこんなには必死には生きないさ
みんな夢を叶えることを急ぐのは命に限りが決まってるから
限りがなかったらいつでもいいでしょ
夢なんてといつまでも叶えないだろう
もしかしたら
おとぎ話を信じるならリアルの中に眠る夢を信じてください
すこしとがってはいるけどリアルな夢もいいもんだ ふれられるわけじゃないけど見渡せば見晴らしのいい景色がキミを待つだろう
今に見ててごらん
見えるだろう
出逢えるだろう
輝く景色が誰にでも
生まれてきてはじめて生きていることを実感し喜べる瞬間が
おとずれるだろう
出逢えるだろう
輝く未来が誰にでも
それが僕ら人間が生きてここにいる確かな証ならば僕は幸せ
見えない答もうなずける それで幸せだ
ここに そこに いつもある僕が生きている証 目には見えない それもまた幸せ
僕は生きている
わかってる
ほら胸に手をあててごらん思わず笑みがこぼれるはず
疑問を抱くことなどもうないから流れる時に風を感じてまるで鳥にでもなったように目を閉じてイメージの空を飛ぼう
二人 飛ぼう
地につけた足で地面を蹴り 高いとこからさらに高いとこへ飛ぼう
僕らはいつでも鳥になれる 鳥になれる
大きな空にもなれる
決まりなんか本当はない自由なバードなのだから。
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小さな幸せを愛せるような大きな心で
ボクは大好きなキミを愛したいんです
たとえば茶柱が立っていたりテストがいつもより点数がよかったりけっして奇跡のような事じゃないけどそんな小さな幸せに喜べる人間でありたいよ
涙でかき混ぜた日々
笑顔という砂糖を加えて飲み干そう
限りが 限りが 人生の底が見えるまで一滴残らず飲み干そう
てるてるぼうし 明日天気にしておくれ
曇りでもいいから
願いはいつも
祈りもいつも
叶わない
偶然にそうなるだけ
雨が降った次の日も雨
よくあるだろう
繰り返しとは限らない気ままな偶然にもまれて今日もそれに頭をかかえる
もう生まれたことにさえうらみの感情いだいてしまう
悪いボクさ
でもゆるしてほしい
神様 悪気こそあるけれどこれが本音であります
もしもいるなら失礼だね ごめんねと言いたい
ボクの心の声が筒抜け ばかやろうと言ったけどこれで何回目だろう
数え切れないや
神様や運命のせいにしても無駄なのに 無駄なのに
逃げてゆく後ろ姿にはいつも赤い夕陽が揺れている
ただボクの足元には何も言わない無口な影が揺れている
ボクは夢の中でさえ居場所を見つけられず
目覚めてもずっと生きてることに違和感を感じてしまい果てしない後悔が誰のせいでもないこの運命が宿命のようにいつの間にか変わってしまった
こんな自分 嫌いさ 嫌いさ
なのにね
自分をかわいそうだと思うから
いよいよわからないな
皆目
解読不可能だ
暗号よりずっと
パズルよりもっと
難しいや 人生は
すばらしさよりずっと難しさが先に際だつ
今も 死ぬまで きっと離れない 気持ちは泡のように次々息をするたび生まれる
それなのにすこしずつ終わりに近づくにつれ悲しくなります
生まれたばかりにその切なさは感情の向こうの真理を震わすの。
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不安げな足取りはまるで綱渡りをするように危なげだ
そんなぼくらはまっとうに愛し合えるわけもなく
幼い子供のままごとみたいにただ自分の意見をそれぞれぶつけ合っていた
愛し合うという意味さえわからず
なんとなくで日々をやり過ごしていた
つまらない日々が続いていった
それはとても苦しいから本当は仲良くやっていきたいのに
なぜかこの綱渡りうまく渉れないのさ
揺れる綱 ふるえる手 高鳴る鼓動
不安げな足取りはますます危なげになるばかりで自分でもこわかった
愛の前 笑えなかった
やめたい
やめられない
綱渡り
綱に足をかけたら最後まで
行かなきゃならないらしい。
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ボクからキミへとプレゼント フォユー
キミからボクへとプレゼント フォミー
想いを箱詰めにして
かわいい包装紙で包んだらおまけにアクセント
キミの好きな黄色のリボンむすんで
キミにこの想い届けるんだ
荷台に乗せたプレゼントがカタカタ揺れてボクはほくそ笑む
握るハンドル
軽快に左にきる
ボクはキミが好きだ
この愛はどこまでいってもね 同じこたえにたどり着きそこで止まってしまう それ以上はないから
キミを愛 愛 愛
アイラブユー
キミに愛 愛 愛
アイラブユー
アイライクユーを超えた愛がそこにはある
輝く未来に続く橋の上から見下ろす景色
若い今 ボクは精いっぱい青春という名前の時を楽しみながら行ったり来たりする季節を旅する
進めはするがけっしてもどれない道をゆく
想いはだんだんだんだんだんだんだんだんつよくなる
でもこたえはやっぱりひとつ
そうだよ
ボクはキミが好き
しつこいほどこの気持ちはホコリのようについて行く
ボクからキミへキミからボクへ
同じだけの愛が注がれてゆく
ただそれだけ 幸せ
キミの幸せがボクには幸せ
単調な日々のリズム
刻む 時が譜面の中でワンタップ跳ねる
瞬間でも 永遠でも感じられないちょうどいい時間の中でボクら切磋琢磨五里霧中生きる
幸せに誰しも笑う
きっと きっと きっと
愛の語源はわからないけど
日本人らしくね
愛してると言ってみよう
アイラブユーなんてカッコつけないで
正面向いて目をそらさないで言ってみよう それが人と大事な話するときの姿勢だろう
なんてね笑う
どうして恋は素晴らしいのに時に恋に泣いてる人がいるのかな
それだけに恋はどんなに不真面目な人でも本気にするって事かなあ
恋からは逃げられない
恋を目の前にしたら誰も高鳴る胸の痛みを抑えられない。