詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
キミは僕の苺ジャム
まるであかない瓶の蓋
キミの良さをだれもわかってない
でも僕はわかる
なんだかわかっちゃう
キミが我が儘とか
キミが気分屋だとか
そんなこと問題じゃない
大事なのはだれがキミを愛すか
これだけなんだよ
キミも僕も苺ジャム
甘過ぎって言われたって
いちゃつきすぎって後ろ指指されたってかまわない
キミの良さは
僕だけが知ってればいい
僕の秘密は
キミだけが知ってればいい
それだけで開かなかった蓋は容易に開く
少し厳しく叱って
黙っとけば
つけあがる
そんな風に育てられてても
僕はそんなことはしない
だって
そんなことしたら蓋はさび付いて永遠に開かなくなるからね。
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