君に伝えたい言葉はたったひとつだけ 僕が胸に抱く想いはたったひとつだけ ねぇ 僕の声が今届くというなら ねぇ 大好きな君だけに届けたいよ 当たり前に笑って 当たり前に好きになって そんな風にいつか そんな風にいつか 二人になるのも当たり前になればいい そう願っては今日も言葉を飲み込み 溜息ばかりつく たったひとつの言葉も言えずにたったひとつの恋路へ歩き出せずに。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]