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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1850] 足跡A
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


空と大地が反転した世界が足跡だらけになって
やわらかい風船みたいな気球に乗って
草や緑やシャボンに包まれて 歩き出すよ 大きな足跡
生きてるんだって刻み込むのさ でっかいでっかい僕だけの足跡をつけてやる
この広い空に
この広い世界に
届くぐらいの足跡を
とどろくぐらいの歌にのせ
君のとこからからも見えるくらいのビックな足跡をつけよう
勝手気ままな気分屋の僕でも ラララ
明日まで行くのだけはやめはしない
だからこそ 歩き出すよ 今すぐ行くよ
君のとこへ 行くよ
また僕をふわり巻き上げる風に乗って
あながち大事な気持ち胸に秘め思いを運んでいくよ
君がいるとこまで

シャボンの出る
黄緑色の筒から
水滴こぼれて…
またシャボン液をつけてふくらむよ
夢もふくらむよ
君がたまに見せるやいてる顔みたくぷーっとふくらむよ
小さな小さな公園にて
小さな小さな自分ちの
これまたモダンで高級そうな夢にまでみた庭にて シャボンも夢もふくらましたよ
くだらない時間も
出来事(こと)も愛に変わる 君の笑顔と言葉にふれれば明日が今日に出逢えば
その瞬間に幸せ僕の心にこぼれでるみたいにしぼり出すみたいにとろけだして
思いと一緒に溶けてくよ ラララララララ。

2007/12/15 (Sat)

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