詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
答の出てこない毎日は
ただ苛立つだけで
問いただしても問いただしても
答の見えてこない現実に
押しつぶされるだけ
数え歌のように順序よく
暮らして行けたらどんなにいいことか
形ばかりにこだわってその中身を忘れてしまえば
全てが台無しになるのだから
たった今
世界に悲しみがあふれ出して
君の心に深く突き刺さるんだ
やがて夜明けがこの街におとずれて
僕らの新しい物語の1ページを始まらせていくよ
地図はなくても
航路は決まってる
荒波にも恐れずに
立ち向かう勇気
勝てないとわかっていながらも
ぶつかっていったいつかの傷だらけの帰り道
おもむろに思い出すよ
あの日と同じ様に
僕は挫けてしまわずに何度も何度も立ち上がるさ
何度も何度も向かっていくさ
心の地図の指す場所へ。
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