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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1562] 悲しい幸せ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


いつの間にか気づけばこんな孤独の中
1人満足そうに本当は淋しい歌歌ってる
正しい道って一体どんな道なんだろう
1人誰もいない河川敷に来て考えていた

白い雲が当たり前な顔をして流れてく
起きあがるのも面倒で一日中ねてた昨日

確かに確かに僕は生きているのにさあ
どうしてこんなに生きてる心地がしない?

まるで生きているのに死んでるような
そんな感覚の中でいつも側にあるのは独りぼっちの悲しい幸せ

貯めた金で好きなもの買って好きなように
生きているのが僕にとっての幸せだと
思っていたのに思っていたいのに胸が胸が痛むのはなぜ?

楽しいはずの独りぼっちの時間
晴れ渡っているはずの心もどうして薄曇り
違う違う違う違う
自分に言い聞かせてこのまま進む孤独な道を歩くはずの僕なのに。

2007/10/01 (Mon)

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