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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1727] 夢を見ているように U
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


夢を見ているように
時間だけ早足に過ぎる
笑ってごまかしたり
していただけじゃ駄目?

夜空を駈ける流れ星に
駆けめぐる思い重ねて
少しずつ 少しずつ
ためらいが消えてく
少しずつ 少しずつ
距離も縮まるからね

ああ…それでも雨
降り続き止んでほしい時でも止まない日だってあるからさ
無謀な願い捧げて
何もかもに絶望しないで言葉はいつでもこの胸にあるから

伝えよう 伝えよう
夢を見ているように
なんだってできると
思うんだ 僕よ
飛沫が高くあがる
輝いてる 輝いてる
銀の船は沈まない
漕ぎ続けるこの手で
波を越え ゆくよ

終わらない夜などないから
夢見続けて 現実に負けないで
一筋縄じゃいかない
でも
あきらめないで 僕よ
夢見続けて ずっと

夢手にするまで
おぼれない程度に

銀の船 舵は疲れるまで 回り続けて
オーロラの彼方へと誘う幻を踊らせて

ずーっと
ずーっと 待ってるから
ずーっと
ずーっと 待ってるから
ここで命終わっても明日へ行くためのバス停でバスを待つ
夢の中 さあ乗り込もういつもの席へ
人一倍夢見がちな僕だからロマンス追い続けて 今輝きの輪をくぐり抜ける ああ
そしたら見えるさ
まぶしいくらいの未来が いつか いつの日か ああ。

2007/11/08 (Thu)

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