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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1401] 涙が頬を伝う時
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


悲しくて仕方ない時は
誰よりも君にいてほしいすぐ側に
喜び分かちあう時も
誰よりも君と一緒に笑いあいたい

涙がでるのは
自然現象
笑顔になるのも
自然現象
生まれたときからの
生まれもってのもの

悲しいときには
涙があふれて
嬉しいときにも
涙がでるけど
涙の種類が違う
涙が意味することも違う

あぁ
ただ単に涙
流しているわけじゃなく
悲しいから
嬉しいから
夕暮れがきれいだからとか
そんな単純な理由でも
目いっぱい笑えるんだ涙できるんだ
だから
嬉しいときにも涙
嬉しいから涙
暖かく頬を伝い
胸の奥を揺さぶる
暖かな涙が伝う

包み込むように
お日様のによいのふかふかの毛布のように
やさしく
それでいてしっかりと
僕の心の奥のそのまた奥のやわらかい場所を揺さぶるんだ。

2007/08/29 (Wed)

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