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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1810] 未来=?
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


押しては引いて押しては引いてくりかえす時の波
遠いようで近いような不思議な感覚で今感じてる

早いようなときもゆるやかに感じるときもあれど
だけどいつも同じスピードなんだ
過ぎ去ってゆく日々はもう二度と戻らないいうなれば永遠に逢うこともない永久の出逢い
はるかな時の中での一回きりのめぐり逢い
一度きりの出来事

すれ違う今日と明日
変わっていくもの変わらないもの
朝から夜へ夜から朝へと僕らの信じた真実は永久に変わらず守られ続ける
そして消えず残るのだろう
僕らのこの心の中に
見えない記憶として彫り込まれてるんだろう
何となくわかるのさ
歳を重ねていくほどに鮮やかになっていく
歳月を追いかけるほどにそれは確かなものになっていく
僕らの中で今ひとつだけ解りきっている真実さ

いくつもの日々を重ね
いくつもの笑顔を浮かべどれだけの涙を流したら
僕らを悲しませる出来事がなくなってくれる?
どれだけ待てば悲しい出来事が終わり次にある喜びにふれまた笑いあえるのか
いくつもの時を重ねて
いくつもの出逢いを果たし人と人とが言葉を交わす僕らがあの日出逢ったように
これは偶然なのか
それとも必然のものなのか
わからないけれど
わからないままで今まで歩いてきたけれど
それがはたして正しいことなのか間違っていたのかまたはいるのかさえはっきりとはわからない
ただこのまま歩いて行けば行き方は違っても誰もがたどるこの道を通り過ぎたなら見えることはわかってる
光か闇か
希望か絶望か
それは僕にとっての正しい道なのか誤った道なのかそれはしれない知ることなんかできない
だけど歩いていくよ
戻ろうとしても戻れないけど
だからこそ
君と歩いていきたい

間違いや過ちなどないんだということに気がついたときになるまでくりかえす問いかけ

2007/12/07 (Fri)

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