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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1589] 明暗 (U)
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

それこそが
いわば明暗
私自身でいう
いわば明暗

影の部分と光の部分を繰り返しながら
延々と続く退屈で憂うつ極まりない回廊を歩き続ける人生

それが
いつからか
私自身の生きる
理由のようになり
思いこんでしまった
恐ろしく鮮やかな極彩色のオール・エンド
つまりはすべての終わり
自分という人間のたどり着く最終地点

それが
後も終わりも
始まりもすべてが
「明暗」ただ一つ。

2007/10/06 (Sat)

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