詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
生まれ変わっても
もう一度
あなたと巡り会いたい
話し足りなかったことやできなかったこと
もう一度
あなたとしたい
生まれ変わっても
もう一度
僕に生まれたい
平凡でも当たり前に側にいて
愛をくれた家族という暖かさに
もう一度
包み込まれたい
願いが空に届けばいいな
そしたら
きっとまた僕らの暮らしが
楽しい毎日が戻ってくるよ
でもねきっと無理だろうから
一度きりの人生だから
もう二度と戻ることのない時間の中生きているから
僕らは誰一人同じ存在はいないのだから
きっと一人一人が尊くかけがえのない光なんだろう
当たり前だけどね
当たり前すぎて忘れてることだから
もう一度
考えてみるんだ
二人でまだ道は続くよ
まだ若い僕らの道は果てしなく長く続くよ
でも
僕らは終わりがあることを痛いほどに知ってるから
でもだからこそ精いっぱい生きるんだ
生まれ変われない
だからこそ
僕は君を力の限り愛していたい
愛していきたい
そのために僕はきっと生まれて
何かを知るために
何かに気づくために
生まれ落ちてそしてここいて
当たり前に感謝できる素直に喜べる
そんなやりとりが幸せだと思う
きっとそんな平凡がどんな何よりも恵まれてるんだろう
だから僕はこのまま
君と歩いて行く
家族と笑い合う
楽しく寄り添って
いつものように話をしてしゃべり合って
後悔などしない
これこそが幸せだから
これ以上の幸せはいらないよ ないよ
生まれ変われなくても
永遠に愛はあり続ける
君の中に 僕の中に
家族の心の中に
輝きは消えずにきらめき続ける きっと
世界でいちばん尊いあなた達へおくるささやかな言葉。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -