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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1618] 忘れるなかれ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


喜びと悲しみの中で
今日も涙して笑う

退屈で憂うつな日々
今日もそんな感じ


忘れるなかれ
そんな毎日でも
かけがえのない
日々だという事
忘れるなかれ
そんな毎日こそ
輝くべきものだ
わかってるはず

目に見える幸せと
目に見えない幸せ
どっちが大切か?
本当はどっちだ?
見失いそうになりながらも夜は過ぎていく
思いきりのない今日がただ何事もなく終わる

ああ
明日へとわたっていく
悲しみ喜び
この背に抱え
退屈憂うつ
山ほど連れて
歩いて行く今日に小さな美しい幸せを
これだけはけして
忘れるなかれ
消してしまうなかれ
忘れるなかれ。

2007/10/12 (Fri)

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