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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[157] 眠りの森の非行少年
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


腐りかけの心に
言いかけた言葉に
伝え損なった何かに
僕はいつだって迷わされてる
心の奥の奥
誰もが持つ深い闇
僕は負けたのか…
それとも
もう死んだのか…
辺りはキーンと張りつめた空気に包まれている
まるで行ったことも見たことさえない
木々が生い茂った森の中

私は独り
何かから逃げてきた
それだけは覚えてる
ただ私を取り巻くすべてのものが冷たすぎる
それだけがどうしても理解に苦しむところだ
私の逃避行はまだまだ続く。

2006/12/26 (Tue)

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