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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1770] さようなら
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

やきれい事なんかいい
それよりもまずは去りゆく今日にもう二度と顔を合わすこともない今日に言うことがあるよ ちょっと今はにかみながら
くだらないとは思うけど何かひとつ残しときたいと思ったから
ぼくは聞こえるように言うよ
空に 景色に 今日降った雨に その後の虹にきれいだったよとそれなりに楽しかったよとまずありがとうと言いたい
そして 本当にぼくの人生を変えたかもしれない今日にぼくの人生で一回きりの明日もだけど明日は明日で言うからああ今日は今日の言葉を残すんだ永遠に消えゆく幻の日へ最後 の最期に言うよ
ああ さよならと言うよ

ギターの感覚もどる
メロディ弾いてみる
ラララ 奏でながら
涙流しながらも
ぼくは歌を歌ってた
悲しみと喜びのまるで人生のような短い歌を
ぼくはああ歌ってた。

2007/11/25 (Sun)

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