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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1707] いつも いつでも
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ああ 心の中でやさしさがはじけたらきびしさが生まれた
ねえ 僕らに今やらなくちゃならないものなどあるのかな

いつだって迷って悩みもしてさ
生きてゆくために色々なものを失いそして時には誰かを傷つけたわがままに

過ぎ去った遠い昔が映し出すのは喜びだけじゃない
悲しいことやつらかったこと人にはいえない事だらけ
それでも「なぜなの?」生きているのは
今僕は僕自身に問いかけてみたんだ

あの頃夢にみていた未来ってのはもっと輝いていてきれいなものだった
今なんかとはかけ離れた未来を想像してたのにねえ

どうして僕はあの日願っていた未来を壊すと同時に夢を捨てた
夢はあきらめた者にはついて来ない当然僕の夢は叶わないまま
あの日夢みてた未来とは似ても似つかない未来の中で生きてる

倒れてしまいそうなふるえる僕の心を
包み込んでくれたのは君でした ララララ
こんな何の取り柄も魅力もない愚かなだけの男に愛をくれた
両親がくれた愛と同じほどの
いやそれ以上の愛で僕のすべてを受け入れるように抱きしめた
身も心もぜんぶいつの間にか僕は君にゆだねてた

やさしいばかりじゃ世の中はいきられないんだ
それでもやさしくしないではいられない
ただでさえこんな冷たい世の中だから
ねえせめて君にだけにはやさしくしたいよ
これ見よがしにいちゃつきながら明日を語ろう
誰に指をさされようが気にしないとふたりは同じ道を同じ歩調で歩いていくことをあの日心に誓った

いつも いつでも
想いはここにあるよ
いちいち探さずとも
気持ちは切れてなどいないさ Love Four You

いつも いつでも
願ってるよ君の幸せ
愛にふれたとき流す
涙は心を潤し挫けそうな僕をそっと勇気づける

ねむれない夜も
なんだか
切なくなる時も

2007/10/29 (Mon)

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