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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1726] 夢を見ているように T
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


夢の中はいつでも
現実では叶わないこと
叶えさせてくれる
だから好きなんだ
夢の中にずーっと
眠って居たいけれどさ
朝は僕の目を覚ます
いつもいつでも

あの日乗ったメリーゴーランドのきらめく
翼ついた白馬にまたがって高い壁も超える

あなたにとっての幸せはどんな形?
今僕は僕自身にそっと問いかけてみた
心ない魂のない言葉ほど人を傷つける
思い馳せる事で思い出が輝きを増すなら
その旅路の中でどんな出来事が待っていようとも
どんなに冷たい雨に濡れても僕はあきらめないよ
この夢は永遠を描きながら消えることのない光を放ち続けて
僕の中で希望の周りを回っている
いつか夢叶える為の苦しみなら耐えていけるから
こんな雨なんかこんな冷たさなんかなんともない
今少し未来の構図が見えた気がする
今まで見えなかった暗闇だけだったけど

微笑ましきこの長い夜の灯りに護られたロマンスは続く
変わらない同じような日々だとしても光放つ
その繰り返しの先には頑張り抜いた答として僕に返る
あまりにも惨たらしい現実が鏡のようになり僕の瞳(め)に限りある未来を映した
明日を迎え今日を生きる限り闇をぬぐい去れない 悲しくて…

頑張って 頑張って
頑張り抜くその姿に
心温まるまで夜になっても ずーっと

口笛吹いて待ってた暗くなっても怖くても ずっと待ってた
誰かを信じようとする心はばかれる気持ち
あなたは人にとって本当に大切なものを教えてくれた
はじめて見せた涙は胸を意図もたやすくやさしさで満たした

不器用でまだぎこちない言葉さ
でも僕には伝わってる
その言葉の中に込められた思い
今思い出しながら泣いてるよ 泣いてるよ 君にどうしたのなんて理由もなく涙したとは言えないかな
夜空を見上げ夢に誘われても今夜は夜更かししたい気分

2007/11/08 (Thu)

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