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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1807] 存在〜 U
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


いちばんなのはここにあなたが元気な姿でいることが何よりなんだから
よけいなこと考えない方がいいのかな
悲しい想像なんかイメージしたってなんかさみしくなり切なくなるだけそんな場面なんか今すぐ想像するのなんかやめだ
悲しくなるから
これ以上悲しくなるのはイヤだもんな
ある日の僕はおかしかった命について
命のことなんか深く真剣に考えちゃったりして
おこがましいのにもほどがあるよな
僕なんかが考えていいことじゃないよね
経験したこともないくせに偉そうなこといえない
愛さえも僕にはないから

僕の存在の理由さえわからなくて
わからないままで
なんとかこの先も不思議がらずに
歩けたらいいのに
なぜか気になった
だけど何度考えても答なんかでやしないからその深すぎる疑問を放り出したんだ
自分から考え出したくせにずるくも逃げてしまった
今も時々考えてる
気付くとぼんやり考えてる
それは多分このまま生きてる理由もわからないままでこの世を去るのは忍びないと思ったからで
でも思ったからといって答がでてくるわけでもないけど
このままずっとずっとまだ長く続く目の前先が見えないほど長くはるかな道を歩いていったら見えんのかな
ずっとずっと生きてかないと見えないのかな
もしかしたら歩いてく途中で見いだすものなのかな
今は何もまだ知らなさすぎるから
これから学んでく
これから知ってく
そのつもりなんだよ
誰かを宛にばっかりしてないで自分でたまにはじゃなくすべてこればかりはこれからはゆずれない僕自身が選んで決めて行くことだから
そのために歩いて行く道でもあるのだから
ああ、母親からもらった命受けつぐ血潮は
今を生きるためそのための今なんだから
そのために今を生きる必要があり
それはずっとたどればずっと今まで生まれ生きてきたことや意味につながってる

2007/12/07 (Fri)

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