ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 北風ブルース

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[181] 北風ブルース
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


口笛を吹くように
ほんの一瞬で
幸せなんか終わっちまうのさ
気づきゃここがどこかもわからなくなってて
迷子の青春を歩いていた

時計の針が進むごとに私の命が削られていく
本当に美しいものは輝くのは一瞬で時が経てば
埃を被り汚れていく
だけれど
心は美しいまま
色んなこと例えば愛や痛みも知っていくよ

北風ブルース
何気ない一日の中に隠れてる美しさ
沈む夕日や昇る太陽も生きてるからこそ見ることのできる
小さな奇跡さ

だから
頑張っていこうよ
弱音や泣き言はいくら吐いてもいいその代わり
やるだけやってみようよ
やりもしないで無理だなんて言わずに
先ずは何事も挑戦さ

諦めるのはその後
吹き付ける風が冷たかろうと歩いていける
つよさと美しさが心強い味方だから
ゆっくりでも止まらずに歩いていこう。

2006/12/31 (Sun)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -