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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1861] 明日は見えるかA
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


だから
またくじけそうになったらあきらめないで進んで行けるさ
苦悩と見えない何かを描いていくことから逃げない
喉元すぎれば次の熱さ
忘れたもの
見失ったものいちいち数えたり根に持ったり思いを寄せてとどめたりとか
くだらないから
面倒で億劫でもどかしくなるだけだから
忘れることは忘れて
分からなくなったことは何か別の光で輝かせ代用すりゃいいのさ
何もそれだけしか輝かせられる光がないってわけじゃないから
次から次へと切ない思いやはかない思いむなしい気持ち押し殺してまでも行く事
それがすなわち僕が見いだした勇気の形
重ねて何度も
重ねていくつも
同じ言葉を大事なその言葉を問いかけて
忘れないように
自分に歩いてるときは無我夢中で周りも見えないから
書き直したり戻ったりなかったことにはできないから
ましてややり直すことなんて もう…
過ぎ去ったら もう…
前に進むしかもう…
残されてはいない
なるべく
いいように
なるべく
自分の思いが少しくらい散らかってて雑でもそれでいいやと
周りは汚さないからいいやと思ってるから…

心の中に熱い思い
こみ上げて
瞳の奥に映る夕映え
胸に焼き付けるように刻み込んだらまた問いかけるのさ
あの問いを何度でも繰り返し問い続けるのさ 自分に…
言い続けるのさ
訴え続けるのさ
満足する答が出るまで 見つかるまで
明日は見えるか…?
明日は見えるか…?
明日は見えるか…?
って問い続ける
そしてまた今日も答が出るのを一日も早くと待ち望みながら問い続けるんだ

明日は見えたか…?
明日は見えたか…?
明日は見えたか…?

って確かめるんだ
それで答が出てなくても涙流さない もう
それで答があっさり出て終わりになっちまうのもどうかと思うなんだかさみしいし張り合いがないし

2007/12/16 (Sun)

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