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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1668] 私たちの時間V
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


すべてが真っ暗な道などないのさ
必ずその人に似合った未来があって
それはきっとすばらしい未来のはず
すてきな明日のはずだから
おそれずに目の前に広がる闇を突き抜けて
やがてたどり着く場所
それがあなたが進むべき道
あの日夢みた未来じゃなくてもきっと満足できるはず
半分はあきらめと喪失感でも空っぽになった心にたくさんたくさん幸せを注いで
あの日のように笑えるから
顔をあげてごらん
きっと思ったよりもずっとすてきな未来があるよ
苦しくなるなんて周りの言葉なんて気にせずに
僕は僕らで歩いていこうね

あなたと過ごす時間
それは永遠じゃない
いつか終わるもの

それでも悲しまない
君も僕も同じ運命を
背負っているから

ふたりは大事な1日のどこかで当たり前に笑いあえる瞬間があればよかった
僕たちはこんな1日を何度でも繰り返していこういつか終わるときに
そのすべてに感謝できるようなよかったと安心したように溜息つけるような終わりなら
悲しいだけじゃなく思えるね

1日1日を だから
蹴落とさずに
あきらめてしまわずに
やるだけやってみよう
自分の限界を知る意味でも
がんばった分だけ明日、未来と道行き踏み出す一歩が明るく
そして自分にとっての人生の中でその一歩がたくさんの一歩の中でも大事な一歩になるかもしれないから

2007/10/18 (Thu)

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