ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > さよならyesterday

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1518] さよならyesterday
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


手の届かないモノはもはや忘れたことにして
永遠に葬る

時が経てば経つほどに悲しみは深くなるんだ
解るだろう?

たそがれ駅は今日もきみの帰りを待っている
夕陽の色がせつなく見えたならやさしさ戻る

手に入れられないモノは無かったことにして
うまくごまかすのさ

時は一瞬の沈黙の後また騒ぎだす静寂を盗み
関係ないと知らん顔

たそがれ駅は明日も君の帰りを待ちわびてる
沈みゆく夕陽の色涙でにじんで長い夜の足音

手の届かないモノはもはや忘れたことにして
永遠に葬る
時が経てば経つほどに悲しみは深くなるんだ
解るだろう?

月と太陽が夜と朝を分かつように
僕も君ももうそろそろお別れ時さ

終わらない夜が静かにやってくるから
この恋を続けるのはあまりにも悲しい

だから
さよならyesterday
手を振る僕の涙
さよならyesterday。

2007/09/24 (Mon)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -