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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1883] えんぴつと消しゴムの歌B
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


それをわかったのならば 生きていこうよ
絶え間なく続きまた明日また明日とずっと運命だけが定めた決められている僕らは知らない知ることもできず許されないそんな曖昧なままのもどかしくわだかまりのある終わりがくるまで繰り返される日々を絶え間なく絶え間なくずっと続く明日という限りあるリアルな物語をこの自分だけの心にあるえんぴつで描いていこう 1日1日いつもいつでも描いていこう 明日も 楽しい明日を悲しい明日でも描いていこう
自分の頑張り次第でどうにでもなる今は苦しいならそうだきっと未来は明るいから
絶え間ない明日をまた巡りくる変わらない時のこのゆるやかなようで早いような不思議な流れにうまくのってうまくのれなくてもいいけど季節をはこぶ風と共に次の季節へと歩いてくだけ 行くんだ またまたまた繰り返される何度も何度でもずっとずっと繰り返す長く果てしない日々を旅する僕ら旅人のように次の行き先をやがてくる更なる未来を次なる場所を風にも訪ねずにそう自由っていうものも悲しいもので大変なものでそんな悲しき自由を背負い自分というものをどれだけ大きくさせられるかをいつもそれなりにただ過ぎていくままの日々を繰り返しても変わらずに終わりは楽になるためのものかわからないがただ苦しみからの解放のように君をいつかさらってくさらっていき つらい今日だったとしてもやがて終わる
昨日と何ひとつ変わらずにああ同じように日が暮れて
電線に列を成し群がるカラスが鳴き
窓に夕闇が迫る空が今日もただそこに見える
静かな町がさらに静かに音を声を息すら潜めていく
繰り返し 繰り返し
何度もいくつも幾多も繰り返してきたけどまだまだ死ぬにはほど遠く道はまだまだ続くらしいな
今日 明日 昨日
昨日と呼んでいた
今日も終わり
昨日からすれば
昨日から言えば今日は一歩先の未来で
こんがらがった思考回路が何もかも

2007/12/20 (Thu)

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