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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1884] えんぴつと消しゴムの歌C
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


忘れさせていく
また今日も明日のことを考えたり予定を決めたりもせずにまた明日に悩みも持ち越し迷いも拭えないまま今日のこと何ひとつ成し遂げたり満足できてもなくまとまってないまままた新しい明日に日に来てしまった
ずっとずっとその流れで不安も崩れた他人の他人が抱えたり持つはずの期待の残骸もすべて僕が抱えるはめになって僕が抱えるしかなくなくなったんだ

昨日から今日へ
今日から明日へ変わりゆく日々…日常
今日より明日は
明日がだめなら明後日こそはなんてつぶやいて結局身勝手に忘れてなにもできずに暮らしすぎた無駄に時を重ねすぎた無駄に年をとりすぎて

そして今に至る
そして今がある
そして今になった
あの日があったからあの日があったせいで
あの日がなくてもいい
いろんな思いでまたと来ない日々1日1日をできるだけ大切にそして違う過ごし方であきないように
今日を過ごしまた明日も今日とはまた違う思いで生きることだろう 未来もずっとこのままずっと
どこまでも彼方へ
気の遠くなるほどの道のりの先へ 奥へ
もっともっと先へ
いつか闇に落ちるその日までこの命ひとつを失うその時がくるまで 繰り返すだろう 仕方なく途中で終わらせる度胸もなく繰り返すというよりかは仕方なくただ自動的に繰り返されるというような悲しき哀れな日々を行く そんな未来で僕はいったいなにをつかみ得るのか
その答えはまだ闇の中だからまだ見えない見いだせてない
見いだせない未来を生きてみない限りわからない答なんだよ
そしてまた今日も明日の景色描いていくこの心の中で想像を写し取るように正確に確かに描いていく
間違えのないように想像したとおりの
頭の中で思い描いたとおりのそのままのまったく同じ素晴らしい未来を描くのさ描くのさ描いていくのさどこまでもずっと描くていくのさ悪口などもたまには言うけど。

2007/12/20 (Thu)

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