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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[135] サイクル
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


記憶の迷路
キミを迷わす分かれ道
不安という分かれ道
気づけば空は夕暮れ別れ道
僕らは何のためここまで歩いてきた?
この一瞬で
すべての期待は崩れ去る

まだ終わっちゃいないのに
不安という滑車は回る
カラカラ… カラカラ…
ゴロゴロ… ゴロゴロ…
不安は速さを増して
いつの間にか不安はお別れの言葉に変わり
僕らを二手に分かれさせる
僕らの恋心を冷まさせていく

だけど
毎日は変わらず
退屈は変わらず
サイクルし続ける
回り続ける
ため息みたいな生暖かい風を受けて
回り続ける

カラカラ… カラカラ…
サイクルし続ける。

2006/12/25 (Mon)

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