詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
誰かを愛している気持ちは目では見えないけれど
だけど心を通してその涙が笑顔がおしえてくれるんだよ
まだ僕が小さかった頃に
注がれたやさしさは大人になった今とは違った愛情の形
抱きしめあうように僕はそのやさしさの中で
大きくなってたくさんの喜びや悲しみを知ることで
きっと本当の意味での大人になるでしょう
さよならする日はきっとそう遠くない
けれどその短い時間の中で
飽きてしまうほど感じてきたたくさんの喜びや悲しみそれ以上に
誰かを愛しそして愛されていたい
どんなに不器用な愛だとしても僕にはわかる
その中に秘められた暖かい思いが
幸せってヤツは
いつもどこにもあるわけじゃなくて
でもちょっとした事がきっかけでうまれる
たとえばケンカした後の行き違う思いのその中で
素直な心で分かちあえたとき
そんな場面に幸せはうまれるんだ
悲しみ喜びくり返すそれもまた
大切な誰かを守るためにつよくなるためのささやかな試練だと思って
ふとした時に流す涙は
心を熱くさせる
人をやさしくさせる
だからもう悲しくてうれしくて仕方がないから
僕はこんなにも心にやさしさ…ぬくもりあふれて涙するのでしょう
目には見えなくとも
僕にはわかるんだ
心に届くステキな声
ほど良いリズムになって僕の胸の中
やさしく響くのです
悲しみに落ち込み沈んでいる
僕にそっと語りかけるみたいに
色をなくしたハートに色をつけてくれる
不思議な愛の言葉
『愛しています…』
幸せってヤツは
にくいほど暖かいものなんだなぁ
人をこんなにもやさしくするから。
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